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コメント数 225
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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  忍ぶ川 《ネタバレ》 これは珍品。単純な恋愛物、それもハッピーエンドのラブストーリーなのだが、作品全体を覆い尽くす不穏なムードはレベッカあたりの心理サスペンスのようだ。精神的に壊れた小姑のいる旧家に嫁ぐ栗原。普通ならどえらい事が起きるはずのプロットなのに、小姑はよくいるアスペというくらいのもので結局何も起こらない。では見所はどこか。まず画面構成が素晴らしい。日常風景の中の幾何学的オブジェ(階段や橋のトラスや障子の桟など)を上手く画面に活かすその美意識に感服した。そしてそれらの素晴らしい背景画にはめ込まれ、テクスチャマッピングみたいな異様な顔の加藤剛と、これまた人間離れしたハイパーブリッ子演技の栗原小巻。このプラスチッキーな二人のラブラブな様を見ているだけで、人様の悪夢の中に迷い込んだような居心地の悪さと不条理感を味わえる。主役なので当たり前とはいえ、両人ともこの世のものとは思えない浮きっぷりで、画面からせり出すような顔の圧迫感が凄い。物語はそんなカップルがラストは初夜の貫通式を無事迎えられてめでたしめでたしという脳天気な話で、恐ろしげなムードは一体何だったの?と肩すかしを食らわせられる。これが却って意外性があって良いのだから映画って不思議だ。但し残念なことにクライマックスの濡れ場があまりいただけない。栗原が浴衣を脱ぐプロセスで、裸のバックショットを狙える場面があるのに手慣れたストリッパーのようにサッと隠してしまい、尻とか一切見えない。乳首がチラチラ見えるのは結構なのだが、終始布団に入っていて体全体のボリューム(特に下半身)が分かるカットがひとつも無い。愛撫に対する反応もごく控えめでまるで不感症のように見える。ウブな女ということを表現したのだと思われる硬い演技の結果、全く欲情をそそられない。これでは加藤剛も内心あてがはずれたのではないか。清楚系女子は性行為中狂気を感じるくらい豹変してこそ、その清純さが価値を持つのだ![地上波(邦画)] 7点(2017-11-23 15:49:17)

2.  女中ッ子 《ネタバレ》 東京人のよそよそしさがそれなりに表現されているのに対し、それと好対照であるべきリラックスした秋田人のノリが表現されていないことに驚く。おそらく監督は田舎というものを何も理解せずに作っているのだろう。まるで書き割りのような地域性のない秋田。初の実家の面々は硬い台詞と演技で全く心の繋がりが感じられない。既によそ者と化した初が吹かす東京風のせいか?とでも考えたくなるような白々しさ。なまはげもまるで観光用のそれだし、子供たちの反応の薄さも不自然だ。これでは勝美が秋田まで行った意味が無い。実際あの経験を通して彼が成長したようには思えないので意図的なものなのだろうか。 しかし左幸子の動きのキレの良さには快感がある。時代が時代ならカンフーもののヒロインになっていたのではないだろうか。[インターネット(邦画)] 4点(2022-06-12 13:56:09)《改行有》

3.  新幹線大爆破(1975) 《ネタバレ》 宇津井健ら捜査側からの視点は名作“ジャガー・ノート”高倉健ら犯人側からの視点はセルジオ・レオーネのこれまた超名作“夕日のギャングたち”といった趣の作品ですね。特に回想シーンでの音楽の使い方は“夕日の~”のパクりでしょう。しかし本作全体を覆う‘安~い’感じは当方の我慢の限度を超えていてまるでテレビ版“ワイルド7”でも観ているようだ。豪華キャストがみんなおそろしく大根に見えてしまうのは演出がいいかげんだからなのだろうか。変な客が色々乗り込んでいるのにちっともサスペンスを盛り上げることに貢献していないし、喫茶店が重要アイテムとともにタイミング良く焼けるのはご都合主義と言われても仕方あるまい。そのようなことを許容する世界観ならばそれこそワイルド7なみにぶっとんだクライマックスを期待してしまうじゃないですか。こんなチープなノリで「最後は渋めにまとめてみました」なんて許されると思っているのか!犯人側に移入できるように作ってある等、一部とはいえ政治的に正しいことが救いと言えるでしょうか。[DVD(字幕)] 4点(2005-05-20 14:08:00)(笑:1票)

4.  シン・ゴジラ まるで実写によるリミテッド・アニメ。写真で作った絵コンテを静止画のままで見ているようだ。ドラマも俳優の演技も不在の本作はどう考えてもプロの作ったそれじゃない。なんでも映画の文法に沿ってりゃいいというものではないし、常識からの逸脱はアートの必須条件だ。しかしこの映画の逸脱は、創造的行為というより庵野氏の力(物語を作る能力及び俳優やスタッフとのコミュニケーション能力)の無さから導かれた様式、と感じられてしまうのがなんとも情けない。残念ながら氏の引き出しの少なさは致命的で、結果「ぺらぺら早口台詞シーン」と「ゴジラゆったり前進シーン」の2パターンの画面しかない退屈極まりない仕上がりになっている。何故か自衛隊の撃った弾が全弾ゴジラに命中し、全くと言っていいほど市街地には着弾しないのは不自然でとっても気持ち悪い。私には狂人が作ったように見えるこの作品を、アウトサイダー・アートとしてならともかく、まるでまともな映画のように語っている評論家諸氏は、業界内の同調圧力に流されているとしか思えない。これが世界レベルでは無視されるのは当然至極だ。[ブルーレイ(邦画)] 0点(2017-05-05 10:38:21)

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