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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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1.  トゥモロー・ワールド カメラは主人公から決して離れず、ワンシーン・ワンカットを貫く。観客は主人公の見る世界と同じ世界を見ながら「トゥモロー・ワールド」を進んで行く。大規模なアクション・シークェンスも緻密な計算と、それとは判らないデジタル処理で恐ろしくリアルに作りこんである。また、切り返しのシーン等ではドグマみたいにカメラを振る様な愚かなことはせず、きっちりとカットを割り、観客にカメラの存在を意識させない。本作はアルフォンソ・キュアロンのこだわりとセンスが遺憾なく発揮された仕上がりです。しかし「主人公の見る世界」しか描かれない為、肝心の「ヒューマン・プロジェクト」の実態や不妊への対応、そしてキーの秘密等、物語の設定が掘り下げられていないことには不満が残りました。それでもSF映画のスタイルとしては非常に新しく、一見の価値ある作品だと思います。それに、子孫を残せなくなる人類というのは、かなり現実感のある題材じゃないでしょうか、6点献上。[映画館(字幕)] 6点(2006-11-30 00:08:27)(良:1票)

2.  東京タワー 生活に疲れた主婦の妄想を具現化した不倫映画? 「思い切り年下のイケメンとのアヴァンチュール」というストーリーを彩るのは、カタカナ職業の夫、生活感の無いモデルルームみたいな家、四六時中開かれるパーティ、日常的な高級フレンチのディナー、カリスマ主婦的なショップ、別荘、etc.…と、いかにもミセス雑誌の特集みたいな浅いディテール。しかもそれを演じるのが、血の通ってないお人形さんみたいな黒木瞳。濃厚なラヴ・シーンすら登場しないまま物語は進み、遂にはフランスにまで飛んで、とことんリアリティを遠ざけたまま終了。これをこのまま「夢の様なひと時」「羨ましい純愛」と受け止められる程、主婦だって馬鹿じゃないでしょう。この企画はかなり「失楽園」を意識してたんじゃないですかね、3点献上。[CS・衛星(邦画)] 3点(2006-11-15 00:02:50)

3.  東京・オブ・ザ・デッド 3日 つまらない。一体何をやりたかったんだろ? 低予算ホラー特有の勢いも無く、新しい切り口も無く、当然の如くビデオ撮り。「オブ・ザ・デッド」ってゆー位だからゾンビモノの亜流を目指したんでしょうけど、山本政志も50歳にもなって何をやってんだかって感じ(たぶん何がしかの意図はあった筈)。ところで、ヒロインの女の子が同じカットで別の場所に現れるシーンがあるんですけど、これって双子だったんですね。こんなくだらないシーンの為に、いちいち双子を探してキャスティングしたのかな? この恐ろしいほど原始的手法にこだわる姿勢がインディーズの雄の証か、1点献上。[CS・衛星(邦画)] 1点(2006-10-26 00:04:14)

4.  TOMORROW 明日 原爆投下24時間前の長崎を舞台に、そこに暮らす市井の人々の日常を淡々と追った群像劇。こういう映画は大切にしてかないといけないんでしょうけど、例によって私には全く合わないタイプの作品でした。臨場感の希薄なスタジオ・セットの中で、小津安二郎風の低いカメラ位置からの長回し。そこで演じられるのは婚礼や出産、戦争に引き裂かれる恋人等の、非常にわざとらしく見飽きた小芝居。伝えたかったことが無常観なのか悲劇性なのか判りませんが、そういったことが伝わってくる前に、私には退屈が先に来てしまう。鑑賞中は「早く終わらないかなぁ…」なんて思ったりもしましたけど、これはつまり「原爆早く落ちろ」って考えたのと同じこと。観客にこんな思いをさせちゃいかんでしょう。そんな意味を込めて、4点献上。[地上波(邦画)] 4点(2006-10-04 00:00:59)

