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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 115
性別 男性
自己紹介  2014年12月に投稿を始めてから8年が過ぎました。

 「映画評論家になれるのでは?!」と思える素晴らしい言葉を綴られる先輩レビュアーさん達に憧れつつも、私には、あのような文章を書けそうもありません。私の場合、少年時代に気に入り、DVDなどで観直しても好きであり続けている映画を中心に、まだピュアだった(?)少年時代の気持ちや、当時の状況を思い出しながら書きたいと思います。大人になってから観た映画も少しずつ追加しています。

 レビューの文面は長くなりがちですが…最後まで私の拙文を読んで下さる皆様に感謝申し上げます。

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1.  電人ザボーガー 《ネタバレ》  熱血漢の主人公が、パートナー(番組名のキャラクター)と二人三脚で悪を打ち砕く…私にとってザボーガーは【ダイヤモンド・アイ:後述します】と並ぶ異色の二大ヒーローもの。  この映画版の劇場公開当時「糖尿病を患う中年男になった大門は…」という某TVの宣伝コーナーを見た瞬間、私は悲しみのあまりチャンネルを変えました。「ザボーガーはそんな物語ではないだろう?!どうせ、往年の作品を【素材】としてだけ取りあげ、後は監督の【作家性】とやらで全くの【別物】にしてしまったのだろう…ザボーガーは、ウルトラマンなどに比べてマイナーかもしれないけど、約1年続いた作品であり、当時、一定の支持があったからこそ残っている作品のはず。もう少し、当時、子供だった私達の世代の気持ちも大切にしてほしい。せめて、当時の主題歌をバックに、現在のセンスを活かしてオープニングを再現するなど、オリジナルをリスペクトした場面を盛り込んでほしい」と思い、それっきりになっていました。  これが早合点と知ったのは8年後の2019年の年末。偶然、映画版のオープニングを観る機会があったのですが感激しました!「電人ザボーガー、GO!」と命令する大門のポーズや口調を目の当たりにした瞬間「今は亡き、山口暁さんが生き返ったの??」と思うほどの再現度!主題歌は新録のようでしたが変にアレンジせず、子門真人さんに負けず劣らずの正攻法の歌いっぷり!まさに私が上述した【オリジナルをリスペクトしたオープニングの再現】に他ならなかったからです。  これは観よう!…と思いつつ、レンタル店で借りられたのは2月になってからでした…以下、他のレビュアーさん達の文面に目を通した上で投稿します。  特に第1部ですが…TVをリアルタイムに観た世代か否かで、印象がだいぶ変わるんだな…と思いました。エンディングにTVのオリジナル映像が流れますが、我々リアルタイムに観た人達は「おお!この映画では、当時のテイストを本当に見事に再現していたんだな!」と感激するでしょうし、一方、若い世代の人達には「何?これ…元々がこれか…」と失笑ものかも…井口監督は、それらを見越して、昭和40年代の生真面目・熱血テイストを誠実に再現しつつも、微妙にコミカルな演出を加えたのかな…と思いました。何故なら、純粋に生真面目に演出したとして、若い人達に「これはギャグだよね」と笑われてしまったら、井口監督は勿論、我々の世代にとっても、とても悲しいですから…。結果としては、真面目に観て下さった若い方々には(否、リアルタイムの方々にも…)色々な反響があるようですけど…。  第2部は、まさに井口監督の真骨頂。「我々も歳を重ね、大門同様、身体にガタが来ちまったよ…理想と現実の違いも思い知らされてるよ…それでも根っこは腐っちゃいないんだぜ!」という熱い思いが私にも蘇りました!おそらく井口監督の狙い通りでしょう。なお、アキコがサイボーグとしての宿命から解き放たれるコンセプトは映画版のオリジナルですが…【ダイヤモンド・アイ】の最終回に似ている気がしました。単なる偶然なのか、井口監督も観ていて意図的?無意識?に取り入れたのかも…と思ったりしました。    さて採点ですが…感激ぶりだけなら10点ですが、観る人により印象が大きく変わるようなので、当サイトの採点基準である【見た後、率直に面白かったぁ…って言える作品】として8点を献上します。なお、私は当作品を【リメイク作品のお手本】と感じましたが…後続作品は「往年の再現をした後は、自分の作家性で、幾らでも別物にして良い」と形骸化しそうな気がします。アニメも含めて昭和の子供番組のリメイクは、今後、控えてほしいな…と思います。 *備考 ダイヤモンド・アイについて *以下、【アイ】と表記。DVDを再見して明記します  放送期間は 昭和48(1973)年10月~同49(1974)年3月。一方、ザボーガーの放送開始はアイの終了直後の昭和49(1974)年4月。小学生だった私は「アイは終わって残念だけど、他のチャンネルで似た番組が始まったぞ」と嬉しくなったものです。主人公は正義感に溢れるルポライター。パートナーのアイは、主人公がはめている魔法の指輪から召喚される精霊。敵は、前世で欲望に執着するあまり怪物化し現世で悪事をはたらく【前世魔人】。主人公とアイは主従関係でなく、愛と正義の思いで結ばれた友人として描かれています。また精霊といっても万能ではなく、主人公がアイを助ける場面もあり【共に戦う】というコンセプトが好きでした。ただ子供心に「オイルショックで、作るお金が足りないんじゃ…」と心配したことも…。現在、再見しても私は好きですが、若い方々には、ザボーガー以上のインパクトがあるかもしれません。ただしリメイクは控えて…[DVD(邦画)] 8点(2020-02-24 11:59:46)(良:1票) 《改行有》

