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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123
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21.  獣兵衛忍風帖 川尻善昭監督の、まだアダルト・アニメの雰囲気を残しているハードボイルド時代劇アニメーション。これもまた独特な世界観を持った作品の様な気がしますが、基本的には特殊能力を持つ者同士の戦闘で物語を進めていく。敵の特殊能力はどこかで見た様な感じなので、そこに新しさは無いし、エロ・シーンも結構あるので万人向けの作品でもないでしょう。毒見番くノ一として毒に慣らされ、自らが生きた毒となり、キスしただけで相手を死に至らしめる文字通りの毒婦・陽炎は魅力的でしたが、周りのキャラに対して、肝心の獣兵衛に魅力が足りないのが大きな欠点です、5点献上。5点(2005-03-04 00:05:27)

22.  ZIPANG 林海象作品はこれしか観てませんが、雨宮慶太がストーリーボードを描いてる所為なのか、この映画もお馴染みの東映戦隊ヒーロー物のノリ。地獄極楽丸と鉄砲お百合(安田成美が良い!)という魅力的なキャラクターを創造していながら、話の本筋を彼らに関係の無い異空間の恋物語にしてしまったのも残念。チャンバラも本作の高嶋政宏に比べれば、まだ「あずみ」の上戸彩の方が様になってます。そして、全身金粉にまみれながらも、唯一人シリアスに演技する平幹二朗が哀れを誘います…。こんななら雨宮慶太がメガホンを取った方がずっと良かったと思います、3点献上。3点(2005-02-26 00:07:59)

23.  白い船(2002) 教室の窓から見える「白い船」と、その小学校の児童達の交流を爽やかに描いた実話の映画化。そして、文部科学省を挙げて全面バックアップされた島根県平田市のご当地映画。悪い映画ではないし、実話だと言われればそれまでなんですけど、私にはどうしても一つ引っかかることがある。それは、海が生活圏である漁港の町の小学生が、沖合を通る正体不明の物体に興味を持ったとしても、それが唯のフェリーだと判明した後、なぜ見慣れてる筈の「船」に異常に執着したのかということ。この説明がなされていないので、私はクライマックスにも今一つ感動できませんでした。映画としては子供神楽や漁港の様子、山の斜面に家々の建つ町並み等、他のご当地映画と比べ、生活描写は優れていたと思います、5点献上。5点(2005-01-19 00:16:36)

24.  純愛譜 《ネタバレ》 これまた全く面白くない日韓合作映画。悶々とした毎日を過ごす韓国のだらしない地方公務員(しかし、ここは韓国映画らしく金は持ってるらしい設定)と、だらけた毎日を送る日本のプー太郎女子の日常を、ダラダラと描いていく一種の青春映画(決して恋愛映画ではない)。この二人に感情移入できる人間等まずいないでしょう。そーゆー意味で二人はお似合いだし、出会うべくして出会ったのかもしれない。ラストで「これから私たちの物語が始まる」みたいなナレーションで締め括られますけど、始まった途端にお互いを軽蔑して終わってしまう様な気もします、3点献上。3点(2004-12-28 01:36:34)(良:1票)

25.  白い犬とワルツを(2002) もう見事に想像通りの、企画先行型の典型的なダメ邦画。最近徐々に活気を取り戻しつつある邦画界に於いて、こういう大味でつまらない、旧態依然とした作品が足を引っ張ってしまうということを、どうして未だに理解しようとしないの? 特に東映、お前だよ、お前。同じメジャーでも他社はそれなりに頑張ってるのに、いつまで同じことを繰り返せば気が済むの? 本作にしたって、役者も良いし、魅力的なキャラクターも揃ってるのに(わざわざ在日まで登場させた意図はどこにある?)、映画作り自体がてんでダメ。もうさ、お宅は子供向けアニメとVシネマだけ作ってなさい、3点献上。3点(2004-12-18 02:43:46)