5.  富江REVENGE ≪毒を食わば皿まで・富江マラソン第六弾/富江=伴杏里≫ どこまで続く? → はっきり言って「美人」ではない伴杏里が富江役。しかも伴・富江は、もの凄くタカビーな現代っ子。この設定には、これまでの富江像を打破したいという製作者の意気込みが感じられる。また、これがラストのどんでん返しにも繋がる(大したどんでん返しじゃありませんが…)。しかし映像・ストーリー共、ショボさはシリーズ一かもしれない。その代わり、しらたひさこ、美波とのトリプル・ヒロインを組んでますけど、ろくなサービス・カットも用意してないので、彼女達を堪能することも出来ません、1点献上。[CS・衛星(邦画)] 1点(2006-09-05 00:03:58)

6.  富江BEGINNING ≪毒を食わば皿まで・富江マラソン第五弾/富江=松本莉緒≫ 再スタート → やっとゴールしたと持ったら、また始まりやがった…。今回は、一作目の水橋研二が、なぜ買い物袋に富江の首を入れてたのかが描かれる前日譚。一作目のストーリーなど憶えてないので、話的には「だからどうした?」って感じ。例によって貧乏臭さだけが突出した、恐怖感や狂気の希薄なつまらないビデオ映画になってます。狂った先生(何と森下能幸!)が最後に居合抜の達人になってたのには唖然。全編、この位の馬鹿を通してたら、カルト映画になってたかもしれません。期待の松本莉緒嬢は確かにかなりの美女でしたけど、富江には少し顔が現代的すぎると思う。再生した松本・富江が服を着たまんまだったのにはがっかり…、2点献上。[CS・衛星(邦画)] 2点(2006-09-05 00:03:35)

7.  トニー滝谷 西島秀俊の抑揚の無い声はナレーションではなく、【はちかつぎ】さんのお書きの通り「朗読」。演者達に生気は感じられず、彼らは読み上げられる物語に沿って動く人形。それを彩る静かなカメラワークと坂本教授のピアノ伴奏。本作は完全にサウンドノベル。時折、「劇」と「朗読」に接点が設けられてましたが、こうでもしないと映像が朗読に負けてしまうんだと思う。そんな訳で、本作を観てても、とても「映画鑑賞」してる気分にはなれない。かと言って「読書」してる気分でもない微妙な感じ。室内シーンも含めた大部分を屋外セットで撮ってたり、確かにこれは実験作です、5点献上。[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-06-28 00:03:59)

8.  ドラゴンヘッド 評判からは「デビルマン」に匹敵する程の駄作を想像してましたけど、意外や意外、私は普通に観れました。大掛かりな廃墟のセット、大規模な爆発シーン、そしてカタストロフのCG(中盤、自衛隊員の車が噴火から逃げる所と終盤のヘリは安いCGでした)。ウズベキスタンまで行ってきた甲斐もあり、迫力ある映像を観てるだけでもそんなに退屈はしません。かなりヘタレな二人の高校生の終末行脚というのも面白い(原作未読)。語り口がモタモタしてる割に(穴から這い出すのに40分以上もかけてる!)、静岡(?)~東京間の距離を感じないのが最大の難点でしたね、5点献上。[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-06-28 00:02:23)

9.  T.R.Y. 普通、地上波で放送された映画を生で観てる時は、CMが入るとその度に「こんな所でCMなんか入れやがって。ケッ、この商品は絶対買わんぞ!」等と思うのが常ですけど、この映画の場合はCMが入る度に何故かホッとしてしまった。むしろ、このままCMがずっと続いてくれないかとさえ思った。それ程につまらない。そう言えば巻頭では、波の向こうから東映の三角マークが誇らしげに近づいて来てましたっけ…。「T.R.Y」等というセンスの欠片も無いタイトルが示す通り、脚本、演出、編集、演技と、全てに於いてセンスが無さ過ぎる。大体、何で詐欺師が常に堂々と本名を名乗ってんのよ? それに、こんな髪型(しかも茶髪)した奴が大正時代にいたか? これは明らかに同じ会社の「デビルマン」より出来損ないです、1点献上。[地上波(邦画)] 1点(2006-03-17 00:03:14)(笑:1票)

10.  どら平太 超々オーソドックスな痛快娯楽時代劇。普通に楽しく観れますし、「四騎の会」に連なるネーム・バリューには相当のものがありますが、ここまで王道を行く時代劇が平成の世のニーズに合っていたかどうかは甚だ疑問。はみ出し者の奉行が身分を隠して潜入捜査、腕っ節と機転で悪を一網打尽にして去っていく…なんて、こりゃもうテレビ時代劇で毎週毎週繰り返されてきた話でしかない。ここまで定石だと、「痛快度」も「娯楽度」も自然と下がらざるを得ません。唯、確かに演出は誰に遠慮することなく市川崑節が炸裂してるので、ファンには嬉しかったかもしれませんね、5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-19 00:03:19)

