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プロフィール |
コメント数 |
385 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
https://camuson.exblog.jp/ |
自己紹介 |
自分のブログに映画や本の感想文を書き溜めておりましたが、読まれることが絶無のため、こちらに出張しております。 もし興味がありましたら、弊過疎ブログにもお越しください。 |
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1. 戦場のメリークリスマス
《ネタバレ》 公開当時、劇場には見に行かなかったのですが、姉貴所有の坂本龍一による同名のサウンドトラックおよびピアノヴァージョンの「CODA」が録音されたカセットテープを聴きまくりました。インストゥルメンタルをじっくり聴くということに目覚めたきっかけでもあり、音楽作品として相当な思い入れがあります。また、何故か写真付きのシナリオ本も家に置いてあったりして、音楽と台本と静止画からイメージを膨らませていました。テレビ放映で部分的に見たことはあると思いますが、公開から30年以上たって初めて通して鑑賞することに。内容としてはジャワ島の日本軍外国人俘虜施設での日本軍兵士と外国人兵士の交流を描いているのですが、とにかく理解しづらいの一言に尽きます。ローレンスとたけし、デヴィッド・ボウイと坂本龍一の2つの関係が軸になっているのはわかるのですが・・・ある程度背景や事情がわかるはずの日本人が見ても、作家の意図を酌むことが難しいので(少なくとも私にはできなかった)、いわんや外国人をやです。多くの外国人を含む演じ手達が、作家の意図がわからず、迷いながら演じていたのではないかと邪推してしまいます。前作「愛のコリーダ」でも感じたのですが、この作家は、印象的な構図の絵をつくるのには長けていると思うのですが(首に敬礼のシーンや、最後の顔アップとか)つなぎや流れがいまひとつで、狙ってる感が出てしまうんですよね。と言うのが、英語が聞き取れない日本人が、日本語字幕の無い北米版blu-rayで見た感想です。また、音楽は大好きなのですが、BGMとしては音楽が勝ちすぎていると思いました。赤道直下、熱帯の中の熱帯と言っていいのですが、その割には映像がおとなしく、絡みつくような蒸し暑さなどが感じられないのです。饒舌な音楽がその現実感の無さに拍車を掛けているような気がします。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2023-10-12 19:09:41)
2. 切腹
《ネタバレ》 タイトルが単刀直入ですね。シナリオはそれほど単純ではなく、後段になって、前段の顛末のいきさつが分かるまったく飽きさせない展開です。これまで仲代達矢という役者の良さがなかなか分からなかったのですが、本作の仲代達矢は文句の付けようがないです。昔の役者は日本人離れした顔立ちがはっきりした人が多く、絵になるし、大物感がありますよね。丹波哲郎と三國連太郎があまりに男前で驚きました。三國連太郎は晩年の爺さんの印象が強く、本人だと気付きませんでした。あと、切腹をした石濱朗という役者は初めて名前を知ったのですが、BUCK-TICKの櫻井敦司似の色男ですね。岩下志麻は若いけれど岩下志麻です。[DVD(字幕)] 9点(2023-04-29 17:04:41)(良:1票)
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