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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. サマーウォーズ 《ネタバレ》 「電脳コイル」のような話だと勝手に想像していました。そのせいもあって,なかなか面白く観ることができました。面白いなと感じたところ→親戚が集まるとけっこう「この人誰だったけかな」とかいうことが,子どもの頃あったんですが,そんなところがよく表現されていたと思う。よく,母親や叔父叔母に「ほら,○○のおじさんの子どもで,いま大学生で○○に行ってるんだってよ。」「あの,おばさんのむすこのお嫁さんで・・・」何てことを言われてた。そんなこと言われたってなかなかつながりが分からないんだけれども,一緒に過ごす間に仲良くなったり,嫌なやつだと思ったりってなことがあったなあ,と,いうことを感じさせてくれました。だから,この物語の中でそれぞれのキャラクタの背景とか,人物像なんて細かく伝える必要はないんじゃないかなと。観た人が感じたままに判断すればいいだけです。で,結局,例え血はつながっていなくても家族としての「つながり」が出てくるわけで,そういう人と人とのつながりっていうのはデジタルにしろアナログにしろ人の気持ちで変わってくるものなんだなあ,と感じさせてもらいました。[DVD(邦画)] 9点(2010-08-07 19:46:06) 2. THE JUON/呪怨 《ネタバレ》 オリジナルより分かりやすく作ってあるのだろうけど、警備員の人はやはりトイレに引きずり込んでほしかった。遠く(距離的にも心理的にも)の現象をさらっと見せて背中がゾクゾクするのがいい所なのだから。後ろから「ワッ」と驚かす怖がらせ方じゃない物をどう理解してもらうかという意味においては成功していると思う。例の家の2階の部屋の天井が屋根になっている(斜めにしてあって屋根裏がない状態になっている)のがとても気になった[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-19 19:44:59) 3. ザ・リング なかなかどうして、このリメイクの上手いと思う。サマラ(貞子)の設定を苦労したことだと思う。日本版のままでは西洋人には分かりにくいし、どうしてもその話で冗長になってしまう。また、サマラを殺さなくてはならない理由がはっきりしている。馬を育てる牧場主で馬が死んでしまうのではどうしようもない。恐怖を感じて死ぬだけでないことがちらっと移る「死に顔」からも分かりやすい。明らかに何か見えない力によって「呪い殺している」ことが分かる。世界中に「呪い」と言うのはあると思うが東洋的な「呪い」を上手く表現している。脳波計(?)の部品が口からつるつる出てくるところは不覚にも笑ってしまった。サマラのカルテの中に日本語(漢字)で書かれた物がちらっと見えたのもその雰囲気を醸し出している。ノアの活躍が小さいが、私はあれで良いと思う。事件を追いその真相を知るのは結局、ひとりだからだ。8点(2004-11-05 20:52:57)(良:1票) 4. 座頭市(2003) 面白い。が、しかし、この面白さは監督のおかげではない。「座頭市」の原作の面白さと勝が以前の映画で作り上げた面白さではと思ってしまうところもある。 ありきたりかもしれなが、タップの(祭りの)シーンは悪党を切っていくシーンと交互に編集したら最後の間延びした感じが無くなるのではと思う。が、どうかな。7点(2004-09-23 02:01:54)
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