11.  独立愚連隊西へ 「独立愚連隊」の名前を借りただけで、前作とは全く繋がりの無い続編。その上、コメディ色が強くなっただけでなく、日本軍に対する皮肉も辛辣さを増し、エピソードやアクション・シーンもぐっと増えて、前作よりも全然面白い続編となってます。彼らにとって軍旗は役立たずの布切れ。しかしそこに男の魂を感じ取るや、何よりも大切なものに変わる。飄々と振舞いながらも命の重さを知る、本隊と対極に位置する愚連隊の面々が相変わらずカッコ良い! 本作を観れば岡本喜八という人が、邦画界では如何にモダンな映画監督だったかが良く判ります。ところで、【ロンメル元帥】(略名)さんの提案には激しく賛同。でも、戦争娯楽アクションと言っても、「戦国自衛隊1549」や「ローレライ」レベルでは話になりませんけどね、7点献上。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-24 00:04:15)

12.  独立愚連隊 戦争映画と言うよりは、【ロンメル元帥】(略名)さんが書かれてる通り完全に西部劇。ウエスタンの日本への翻案としては、日活の無国籍アクションよりも遥かに方向性が正しく、現在観ても全く古びた感じはしません(逆に日活アクションの古臭いこと古臭いこと…)。岡本喜八のダイナミックな演出は破天荒な登場人物達をイキイキと描いており、特に「渋い脇役」位の認識でしかなかった佐藤允と中谷一郎が、腹に一物があっても決してそれを表に出さず、且つ思い切り肝が据わってて凄くカッコ良い! 私としては愚連隊全員に、狡猾に生き延びて欲しかったですけどね、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-24 00:03:54)

13.  どこまでもいこう 《ネタバレ》 本作では舞台を団地の生活圏に限定したのではなく、小学生の彼らにとっては、ここが全宇宙なんだと思う。大人には精々団地の一角にしか見えない場所でも、彼らにとっては「史上最大の作戦のマーチ」が似合う冒険の舞台。毎日が新鮮なことの連続なのです。特に私には、プラモ名人の子のエピソードが衝撃的だった。初めて入る友達の家の緊張感、自分が持っていないものを持ってることへの羨ましさや敬意、そして新たな友人を知る新鮮な感覚。だから「あの子はあの母親に殺されてしまったんだ」ということがリアルに胸に迫ってきて悲しかった。普通は劇中で人が死んでも屁とも思わないんですけど、私も主人公達と一緒にあの子の部屋の中で目を見張り、はしゃいでいたからかもしれません、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-01 00:06:58)(良:2票)

14.  トキワ荘の青春 地味でマニアック、しかもマーケットを牽引する女性客を呼び込むことは、まず不可能な題材。では、どの様に映画化するか? ①批評家ウケする文芸作品風にじっくりと作り込む。②出来るだけ派手に脚色し、イケメンを揃えてヒットを狙う。しかしこの映画は、そのどちらでもない。ダラダラした脚本は単なる再現ドラマでしかなく、そこに核となるテーマは見出せない。それにいくら主演だからって、モッくんだけが人種が違うかの様にハンサムなのは何故? これは偉大な足跡を残した表現者達の物語。同じ表現者として、こんな作品を作ってて恥ずかしくないんでしょうか、4点献上。4点(2005-03-24 00:06:53)

15.  東京ゴミ女 《ネタバレ》 密かに憧れている同じアパートに住む男のゴミを夜な夜な部屋に持ち帰り、そこから男の生活習慣を知り、ひたすらその男を理解することに喜びを見出すストーカー女を描いた異色ロマンス。中村麻美(どうも私は、この人と三輪明日美の区別がついてなかったみたい)が嬉々としてゴミを分別し、時々入ってるお宝(例えば古着等)に目を輝かせる様が可愛らしくも不気味。しかし最後に女は、その男ではなく、男も含めた誰にも知られず、自分が男を最も理解しているという満足感だけを追求していたことを自覚する。これは完全にマニアの境地です。ビデオ撮りにしては綺麗な映像だったのも奏功し、個人的には面白く観ることが出来ました。そして脇役ながら、最高のハマり役を演じた柴崎コウも必見です、6点献上。6点(2005-03-12 00:08:42)

