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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 青春☆金属バット 俯きがちな主人公が振り続けているバットの風を切る音が耳を離れない。巨乳の可愛い子ちゃんがボンネットの上で叫び、吐き出したゲロがフロントガラスを流れていく画が頭から離れない。元エースと主人公の最後の台詞の掛け合い「俺、どうだった」「やっぱりエースだった」がかっこよくて仕方ない。他の世界から切り離されたどこか異空間のようなリアリティーのない街で、三人の男女が我武者羅に生きていた。泥臭くて最低で、情けなくて不真面目で、だけど彼らは生き生きしていた。自由に生きようとしていて、それでも自由になれなくて、もがきながら生きているその姿があまりにも必死で、抱きしめたいほど愛しく思った。生きている、そのことがもはや葛藤のようだった。その苦しさが分かる筈がないのに分かった気になったのは、やっぱり彼らが我武者羅に叫びながら生きていたからだと思う。がんばって欲しいと願ってやまない。[DVD(邦画)] 8点(2007-09-10 01:08:45)(良:1票) 2. 蝉しぐれ 日本の美しさをそのままスクリーンの中に閉じ込めたような作品。どのシーンも、どのカットも本当に美しく、監督の日本の美しさを映そうとする意欲がスクリーン全体から伝わってきます。ストーリーも藤沢周平の最高傑作と謳われるだけのことはあって実に素晴らしい。平凡だけどとても共感のできる友情に始まり、親子愛や武士道、そして人を愛すことの切なさと美しさ。それらのストレートな熱い感情や強い想いが本当に観る者を感動させてくれます。ラストはもはや涙を流さずにはいられませんでした。僕はこういった作品がもっとたくさん見られたら嬉しいです。[映画館(字幕)] 8点(2005-10-08 18:15:24) 3. 切腹 始まって10分間、何を言っているのか理解できず、頭の中で言葉を現代語訳するだけで精一杯で参ってしまいました。と言う事で、15分くらいの所でもう一度最初から見る事にしました。二度目は何故か、なんとなく言葉が理解できて、画面に集中して観る事ができました。最初から最後まで、何が起きるかわからない、張り詰めた雰囲気のある素晴らしい作品でした。8点(2004-05-30 11:38:43) 4. 青春デンデケデケデケ 音楽を通して繋がって行く友情の温もりを、彼らが演奏する音楽に合わせてヒシヒシと感じました。彼らの年齢でしか味わえない喜び、時間は戻らないけど気持ちのいい最高の思い出。そんな友情をあなたはしましたか?思い出はありますか?そんな風に訴えかけて来る作品だと思う。[DVD(字幕)] 7点(2005-02-26 10:05:01) 5. ゼブラーマン 夢がある。普段は役に立たない男も、衣装を身に纏えばみんなのヒーローへ。ゼブラーマンの普段は、スパイダーマンのピーターのように若若しさやクールさも無ければ、未来に対しての希望も無さそうだけど、なぜか夢がある。大人になってもヒーローに憧れる主人公。夢が叶った事に僅かな喜びと使命感を感じる主人公。その姿は僕らに希望と感動を与えた。ありがとう、ゼブラーマン。ありがとう、哀川翔。7点(2004-08-30 14:30:30) 6. 千と千尋の神隠し 映画館にわざわざ行って観るほどのものではなかったけど、そこそこ楽しめた。6点(2002-12-21 11:58:15) 7. セーラー服と機関銃 《ネタバレ》 「ションベンライダー」同様、登場人物たちの感情がさっぱりわかりません。行動には必ず動機が必要ですが、この作品に出てくる子どもたちの行動の動機がまるで納得できませんでした。一体なぜそんな発言が出てくるのか、なぜそんな行動ができるのか、どれもこれもさっぱりわかりません。この作品の公開当時は、理解できたのでしょうか。あの時代の子どもたちは皆、あんな感じだったのでしょうか…[地上波(邦画)] 5点(2008-08-07 22:15:32) 8. 世界の中心で、愛をさけぶ 原作はとにかく嫌いです。というより片山恭一が嫌いです。『満月のよる~』や『君の知らない所で~』など、全てがワンパターンで適当な内容のものばかり。文章の書きか方は、個性的や独特などの表現にはまったくと言って良いほど当てはまらず、あれはどうみてもただの読みにくい雰囲気騙しの適当で雑でつまらない、時間潰しにもならない下らない馬鹿小説でした。で、この映画の原作も同様、同じストーリーの繰り返しで、読み辛い文章、理解しにくい朔太郎の考え、など途中で読むのを止めたくなるほど、とても、とても“面白い”なんて口が裂けて言えそうにない物語。そして映画化。正直、本での期待ハズレを返上してくれる事を僅かに期待しつつの観賞。前半、朔太郎と亜紀の幸せな様子は結構良かった。おっ、これはいけるかも?という想いを僅かに抱きつつ、ラストへの期待は膨らみました。が、しかし原作にはない過去と現在の混ざり合ういくつも場面は、正直言って現在はひどかった。過去の様子はいくつか感動できたけれど、現在はいかにもあとから作りましたよ、風味漂う雑な設定。前半での期待を大きく裏切るラスト。やっぱりか、って感じです。それにいくつか感動できそうな場面はあったものの、音楽やセリフに重みがちっともないので、感動できず、あまりの中途半端さにガッカリです。この映画への不評は次から次へと浮かんでくる。ですが最後にさらに貶します。この物語を一言でまとめると「現実逃避をし続け、過去にすがりつくしかできない馬鹿男の悲惨な物語」でした。評価の5点は、全て長澤まさみへ贈ります。では・・・5点(2004-08-01 00:09:26)
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