26.  下妻物語 「アメリ」の映画文法を見事にアダプテーションし、猿真似ではない日本ならではの、そして「今」だからこその第一級青春エンターテインメントに仕上げた傑作。本作で特筆すべきは、邦画にあるまじき徹底したリアル感。奇天烈な登場人物、単純なストーリー、過剰なファンタジー演出が空疎に見えないのは、そのドラマが我々の住む実在の空間で進行するからに他ならない(架空の町でも、架空のスーパーでも、架空のブランドでも、どれか一つが登場した途端にこの物語は陳腐になってしまう)。アンチお友達主義のテーマを孕んだ真の友情物語も素晴らしい。ダサいと感じるのは他人の目を気にしてるから。他人の目を気にしない人間は、それだけで充分イケてるのです。個人的に、これは2004年度のNo.1候補です、8点献上。8点(2004-12-02 00:35:27)(良:1票)

27.  昭和歌謡大全集 「昭和歌謡大全集」(原作未読)という題名でも、描かれてる内容は、昭和からは遠く離れた平成の今現在。しかし今の時代を作り上げたのが昭和だとすれば、かなり相応しいタイトルなのかもしれない。無意味に生を消費するイマドキの若者と、薄っぺらな人生を謳歌する今時のおばさんは、互いが時代を代表する記号でしかなく、その争いは文字通り空虚。その先にあるものは、確かに滅亡しかないでしょう。話自体が面白いのでそこそこ面白くは観れましたけど、それにしたってこの中身で、何で篠原哲雄なのかが全く解らない(それに、おばさん達も綺麗過ぎるよ)。三池崇史か石井聰亙、若しくは黒沢清が監督してれば、ひょっとして大傑作になったかもと思うと残念でなりません(この人選じゃ少しカルト寄り過ぎる?)、6点献上。6点(2004-11-12 00:55:07)

28.  シベリア超特急3 ≪コンプリート・シベリアン・エクスプレスPart 3≫ これは余り面白くなかったなぁ。これじゃテレビのサスペンス・ドラマと全く変わりないじゃん。製作規模は更に拡大したようですけど、もうそんなことには驚かない。閣下も影が薄過ぎ。前作の「やめたぁ~」みたいな殺人的爆笑シーンも無い。確かに映画としての出来は一番良いですけど、誰も「シベ超」にそんなものを求めてないんじゃないですか? 「シベ超」を極めるのではなく本格ミステリーを目指すなら、中途半端にしないで、推理作家と脚本家を総動員して「オリエント急行殺人事件」並の作品に仕上げて欲しいです、3点献上。3点(2004-11-12 00:52:15)

29.  シベリア超特急2 ≪コンプリート・シベリアン・エクスプレスPart 2≫ 何と、普通に面白かった。いや、きっと普通に観せられた場合は、憤慨しないにしても退屈だったとは思いますが、「シベ超」だと思って観ればとても楽しい作品だと思う。冒頭、新幹線のカットから入る予想を裏切る展開にまずビックリ。前作からはとても考えられないオールスター・キャストにビックリ(SKD時代を思わせる草笛光子の役と脚線美にもビックリ。寺島しのぶに至っては、これが銀幕デヴュー作)。あの「シベリア超特急」の続編だというのに、よくこれだけ製作規模が拡大したと思う。これは快挙です。そしてこのオールスターの中に於いても、「やめたぁ~」のたった一言で、全てをさらってしまうマイク水野は半端じゃなく凄い。映画への愛も充分感じられました、6点献上。6点(2004-11-12 00:51:55)(笑:1票) (良:1票)

30.  シベリア超特急 ≪コンプリート・シベリアン・エクスプレスPart 1≫ 興行されてはいますが、これは商業映画ではなく、完全な自主映画。その時点で「北京原人」や話題沸騰の「デビルマン」等とは根本的に違う。しかも、これをここまで駄作たらしめてるのは、全て「映画」を作ろうとする熱意。同じ自主映画でも、未だにヌーベル・バーグを気取った「ビデオ映画」を撮ってる馬鹿者共に比べれば、遥かに素晴らしいことです。この映画が(↓)こんなに愛される理由も、ここにあるのだと思います。ところで私が観たのは、本編が「劇中劇中劇(?)」となるバージョン。驚きよりも脱力感を醸し出す二重のどんでん返しには、あきれるよりも、何か嬉しくなっちゃいました。戦争とは全然関係の無い、個人的日常会話で締められたのも良かったです、5点献上。5点(2004-11-12 00:51:35)(笑:1票) (良:2票)

