|
1. ザ・マジックアワー
《ネタバレ》 アンジャッシュ的なズレネタがナイス。「カ~ット!って言っていいのはこの人だけなんだよ!!!」等等、いちいち面白い。 真面目に書けば、このような映画はドタバタが度を過ぎて滑稽で下らない作品に仕上がりがちだと思うのだけど、調子良いテンポで収まっている。常に昭和初期のイメージを作り込み、情景もまた良い。人間関係のブラシュアップも短時間の映画に収めている。不必要なキャラがいないのも好感。ベラ富樫は誰なんだろうと始めから探っていたら、あんただったの?と。まぁまぁ期待を裏切らなかった。深津絵里は美白な肌でいい女っすねぇ。ちょい出のキャストがメジャー級なのがまたナイス。サボテンブラザーズを思い出しましたねぇ。あの映画も映画の映画って感じでした。知ってる???[DVD(邦画)] 6点(2011-11-02 11:30:46)
2. THE LAST MESSAGE 海猿
《ネタバレ》 1500億か?数人の人命救助か?の是非を問う事がちょっとねー。結構ガッカリ。それ以上感情移入出来なかった。むしろ、レガリア延命は限りなく不可能に近いが微妙。しかしレガリアを沈めないともっと大惨事で大損失で環境破壊になる。ファイナルアンサーは刻一刻と迫る。というギリギリの選択肢で奮闘してもらいたかった。1500億を守るか?更なる大惨事・大損失を防ぐか? これなら、国家も悩ましいだろう。①可能性を一生懸命計算するレガリア設計部隊。②損失のシナリオを何度と再計算する国家。③刻一刻と変わる現場の実況。④テクニカルな挑戦をする海上保安庁の他人丼なんて素敵じゃなぁい??? そうなると、主人公の『沈めましょう』の決断がどーん!!って感じで重い一言になって気持ちよいんだけどな。[映画館(邦画)] 5点(2010-11-16 18:27:14)
|