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1. 江戸川乱歩の陰獣
タイトルに「江戸川乱歩の」とあるが、犯人はすぐわかる。
謎解きの面白さはあまり無く、香山美子の美しさのみが印象に残った。
香山美子は時代劇好きにはおなじみだが、この映画では、そんなイメージと異なるちょっと刺激的な役を演じている。
しかし、祖母が時代劇好きで子供の頃よく一緒にTVを見ていて、見慣れた「お静」の裸を見てしまうとは。
なんだか気分は複雑である。
[DVD(邦画)] 7点(2013-01-27 18:59:33)《改行有》
2. SF サムライ・フィクション
侍というのは人を斬る職業で、
能力がある人間とは剣が優れた人間です。
ところが平和になるとそのような人間は不要、かえって危険と
いうことになり、その辺の矛盾がテーマなのか?
と難しいことを考えて見なくても、時代劇のフェイク感が楽しいし、
何より、緒川たまきがかわいい
7点(2004-09-26 12:59:52)《改行有》
3. 駅 STATION
ロス五輪の開会式で、北朝鮮バリの整然とした一糸乱れぬ
行進で日本は入場してきました。ところが最後のアメリカは
まったくバラバラ、笑顔で観客に手を振ったり、手持ちのカメラで
記念撮影したり。次のソウルの開会式から日本もアメリカを真似するように
なってきましたが、まさに
このころから日本人が変わってきたように思います。
この映画では、紅白や円谷選手の遺書、熱燗など
日本人がどこか郷愁を覚える「かつては絶対的に日本人的と思われていたもの」が
効果的に使われています。良い映画だと思います。
良くも悪くも日本人的感性を刺激されてしまいます。8点(2004-06-19 00:08:07)(良:1票) 《改行有》
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