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1. 接吻 (2006)
最初から最後まで緊張感が途切れず独特なこわーい雰囲気が漂っている映画でした。自分はトヨエツはどの役をしてもトヨエツに見えてしまうのですが、今回の小池栄子さんは小池栄子さんではありませんでした。鬼気迫る演技で表情からセリフの言い回しにしてもものすごい迫力にもかかわらず自然な演技で京子そのものでした。問題のラストシーンについてはどのように解釈していいのか自分はやっぱりよく分かりませんでした。事件を扱っている映画なので衝撃的なシーンが映し出されたりとしんどいため2回目はまだ当分見たくはありませんが見終わった後、あらゆるシーンが頭に浮かんできてしばらくいろいろ考えてしまう映画です。[映画館(邦画)] 8点(2008-05-03 02:29:29)
2. 絶対の愛
キム・ギドク監督にはめずらしく、訳ありでもなんでもない普通の今どきの男女が主人公なのがとても新鮮でした。でもやっぱりちょっと変わった人たちでしたけれど。毎回修羅場になるカフェ。懲りずに何度も足を運ぶ二人をある意味尊敬します。相手を好き過ぎるのも大変だな・・・と思いました。なんだか切なくて悲しかったです。
余計なお世話ですが「絶対の愛」ていう邦題はどうかと思ってしまいました。確かにそうですけれど原題の「時間」でもぜんぜん問題ないどころか、深い意味がある良い題だと思うのですが。それとフライヤー・ポスター等のビジュアルもヒドイ。デザイン担当された方どういうセンスしているんだろう。まあ確かにギドクファンなんてこのデザイン通りのイメージなんだろうけれど・・・。[映画館(字幕)] 7点(2007-04-08 17:41:39)《改行有》
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