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1. さよならドビュッシー
ううむ。このたらーっとして、しらーっとした演出はどうかならんのか。それに話が面白くない。退屈きわまる一本だった。[DVD(邦画)] 3点(2013-11-20 04:41:05)
2. ザ・マジックアワー
三谷作品は結局、「ラヂオの時間」が最高傑作だったようだ、少なくともこれまでところは。しかし、だんだん悪くなってきた。ますますお金がかかっていそうなのに、まるで反比例して......。この人の作は、映画というより、本質的にお芝居だ。著名な芝居演出家の撮る映画は、なぜかよくないことが多い。 それにくわえて、おそらくこの作家には、プロットの面白さだけがあって、なにかこれを世に問いたいというような、主張性がないのだ。この映画のつまらなさも、要はそこにあるのだ。[DVD(邦画)] 3点(2009-03-15 03:20:01)(良:1票)
3. THE 有頂天ホテル
三谷もののわざとらしい無理矢理の展開は、それでも『ラヂオの時間』では一本筋が通っていて楽しめたが、これはいくらホテル形式とはいえ、ただ散漫でやたら長いだけに終始して、わざとらしさだけが浮き上がってしまった。熱烈な三谷ファンは別としても、みなさん、この際はっきりとこれは失敗作だと正直に言ったほうがいい。たしかに個性的な俳優たちやタレントたちが、ひっきりなしに次々と登場するが、なんのことはない、これでは彼らが芸を見せあう学芸会でしかない。ひょっとすると、「有頂天」なのは演出家自身なのではなかったか。[DVD(邦画)] 2点(2007-02-13 14:16:54)
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