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1. すずらん/少女萌の物語
「鉄道員(ぽっぽや)」じゃなくてこっちね。 朝ドラ「すずらん」の少女時代の映画化。テレビ(おば(冨士眞奈美)の画策で施設にやられた萌(柊瑠美)が、明日萌駅の父(橋爪功)のもとにラッシーのように帰り着くエピソードがベスト!)の方がよかったとは思いつつ、こういうのはめずらしい。 橋爪さんはこの時はきりっとしていて、カッコいい駅長&父親でした。 萌が生みの母を駅で一日中待つエピソードはテレビにもあり重複していますが、映画はその母フキ(黒木瞳)が姿を見せ、冒頭で萌の命を救う青年(池内博之)とともに場を盛り上げる。 常に冷静な養父次郎がフキに複雑な表情を見せるなど新しい局面もあり、小品ながら佳作のたたずまい。 あんどん祭りの山車が雪の北海道を彩ります。[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-12-06 07:00:00)
2. スピード・レーサー
「ファンタスティック・フォー」みたいな懐かしさ!アニメと同じく明るく健全なムービーですね。レインボーカラーの画面はマッハ号のホワイトボディを引き立たせるため?レースシーンはゲームっぽくて迫力はありませんが、ま~イイんじゃないのかな…(ジャンプの効果音だけで!)フロントガラスへの映りこみがキレイ。それよりキャラ!スピードの青いシャツと赤いスカーフ(笑)、グッドマンのパパ(そっくり!)、サランドンのママ(30年ティーンの母親やれてるだけでもスゴイ)。オッサンくちゃい弟と芸達者なチムチムもかわいいな!キュートなトリクシーやクールなレーサーXもイメージこわしません。ウォシャウスキー兄弟がこのタツノコアニメも好きってことは、「マトリックス」の360°回転するアングルも、アニメのオープニング最後の剛のショットが元なの?って気がします。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-10-24 01:20:32)
3. スチームボーイ STEAM BOY
スカーレット嬢が宮崎アニメのヒロインみたいじゃないのは、むしろ新鮮。母なき子の悲哀などカケラもない潔さ。カラーなのに見た後の印象は灰色一色のこの世界では、彼女のその名に恥じぬ緋色の尊大さだけが生気を放つ。歴史あるロンドンの街並を派手にぶっこわしたのも世界初?[映画館(字幕)] 5点(2006-01-13 20:22:32)
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