2.  天空の城ラピュタ 《ネタバレ》  平成28(2016)年は、当作品が劇場公開されてから30周年なので、良い節目と思い投稿します。それにしても膨大なレビュー数と高得点ですね!。以下、公開時に映画館へ行くまで→場内の雰囲気→鑑賞後に頭をよぎった不安・心配→ジブリ映画浸透後の思い→採点…という構成でお伝えします。  公開当時は失礼ながら、私にとって宮崎駿監督のお名前は、まだ認識が十分ではなく、当作品は【未来少年コナン(1978年放映のNHK初のTVアニメシリーズ)を創った監督・スタッフさん達の映画】という括りでした。コナンは娯楽作品としてグイグイ引き込まれただけでなく【自然と人間の在り方】への真摯なメッセージが込められており、非常に感動しました。ルパン三世・カリオストロの城(1979年)も、アニメとしての大胆なアクションは勿論ですが、コナン同様【観る者をいい気持ちにするツボ】を心得ているな~と感心したものです。続く、風の谷のナウシカ(1984年)も、王蟲や腐海の描写の秀抜さに驚いたのは勿論ですが、コナンから続く【自然と人間の在り方】をテーマに据えている点で一貫しており、作り手としての強い信念を垣間見る思いがしました。ただし、カリオストロの城もナウシカも、TV放映での観賞だったので「この新作は映画館で観よう」と思った次第です。さて、結果は…。  上映前に読んだパンフレットには【子供が楽しめるかつての“漫画映画”を復活させたい。そのために、時代を越えて愛されている“小説・宝島”のような冒険映画にしたい】という趣旨の文面が掲載されており、共感しました。そして上映が始まると…“漫画映画”的なコミカルな動き・演出に、場内はおおいに沸いたものです。笑う場面では皆で笑い、手に汗握る場面では一同で固唾を飲み…と場内が一体となっていることが肌で伝わってきました。帰りに「良かったね」と活き活きと喋っているお子さんと親御さん達の姿を今でも忘れられません。コンセプト通りの、否、それ以上の傑作になっていると、これまた感動しまた。私の中で、ようやく宮崎駿監督の名前がしっかりとインプットされました。  鑑賞後、しばらくして、店頭にあった関連本を読みました。製作のこぼれ話として「子供達が“これなら自分にも出来る”と重ね合わせやすいように、パズーとシータのアクションは控えめにしました。一方、つい、ドーラ達を活躍させたくなったので、パズー達とのバランスに苦労しました」といった趣旨の文面を目にしました。感心すると同時にふと不安がよぎりました。「子供は超人的な力を持つヒーローに、自分を重ねる面がある。そうなると映画館まで足を運んでくれるだろうか?。もし観たとしても、自分が場内で体感したように熱中してくれるだろうか?」と思ったからです。また、コナンではなく、ナウシカから観た人達からも一部分ですが「王蟲のような生き物が出てこないなど自分が思っていたのとはイメージが違う」など戸惑う感想もありました。このようなわけで、私は映画館での感動とは別に「果たしてヒットするのだろうか…」と心配になりました。その心配が的中したわけではないと思いますが、当時の興行成績は振るわず「自分が映画館で得た一体感は、少数派に過ぎないのだろうか…このまま、この作品は埋もれてしまうのだろうか…」と非常に寂しく思いました。さらに「コナンから連綿と続くテーマ・作風の集大成だとは思うが、それだけに、今後、新たな作品を創れるのだろうか?」とも思ったものです。  あれから長い年月が流れました。私の心配が取り越し苦労だったことは言うまでもありません。しかしTVでの【スタジオジブリの人気作品ベストテン】といった類のコーナーでは、ラピュタはいつも下位でした。「パズーとシータのアクションを控えめにしたせい?。海外でも評価された、もののけ姫(1997年)や千と千尋の神隠し(2001年)などに比べ、今となってはラピュタは地味なのか?シンプルすぎるのか?」と歯がゆい気持ちになったものです。そのため、当シネマレビューを拝見して救われた気持ちになりました。  さて、採点ですが…私は、超人的な力を持たない普通の子供達(シータはペンダントを働かせる力があると言えばありますが…)が、大人の後押しで助け合いながら、最後に大人以上の力を発揮して大団円に至る当作品が大好きです。↓の【シネマレビュー管理人さん】がおっしゃっている通り、ラピュタが無ければ、このサイトは存在しなかったかもしれず、その意味でも価値のある作品だと思います。最初に観たときの感銘そのままに「鑑賞環境」は「映画館」とし10点を献上します。そしていつか「時代を越えて愛されている“天空の城ラピュタ”のような冒険映画をつくりたかったんです」という作り手さんが現れて、新たな名作を生み出すのを願ってやみません。[映画館(邦画)] 10点(2016-08-27 20:14:18)《改行有》

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