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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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21.  東海道お化け道中 本格時代劇路線に戻った大映妖怪シリーズ第三弾は、ヤクザ同士の争いに巻き込まれた幼い少女の逃避行と、少女を守る腕の立つ渡世人の活躍を描く弥次喜多物。東海道の宿場宿場に妖怪達も棲んでいるという設定なので、彼らも無理なく頻繁に登場してきますが、今回は妖怪達よりも人間達の物語が(オーソドックスながら)とても人情溢れる大人向けのドラマになっていて、個人的には映画としての出来も三作中一番だと思います。私もクライマックスでは思わず目が潤んでしまいました。それでもラストは、ちゃんとお馴染みの百鬼夜行で締めくくってくれてますヨ、7点献上。7点(2004-11-09 00:21:11)(良:2票)

22.  ドッペルゲンガー 劇中のドッペルゲンガーは二重人格者の妄想でも霊的な存在でもなく、完全に別個の生きた人間として登場する。そこには一切の説明が無く、正体も不明のまま。従って、本作は最初から不条理劇ということになりますが、「抑えられていた内なる欲求が具現化する」等という単純な話とも思えなかったし、おまけに後半は更に物語が壊れていく。黒沢清お得意の、「日常風景の中に溶け込む様に存在する狂気」といったものは感じられたし、古典的手法を新鮮に見せる手腕には感心しましたけど、個人的に今一つ釈然としませんでした。観てる間は面白いんですけどネ…、5点献上。5点(2004-11-03 12:35:00)

23.  東京オリンピック 本作について聞きかじりの「映画論」を打つつもりはありません。しかしオープニングの聖火リレーのシーンから、圧倒的な画作りに感嘆しつつも、確かに作り過ぎとの印象は払拭できない。そして、それがこの映画の本質的に奏効しているかと問われれば、私もそうは思わない。東京オリンピックの翌年、世紀の大イベントを「カラー映像」で大衆に追体験させるという意味に於いても、後世に伝える記録という意味に於いても、本作は明らかな失敗作です。ただ、断片的ながら、もちろん当時の様子は出てくるので、それを見てるだけでも充分楽しかった。特に、全員ジャージ姿でダラダラと歩く現在の入場と、全員ブレザーか民族衣装で胸を張って行進する当時の入場の違いに、失われた「格式」を感じました。という訳で、6点献上。6点(2004-08-24 18:16:58)

24.  泥の河 経済白書に「もはや戦後ではない」と記された昭和31年、しかし子供達の視界の其処彼処に、そして大人達の心の中には確かに戦後があった。いや、そこはまだ終戦さえ迎えていなかったのかもしれない…。個人的に一番のシーンは、喜一がおもむろに「戦友」を歌い出したシーン。ここには思わず笑ってしまったのと同時に、何とも言えない悲しさを感じた。また、藤田弓子が凄い女優だった(過去形でいいのかな?)のにも驚いた。全体としては良作だと思いますが、ノスタルジーを前面に、そしてくどい位に押し出してしまったラストが作品の魅力を減耗してしまったと思う、6点献上。6点(2004-08-16 18:50:30)

25.  東京裁判 凄い、4時間37分(!)があっと言う間の面白さ。ここには敗戦国への憐憫も批判も、戦勝国への妬みも告発も無い。東京裁判という茶番劇を通して本作が総括したのは戦争犯罪ではなく、戦争そのものの不条理。自らの利益だけを追い求める一部の人間達の疑念と恐怖が戦争を生み、前線で無関係な人間が殺し殺される。運良く戦火を生き延びたとしても、戦後、全く理不尽な理由が正当化されて殺し殺される。どう転んでも殺し殺されるなら、誰も戦争なんてしようと思わない。私はここまで戦争の無意味さを描いた映画を他に知らない。最前線の地獄や被災者の悲劇を描いた作品を観ても、これ程の嫌悪感を持ったことはない。そーゆー意味で、これは究極の反戦映画である。マイケル・ムーアもこれ観て勉強しろ、10点献上。10点(2004-08-16 18:49:49)(良:3票)

