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プロフィール
コメント数 1252
性別 男性
自己紹介 【名前】「くるきまき」(Kurkimäki)を10年近く使いましたが変な名前だったので捨てました。
【文章】感想文を書いています。できる限り作り手の意図をくみ取ろうとしています。また、わざわざ見るからにはなるべく面白がろうとしています。
【点数】基本的に個人的な好き嫌いで付けています。
5点が標準点で、悪くないが特にいいとも思わない、または可も不可もあって相殺しているもの、素人目にも出来がよくないがいいところのある映画の最高点、嫌悪する映画の最高点と、感情問題としては0だが外見的に角が立たないよう標準点にしたものです。6点以上は好意的、4点以下は否定的です。
また0点は、特に事情があって採点放棄したもの、あるいは憎しみや怒りなどで効用が0以下になっているものです。

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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81.  魚介類 山岡マイコ 《ネタバレ》 2011年といえば、震災で多くの人命が失われた上に原発災害の恐怖に苛まれた年だったと記憶しているが、そういう時期にこういうふざけた映画を公開するのは不謹慎というしかない。ただし人というのは常に娯楽を求めるものであるから自粛していればいいともいえない。 映画の冒頭では、ナレーションと背景音だけで延々と聞かせる部分が長いので早く始めろと言いたくなるが、ここではあれだけの惨事をもう忘れかけたような世間への皮肉を語っていたようでもあり、また巨大生物の足音のようなものが響くのを聞けば、これはもしかすると「ゴジラ」(1954)で鳴らされた警鐘をここで再現してみせるつもりかとも思わされる。続く場面でも、主人公の「魚介類」がいつか哺乳類になりそうな台詞があり、「海棲爬虫類から陸上獣類に進化しようとする中間型の生物」のような正体が明らかにされるのかと期待させられた。 しかし結局その期待が実現したようでもなく終わってしまった。だから何だというのか。わかろうとする気にならない。 ほか全体的には、女子高生の格好をした出世魚という発想自体は悪くないので、もっと普通に面白くすればよかっただろうが何を面白がればいいのか全くわからない。役者連中のフリとかセリフとか顔つきが極端で、舞台劇を接写しているようなのが度を越して不快である。 これで一応はコメディらしいが、こういうことを言えば笑うはずだ、という共通認識が存在した昔の(田舎の)狭い社会でしか通用しないギャグのようなものを並べ立てても白々しいばかりである。だいたい「ゲゾラ」というのは一体何のことだ…個人的には知らなくはないが世間の常識とは全く思えないことを得意気にひけらかすオヤジ感覚は恥ずかしい。かろうじて椅子を食うというのは面白くもなくもなかったが、こういう陳腐な民族描写もそのうちヘイトと糾弾されるようになるのではないか。 ちなみにエンディングテーマの歌唱は心を打つものがあったが映画の中身とは関係ない。 キャストに関して、魚役(第1形態)の佐武宇綺という人は、少し前に「Re:Play-Girls リプレイガールズ」(2010)でわりとマシな役をやっていたのを見たが、今回さらにマシな役だったかどうかは何ともいえない。実質主演の高見こころという人も、これまで何度か見たことがあって次第に好きになって来た。今も多方面で活躍中らしいがもっと目立ってもらいたい。[DVD(邦画)] 2点(2020-07-18 08:58:26)《改行有》

