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プロフィール |
コメント数 |
385 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
https://camuson.exblog.jp/ |
自己紹介 |
自分のブログに映画や本の感想文を書き溜めておりましたが、読まれることが絶無のため、こちらに出張しております。 もし興味がありましたら、弊過疎ブログにもお越しください。 |
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1. スワロウテイル
《ネタバレ》 本作は、公開当時はプロモーションがメディアを席巻していて、CHARAが歌う「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」は、切なく印象に残っています。2時間半を超える大作。東京に移民が押し寄せてきて、移民達が住む貧民街ができてと、なかなか、先見の明のある世界観。移民達は、中国語と英語と日本語のチャンポン語を話すという設定も、なるほどと思えるこだわりで、それぞれの役者が自分流のミックス加減で話しているのも面白いです。主人公少女伊藤歩とCHARAが好対照で良いし、男優人も、三上博史、江口洋介、渡部篤郎と、当時、旬の役者を惜しみなく使っていて、それぞれの役を堂々と演じていて好印象です。中盤までは、がっつり世界観を構築していて、なかなか頑張っているなという印象。その分、終盤の展開は雑な印象。移民社会と旧来社会との軋轢みたいな方向には行かないで、移民同士の抗争になってしまって、本人達は敵を倒してスカッとしたのかも知れませんが、見てる方としては、宙ぶらりんのまま終わってしまった感じです。マイ・ウェイ押しで、~あいのうた~がエンディングだけというのもちょっと拍子抜けでした。[DVD(字幕)] 6点(2023-03-01 18:42:23)
2. 砂の器
《ネタバレ》 加藤剛の出番は後半の演奏会を除くと数える程度で台詞も少なく、主演は丹波哲郎。これは意外でした。時間を計ったわけではなくて、正確ではないのですが、感覚的に、前半の前半:警察老若コンビ、丹波哲郎と森田健作による捜査。前半の後半:丹波ひとりで捜査継続。被害者特定。犯人特定。後半:加藤剛の演奏会で「宿命」と名付けられた新曲が熱奏されるのと同時進行で、丹波哲郎による署内捜査報告により、事件の全体像が明かされるという構成。作品の中盤で犯人が確定するだけでも、おっ?残りどうする?と思いましたが、残り時間で、犯人による犯行に関する行為は一切描かないという、かなり型破りで斬新な構成だと思いました。前半の足で稼ぐしかない牧歌的な捜査が、懐かしい風景とともに、とても魅力的に映像化されていて、一気に引き込まれたのに対して、後半はかなり間延びして感じられて、個人的にはそれほど大きな感動は得られなかったかなという感想です。斬新な構成は評価したいのですが、犯人の殺人に至る動機が自分の中でなかなか埋めきれないのですよね。殺すまでかなと。犯人の残忍性のようなものはあまり描かれていないし。(恋人に中絶を強要するシーンがあるくらいで)父子の放浪の旅はなんだかんだ楽しそうやんと思ってしまったし・・・[インターネット(字幕)] 7点(2023-02-08 20:21:17)
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