26.  東京ゴッドファーザーズ ファンタジーには確たる現実感が必要と以前書いたことがあるのですが、本作でそれを演出しているのが「幻魔大戦」を超える緻密な東京の描写。実写映画でもここまで東京のディティールを描いた作品は中々ありません。外国映画が存分に自国の都市を舞台にしているのに、本作の内容も含めて、これがアニメでしか描けないという日本の現状は憂慮すべきです。で、前半のコメディ・ドラマから終盤のアクション・シーン、そしてクライマックスの奇跡まで、非常に良く練られた脚本にも大満足です。これは「奇跡」の物語。それを「都合が良すぎる」と言っちゃあ、お終えよ、7点献上。7点(2004-07-22 17:36:30)

27.  DOG STAR/ドッグ・スター IMAXシアターだったテアトルタイムズスクエアが一般映画上映館に変わった際の第一回上映作品(製作も東京テアトル)。普通の恋愛映画かと思ってたら、何か「クイール」の様な展開。そして何と、その盲導犬がトヨエツになってしまう。そして「元犬だった人間」という設定が全く活かされないまま物語は進み、やけに簡単に人が死んでいくのだけが印象に残りました。製作者はこの物語から一体何を伝えたかったんでしょうか? 発見は(元?)癒しクィーン・井川遥は角度によって非常に不細工にも見える、特別なオーラを持たない普通の女の子だということ。そういうことで、4点献上。4点(2004-07-09 16:12:15)

28.  突入せよ!「あさま山荘」事件 近年の同じ歴史的大事件映画の「KT」と比べると、もちろんフィクショナルな部分が無い上に、「事件」の全容というのではなく、その時の警察内部の様子を描くだけなので、はっきり言って映画としては退屈な仕上がりになってるし、「事件」を学ぶ材料にさえ成り得ていないと思う。確かにこのテーマを描くのにあさま山荘事件である必要性は全く感じられない。それに【サイレント・コア】さんが真っ先に指摘されている様に、かなり「踊る大捜査線」に影響を受けてる感じ。ただ、しっかりと作り込んだ仕上がりには好感が持てます、5点献上。5点(2003-12-29 21:54:06)(良:1票)

29.  トゥームレイダー2 極寒の地に於いてさえも薄着を貫き通すとゆー、ひたすらアンジーのボヨヨンにおんぶに抱っこだったバカ映画の続編とは思えない出来の良さ。監督がヤン・デ・ボンになった所為でしょうか、前作とは別物です。オープニングとクライマックスはやっぱり「レイダース」風ながら、中盤はどっちかと言うと「007」風になってます。空撮の俯瞰からの寄りが多用されてるのも私的にポイント高し。もちろん手垢の付いた手法ですけど、物語を語り且つスケール感を演出するには持って来いの手法なんです。何ヶ所かゾクゾクっとしてしまうカットも観せて貰えました。これが「スピード」以来不発を続けていたデ・ボンの実力なんでしょうか?(本作にスピルバーグは絡んでないんですか?) 6点献上。6点(2003-08-14 06:33:35)(良:1票)

30.  ドレミファ娘の血は騒ぐ ロリコン魂をくすぐる洞口依子の、今で言う「不思議ちゃん」キャラが眩しい。そして(お懐かしや!)麻生うさぎ嬢の一本調子の濡れ場。キャラクター、物語構成、主人公が突然調子っぱずれの歌を歌い出したりと、ここに「発狂する唇」の原点があるのは間違いないでしょう。この作品を一言で表せば、いわゆる同人誌に掲載されている様な「やおい系」ってことになりますか。そう、もろ内輪ウケの同人映画です。観れば観る程に観るのが辛くなってくる映画ですが、21世紀にもなって同じ事を繰り返している「発狂シリーズ」よりは許せます、2点献上。2点(2003-08-14 05:25:19)

31.  とらばいゆ 女共が子供染み過ぎている嫌いはありますが、この年齢の女性(姉20代後半、妹20代前半?)って実際こんな感じでしょう。私は年相応、若しくは大人びた女性には余り会ったことがありません。また、男共が優し過ぎる嫌いもありますが、相手がこんな美人姉妹なら下手に出てしまう気持ちも解ろうというもの。主人公は女流棋士という特殊な職業ですけど、これはフルタイムで働く既婚女性が持つ共通のジレンマを描くカップル・コメディ。しかし、男には男のジレンマというものもある。この映画はあくまでも女性向けです。ということで、6点献上。6点(2003-01-01 15:59:17)