31.  白い手 椎名誠が自らの少年時代を綴った同名小説の映画化。小学五年生の腕白少年を主人公に、転校してきた裕福な家庭の子との友情、性的好奇心、淡く幼い恋心等、懐かしい情景を描いていく、昭和30年の幕張を舞台にした日本版「スタンド・バイ・ミー」。タイトルは、外出できない病弱な少女がいつも自室の窓から手だけを覗かせていることからきている(決してホラー映画ではありません。しかし、ちょっとベタ過ぎる設定…)。ま、ノスタルジックな佳作以上の作品ではありませんが、本作の白眉は主人公の母親役の桜田淳子。こんなに演技が巧い人だったとは驚きです、5点献上。5点(2004-10-17 20:36:10)

32.  書を捨てよ町へ出よう アイタタタ…、痛すぎるよ、ダサすぎるよ。反体制と前衛とアートを気取ってカッコつけてるけど、ここには体制批判も自己批判も美意識も無いじゃない。これはアンタの即物的な欲と羨望(とやっつけ仕事)そのものじゃないの。映画という媒体の否定に映画を使うこと自体は許すよ。でもアンタ、否定しておきながらこの後、何本も映画撮ってるじゃない。自己矛盾は感じなかったの? 負け惜しみの様な理屈っぽいボソボソしたボヤキばかりじゃ、カッコ悪すぎて、恥ずかしすぎて、とても観てらんないよ。このタイトルはそっくりそのまま、のしを付けてお返ししますよ、寺山修司さん。書を捨てて、少しは町へ出といた方が良かったんじゃないの、今更遅いけどさ…。自ら存在を否定する様な作品には、文字通り存在価値などある筈も無い。0点(2004-09-24 16:10:20)(良:1票)

33.  死国 ちょっと極端に評価が低すぎませんか? 決して褒められた作品じゃないですけど、(特に邦画には)もっと酷い映画だって沢山あるし、そこまでコキ下ろすほど悪くはないと思いました。それに、黄泉がえった悲劇の鯖折り美少女・栗山千明を発掘した功績は偉大(さすが角川)。問題は演出にあると思う。主役三人の人物造形や正義のお遍路さん(?)の扱いが中途半端。また、四国全土が舞台となる空間的広がりのある題材なのに、映画が非常にこぢんまりしてしまってる(しかも何か貧乏臭いんですよね)。ということで本作に最も相応しい点数、【ひかりごけ】さん提唱の死点献上。4点(2004-09-21 00:09:01)

34.   鬱屈した精神を痴漢行為でしか開放できない童貞男を主人公に、80年代以前の若者像を描く青春映画。記憶を辿れば前年の「十九歳の地図」と印象が近いかも。理由無き怒りの矛先として新聞の配達先を勝手に断罪、嫌がらせをする「十九歳~」の主人公に対し、心に抱えてるものが怒りなのか、焦りなのか、恐怖なのかは解りませんが、純は通勤途中に出会う女達を勝手に断罪、痴漢します。それはともかく、本作を有名にしたのは作品のテーマや出来ではなく、現在では立ち入り禁止らしい長崎県端島(軍艦島)ロケとリアルな痴漢シーン(と海外映画祭への出品)。確かに軍艦島のインパクトは鮮明に憶えてますし、タイプの違う様々な女が痴漢される様は、結構そそられるものがありましたっけ…。という訳で、5点献上。5点(2004-09-21 00:07:34)

35.  呪怨2 (2003) 前作も大して効果を発揮してないと思った時系列バラバラの構成が、今作に至っては完全に失敗してると思う。そして監督はお笑いギリギリの恐怖を目指したって言ってますけど、メイク室での伽椰子の登場シーンなんか完全にお笑いですよ(「リング0/バースデイ」の貞子の覚醒シーンぐらい笑ってしまった。これはもう完全に暗黒舞踏のパロディ)。こーゆー映画に求めたいのは心霊写真を見た時に走る様な背筋の悪寒。誰しもが記憶にある「何か」の気配や、「ある筈の無いモノが在る」ことに対する恐怖。それは白塗り血糊べったりの人が目を剥く画では表現できません、4点献上。4点(2004-08-16 13:36:41)

