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プロフィール |
コメント数 |
210 |
性別 |
男性 |
年齢 |
62歳 |
自己紹介 |
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1. 12人の優しい日本人
喫茶店の出前の突飛な注文品、途中で鳴る携帯電話、鼻血、発言時の帽子、上着のボタン付けなど、本筋の展開に関係ない余計なギャグが前半にやや多いのが難点に感じた。せっかく、陪審制度が日本にあったら、という秀逸な設定を着想したのだから、事件に関係した議論だけでもっとスピーディに進めていくほうが良かったと思う。もうひとつ難をいえば、日本語(特に共通語)での大声の出し合いがどうも苦手。もう少し、耳障りでない、それこそ優しい声で議論が進み、笑いを取って欲しかった。仮に脚本が井上ひさしだったら、興奮してくると方言丸出しの議論になり、もっと潤いのある怒鳴り合いがみられたのになどとおせっかいな想像がはたらく私は不幸者かもしれない。ただ、ピアノのBGMの挿入は絶妙だった。
6点(2004-04-23 14:06:01)《改行有》
2. ジョゼと虎と魚たち(2003)
どうも、某準国営放送の朝のドラマをよくみてしまっているわたしとしては、そこに出ている女優の絡みのシーンというのはかなり違和感を感じてしまいます。まあ、池脇千鶴ちゃんは「ほんまもん」はかなり昔の話ですし、濡れ場もできる女優になったのね、というか、いや、むしろ、結構脱皮をはかっているなー、意外に女優根性あるじゃん、あっぱれあっぱれということで許せるといたしましょう。しかし、「てるてる家族」の秋子はいけません。これは所属事務所か、監督がストップすべきものであったでしょう。この映画を観る人と、某準国営放送の朝ドラの視聴者は被らないというマーケッティングの仮説は絶対間違っています。しかしながら、それはそれとして、この作品は映画としては結構よかったのではないかと思っています。この監督、往年の向田メシ食いドラマにずいぶん影響をうけてますな。だってちゃぶ台に、だしまき玉子に、アジの干物に、筑前煮に、鮭の切り身ですもん。この辺が中年のドラマ・映画好きとしてはツボでありました。7点(2004-02-23 22:32:07)
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