16.  時空の旅人 当時は少女マンガ家のSFアニメってのがブームになった時期もありましたっけ。その流れで萩尾望都にキャラクター・デザインのお鉢が回ってきたのでしょう。それにしても、当時でも本作の未来世界のイメージやメカニック及び衣装デザインは既に相当古臭く、物語以前に、角川の製作意図自体のレベルが知れるというものです。原作は知りませんが、経済誌等で持てはやされてた織田信長だけが歴史を変えうる人物だというのも、バブル絶頂期らしい感じがしました。通り一遍の日本史も深く描かれる訳ではありませんし、何とも中途半端としか言い様のない出来です、4点献上。4点(2005-03-04 00:04:59)

17.  DRIVE (↓)比較的評判悪いですけど、私はそんなに悪くはないと思いました。仲間達が偶然に進むべき道を発見し、最後に残されるのは自分一人。そうなれば当然、自らと向き合うしかなくなる。これまでのSABU監督は、物理的アクションで主人公の葛藤を表現してたんだと思いますけど、本作の主人公(毎度お馴染み堤真一)は内なる葛藤に苦しみ、そして文字通り自分に打ち勝つ。これは青春映画の普遍的テーマだと思うし、これまでの作品と比べて遜色あるとも思いません。ただ、確かに柴崎コウのセカンド・ロールは酷いと思う。これじゃカメオ扱いでも文句は言えないぞ、6点献上。6点(2004-12-07 00:06:45)

18.  東京原発 《ネタバレ》 日本の原子力政策の矛盾を告発する、現在の日本では非常に珍しいポリティカル・エンターテインメント映画。確かに「そこそこ」は面白いし、製作者の気骨も感じましたが、同時に脚本の安易さも感じてしまいました。劇中では反原発の大学教授が唐突に出てきて、原子力政策の矛盾点を登場人物達に説明するというだけで、物語でそれが説明されたり、矛盾点がパロディになっていたりする訳じゃなかった。ラストを臨界で終わらせてくれたのは良かったですけど、私はもっと毒のある笑いを期待してました。でも、こういう試みは是非応援させて戴きます、6点献上。6点(2004-12-02 00:34:48)

19.  tokyo.sora 普通の人の日常の中にこそドラマがある等と言いますが、それは嘘です。少なくとも、この映画の登場人物達の日常にドラマは無いし、この女の子達がボーっとしてたり、弁当食ったり、くっちゃべってたりするのをただ黙々と眺めるのには、非常な忍耐を要します(確かに「覗き趣味的楽しみ」というのは、本作唯一の鑑賞方法かもしれない)。また、「実験」とは新しい試みを検証することであり、全く新しさの無い本作は実験作とも呼べないでしょう。それに長すぎます。ひたすらくっちゃべってるだけだった喫茶店のマスターとウエイトレスのエピソードが繋がった瞬間の驚きに、2点献上。2点(2004-12-02 00:33:53)

20.  Dolls ドールズ(2002) 表現手法には寺山修司の匂いも感じますが、田舎者の前衛芸術と違い、こちらは非常に洗練されていました。しかも、深みがあって発色の良い美麗な映像は、近年の邦画の中ではピカ一。これは撮影自体に相当贅沢な手間隙をかけたのでしょう。こういう映画はストーリーなど二の次で映像こそが主役であって良いとは思いますが、中途半端なオムニバス形式のラヴ・ストーリーは、どれもカビ臭いものばかり。映像で間を持たせる自信が無かったのか、ヤクザ者とアイドルの話はまるで取って付けた様(やっつけ仕事感は、深キョンの振り付けのいい加減さに表れてる)。尺を削ってでも、もっともっと繋がり乞食の二人に迫っていけば、更に面白い映画になったと思います。それにしても、菅野美穂は相変わらずいいなぁ、5点献上。5点(2004-11-12 00:53:26)

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