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1. 忠臣蔵 天の巻・地の巻
ア~ラ、ぐるぐるの旦那ァ。お一人?そちらに行ってもよござんすか~。逃げちゃイヤ~ン(笑)・・・えー感想はぐるぐるさん↓のおっしゃる通りでして、この映画は映画って言うより忠臣蔵名場面集と言った感じで有名なシーンのみ編集されているみたいですね。あっと言う間に内匠頭は切腹しちゃうし、赤穂浪士も即討ち入りだからなぁ。なので、忠臣蔵特有の悲壮感とかウェットな部分は殆どないです。ただ、ぐるぐるさんもおっしゃっていますが、義太夫の歌と演奏をバックにした歌舞伎風の表現は一瞬にして見ているものを世界に引き込む力があるので、忠臣蔵ファンならその様式美を堪能できると思います。しかし片岡千恵蔵は浅野内匠頭と立花左近、嵐寛は脇坂淡路守と清水一角のひとり二役ってなんで?つーか、誰がだれやら良くわからなかったってのが正直な話しです(笑)7点(2005-01-24 11:50:31)(良:1票)
2. 忠臣蔵(1958)
「忠臣蔵」関係の映画は数々あれど、私はこの大映版が一番好きだ。超豪華キャストに加えセット、調度品、着物等美術も素晴らしくて豪華絢爛である。「忠臣蔵」には諸説があるのでアプローチの仕方によって作品の作りも変わってくるが、この大映版はかなりオーソドックス。「忠臣蔵」を見ていると赤穂浪士は勿論のこと、それにまつわる人々の行動に教えられることが多い。劇中の登場人物は常に二通りで、保身に走る格好悪い奴と多少の危険を犯しても筋を通す格好良い奴。私は格好良い奴でありたいといつも心に誓うのだ。それにしても「忠臣蔵」ってホントに良く出来た話しだとつくづく思う。松の廊下での刃傷沙汰、桜吹雪の中での切腹、いちいちドラマチックな人間模様。そして最期は雪の中討ち入りと言う最高のクライマックスがやってくる。年末はこれを見なきゃ年は越せない。8点(2004-03-01 14:30:48)(良:1票)
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