36.  呪怨 (2003) 確かに伽椰子は怨霊と言うよりはジェイソンやフレディに近いですけど、日本的怨霊をそーゆー風に扱うってのは斬新だと思ったし、だからこそ劇中での無差別大量殺戮が可能にもなる。しかし大量であるが故に、後半に行くに従い慣れてくるのも確か。折角の映画化なんだから、殺し方にももっとバラエティを出して貰わないと飽きてくる。どんでん返しや特別な秘密も無いのに、時系列をバラバラにする構成の意味も不明。期待したよりは怖くなかったってのが本音ですけど、予想した程つまらなくもなかった。ただ、「リング」が映画界に与えた影響って半端じゃなく大きかったんだなぁ、ということも再認識させられました。それにしても予告編を見る限りだと「THE JUON」は例によって、これのまんまリメイクっぽいなぁ…、5点献上。5点(2004-08-16 13:36:24)

37.  精霊流し ほとんど腐敗が進行していると思われる古臭い題材を扱いながら、そこに一切の新機軸を加えることなく散漫な映画にまとめた安いドラマ。本来ならこの物語は、恋愛感情にも重なる母への思慕を持つ二人の男が、「母」と「恋人」という二人の女を巡って苦悩し、やがて親離れしていく(大人になっていく)話だと思う。そこで重要になる筈の酒井美紀の役がこれじゃ、彼女はストーリー上いてもいなくてもいいじゃん。だから彼らが唯のマザコン男にしか見えない(しかも、一人でも鬱陶しいマザコン男が二人はキツイ)。唯一、変に被爆を物語に絡めなかったのだけは評価できる、4点献上。4点(2004-08-16 13:35:51)

38.  地獄(1960) ≪地獄の地獄シリーズ第四弾≫ 場末のホステスの様な人達の緩んだセミ・ヌードをバックにした、力の入り過ぎた行書体のオープニング・クレジットから観る者を威圧してくる(そのBGMがまた凄い)。映画の中身は不条理、この一言に尽きる。開始一時間で登場人物全員が憤死、現世に於いてさして悪行を重ねていなかった様に見える人まで含めて、その全員が地獄に堕ちる(これじゃあ死んだら誰でも地獄行きだゾ)。そして地獄に堕ちた天知茂には、地獄の様な現世と同じ現世の様な地獄が繰り返される地獄が待っている(正に生きるも地獄、死ぬも地獄。それにしても他の刑はショボい映像しかないのに、皮剥の刑だけ何で特殊メイクなんだろ?)。あんまり面白い映画とは言えないですけど、何とも評価しにくいので5点献上。5点(2004-07-03 22:42:20)

39.  修羅雪姫 怨み恋歌 前作とは打って変わって壮絶さよりも、何故か怪しさの爆発した仕上がりに…(よりマンガ的になった?)。明治末期のカオス的雰囲気に加え、とにかく出てくる人物が怪しい人(特に洋館がハマり過ぎる岸田森! 彼に比べれば修羅雪など普通の人です)ばかりで、まるで江戸川乱歩の世界の様になってます。血飛沫をケチった(?)のも少し寂しかったし、また、前作では余り気になりませんでしたが、大人数を相手にする大立ち回りが何度も出てくるので、梶芽衣子の腰の座ってない殺陣も少し気になりました。全体としてパワー・ダウンしてしまった感は否めません。という訳で5点献上。5点(2004-05-14 22:39:55)

40.  人狼 JIN-ROH 押井ワールド大全開の地味~なアニメ。流石に世界観の作り込みだけは完璧ですが(一部背景画に手抜きも見られましたケド)、話はいつも通り難解。複雑でも観念的でもない物語が難解なのは、偏に設定の説明不足の所為。自分の世界を熟知してる奴(若しくは理解できないものを高尚だと感じる単純な人間)しか相手にしないというのは、製作者の傲慢です。しかしまぁ、それを差し引いても本作は「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」なんかより遥かに面白かったです。「赤ずきん」をモチーフに捕食者と獲物の非情な関係を描いた本作は、正にハードボイルドでした、6点献上。6点(2004-05-05 00:09:32)(良:1票)

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