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プロフィール |
コメント数 |
63 |
性別 |
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自己紹介 |
最近の映画館通い
★ 「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」 ★ 「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」 ★ 「イン・ハー・シューズ」 ★ 「ニュー・シネマ・パラダイス」 ★ 「ミュンヘン」
映画館は居心地がよい。
あ、おすぎに騙されて買った 「オリバー・ツイスト」の前売りチケット 黴が生えてるかも・・・ 本を読んだり、映画を観たりして 言葉が溢れてくる。 溢れすぎで、まとめるのが面倒になってしまったり。 仲良くしてもらっている方々に挨拶もしなくちゃね。 元気にやってますー! 自宅のPCをたちあげないのは、 眼精疲労とか言ってたけどー なんか、ローガンになりかけの人って、 眼の焦点が激しく合いづらくなるとかー? ガーンッッッ!おーまいがー!
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1. 浮雲(1955)
親から聞かされていた“お人形さんのように可愛いでこちゃん”のあの汚れっぷり。あの時代にあの美貌、あのスタイル。コケティッシュで美しすぎるのにねっとりとまとわりついてくるような湿度感、悲壮感。重い、重すぎる。富岡の気持ちもよく分かる。しかし富岡という男もひどい、ひどすぎる。ゆき子のあのみすぼらしいバラックで彼女の気持ちと今の生活を知っていながら「幸せそうだなぁ」(うろ覚えですが)「女はのん気でいいなぁ」と平気で言う。びっくりだ。そういうシーンが何度もある。ラストでは「女なんてどこにでもいるからな」なんて病床のゆき子に向かって言う。なんていう男だ。そんな風にあしらわれてもゆき子は心の底から怒っているように思えない。本当にびっくりした。ワタシはゆき子のような恋愛はしないなと確実に思う反面、二人がそういう成り行きになってしまう気持ちが痛いようにわかってしまう自分に、またびっくりした。これが成瀬巳喜男の技なのか?あまりの退廃的なムードに鑑賞後「・・・・・・」という気持ちになりながら“カルマ=業・・・行為は必ずその結果をもたらし、また現在の事態は必ずそれを生む行為を過去に持っている”という言葉を思い出す。誰のせいでもなく、そういう時代だったからというだけでなく、なるべくしてこうなった、と。そうか、これがどうすることもできない「やるせなさ」なのか。すごいな、成瀬巳喜男。[映画館(字幕)] 9点(2005-11-24 17:10:47)(良:1票)
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