82.  死者の学園祭 《ネタバレ》 原作は読んでいない。ミステリー・青春・学園物といった想定で見たが結果的には残念な映画だったようで、題名だけでも結構イメージが広がる割には名前負けしている。公開時には「仮面学園」(主演・藤原竜也)という映画と同時上映だったとのことで、全体サイズの制約はあったかも知れないがそれで大目に見る気にもならない。 まず若い役者が多いのはいいとして、最初から素人が出ていたりするのはいかにも安手のドラマである。また特に気になったのは各場面の間がつながらず、必要なピースが抜けたように見える箇所があることで、そのため登場人物の考えや思いの変化が伝わらずに意味不明なところも多い。劇中劇には少し期待していたが、主演2人がいなくなった間をコントでつなぐとか、主人公の個人的発言を台詞めかして言っていたのはその場の観客には支離滅裂でしかなく、これで最後までやり通したといえるのか大変疑問である。たとえアドリブでも演劇として筋が通った内容になっていれば感動的だったろうが、そこまで作り込もうとしたわけでもないらしい。その一方でラストの場面の印象が妙に強く、要はこれを見せたかったわけかと呆れた。 キャストに関しては、制服姿の主人公は清楚で可愛らしいと思ったが、特に自転車の場面など色気づいたところが丸出しでかえって引いた。またなぜか原作者でもない作家が出ており、確かに昔は役者をしたことがあると聞いたがこれを見る限り場違いでしかない。というかこの顔を見て笑えということか。劇中のほとんどの人物や事物が嫌悪を催す方へ作用している。 ちなみに柳田真弓役の坂本三佳という人は嫌いでないので今後の活躍を期待する。[DVD(邦画)] 2点(2018-11-13 22:29:05)《改行有》

83.  新スパイガール大作戦 惑星グリーゼの反乱 《ネタバレ》 公式サイトによると、2011年4月に撮影の予定だったが震災の影響で6月に延期され、公開はさらに遅れて翌2012年の夏になったとのことである。「新スパイガール大作戦」のシリーズはこの映画で6作目とのことで前回からの出演者もおり、うち神楽坂恵という人は前作(2008年)の公式サイトでは「グラビアアイドルから女優転換を目指す」と紹介されていたが、前作からここまでの間に転換が実現したらしく、この映画では少し大物の役になっている。 ところで題名の惑星「グリーゼ」は、現地語で何か意味があるのかも知れないが、地球人にとっては地球の著名な天文学者ヴィルヘルム・グリーゼ(1915~1993)の名前の印象が強い。この学者は太陽系に近い恒星のリスト(グリーゼ近傍恒星カタログ)を作成した人で、「グリーゼ581」といった恒星の呼び名に頻繁に使われるので、個別の惑星の名前に使うということは本来考えられない。しかし日本国内では以前に「電磁波怪人 メシエ星雲人」(帰ってきたウルトラマン、1972年)のようなネーミング例もあり、この程度の非常識さは容認されていると考えられる。 劇中の惑星は地球から約20光年離れているとのことで、この惑星が属する星系の主星にもグリーゼのカタログ番号が付いている可能性がある(例:前記のグリーゼ581は約20光年、周囲に「グリーゼ581c」など複数の惑星が発見されている)。映画全体としては荒唐無稽な話だが、微妙に現代科学の知見を取り入れた内容のように見えなくもない。 また劇中ではなぜか2011年3月10日という日付が特定されているが、これがどういう意味なのかは結局最後までわからなかった。現実世界でこの日付の直後に起こった世界最大級の原発事故と、この映画に出る宇宙人が血液を欲していたことを考え合わせると、昭和特撮ファンとしては「ウルトラセブン」(1967~1968)の第11話と13話の間に放映された回(※現在欠番)との関係性を想定してしまう。しかし本当にそういう意図のもとで映画を作ると非常に不謹慎な内容になっただろうと想像されるので、この完成品のように多少気の抜けた内容でも制作中止になるよりはましだったと思われる。ちなみに題名の「反乱」の意味も不明だった。 ほか全体的には宇宙人の侵略物になっているが、超低予算らしくほとんど一つの建物内だけで撮影されたようである。笑えるところもなくはないが75分という時間に対しての密度は低く、またなぜか端役の一人ひとりに焦点を当てる場面が用意されていたりして冗長になっている。スパイガール3人は一応キャラ立ちしているが、個人的には「清純派グラビアアイドル」(映画公式サイトでの紹介)の中村静香という人がかわいいのを見ていれば満足であり、バストの大きさを強調しないのは抑制が利いていて好感が持たれる。 もしこれを見ようとする人がいれば(いないだろうが)、それぞれ何とか自分なりの楽しみ方を探すようお勧めしたい。こんな中身のない映画をネタにして長文を書く自分はえらい。[DVD(邦画)] 2点(2016-11-24 22:22:28)《改行有》

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