32.  富江 最終章~禁断の果実~ ≪毒を食わば皿まで・富江マラソン第四弾/富江=安藤希≫ ゴール → 今作はいじめられっ子の夢想をベースに、富江に取り憑かれた父娘を描く。父親役の國村隼によって映画の上級感が増し、随所にピーター・ジャクソンへのリスペクトが感じられ、センスのない音楽の入れ方を除けば前三作より頑張りが見られます。が、例によって恐怖感は薄い。それは富江の恐怖ではなく、ロリコン魂をくすぐる思春期少女の危うさをテーマにしている所為でしょう(流石「櫻の園」の監督!)。そして何より今回は女優にとどめを刺す。宮崎あおいと安藤希。現在の日本でこれ以上のカップリングは望めません。特にビジュアルだけで言えば、人形的なクール・ビューティ安藤・富江は過去最高。という訳で、富江に溺れて4点献上。(総括:「富江」シリーズはストーリー的繋がりが無く、出来もドングリの背比べ。従って、どれを観るかは女優でチョイスすべし。私は圧倒的に「最終章」派です)4点(2002-12-14 23:58:11)

33.  富江 re-birth ≪毒を食わば皿まで・富江マラソン第三弾/富江=酒井美紀≫ スパート → 富江のキャラクターは一・二作目よりも好き。所謂「女に嫌われる女」の典型(生首状態でも性格は変わらない)。菅野美穂のキレた笑い声と同じ位、酒井美紀の「んふふふっ」って笑い声にもそそられました。今作は実存主義的な命題と、富江に浸食され歪んでいく日常の恐怖をテーマにしている。炊事をする様に死体を切り刻み、ゴミ集積所へ出しに行く親子の日常会話の異常さ。これじゃ、富江よりも中島ゆたかの方が怖いよ。これが今回最大の欠点、4点献上。4点(2002-12-14 23:56:24)

34.  富江 replay ≪毒を食わば皿まで・富江マラソン第二弾/富江=宝生舞≫ 折り返し → 一作目が余りにも酷い出来だった為か、毛先程の期待もしなかった為か、意外に面白かった。ビジュアル面では映画らしさ・ホラーらしさが格段にアップしてる。音響の使い方もマシになってる。病院が舞台ということもあって不気味さもアップ。今作で足を引っ張ってるのは女優陣。下手な上に貧相な山口紗弥加には全然魅力が無く、宝生舞のキレ方は菅野美穂の足元にも及ばない。しかし富江って、人の男を寝取るのが趣味の、唯の性悪女じゃないか? 5点献上。5点(2002-12-14 23:55:24)

35.  富江 tomie ≪毒を食わば皿まで・富江マラソン第一弾/富江=菅野美穂≫ スタート → 原作を知らないので何とも言えませんが、そもそも富江の設定自体が大したことないような…。「再生を繰り返す絶世の美女」というだけで、主な能力は美貌によって男を操る位。特に超能力や霊的能力がある訳ではなさそう。おまけに、美貌故に何度も殺され続けていたんでは、その美貌さえ余り役に立ってはいないような気も…。ワクワクする謎の解明も、背筋の凍る恐怖も、目を覆うショック・シーンも無い、菅野美穂のキレた笑い声が虚しい映画でした、2点献上。2点(2002-12-14 23:54:36)

36.  トゥームレイダー アクション映画を擁護する立場にある派手好きの私が、これだけ退屈できる映画も珍しい(101分が「ユリイカ」より長く感じる)。↓言いたいことは全て皆さんのコメントの中にありました。映画的には普通の駄作ということで、アンジーの愛しい爆乳と爆唇に3点献上。3点(2002-03-24 11:47:59)

37.  となりのトトロ 妖怪の民間伝承と幼い姉妹、優しい父親と病弱な母親、そして田舎の優しい人達など、陳腐なモチーフでここまで感動的なストーリーを展開するのはさすが。これこそ日本が世界に誇るファンタジー、そして史上最強の子供向け映画(大人をも魅了するのはこの舞台設定のせいなのか)。そう、妖怪は悪さもするけど人間を助けてもくれる存在なんですよ。人間の隣りにまだ妖怪の住んでいた時代が、きっと最もバランスのとれていた時代なんでしょうね。7点献上。7点(2001-12-06 22:55:50)

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