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1. 二十四の瞳(1954)
《ネタバレ》 にっこり微笑み「タナベです」(←だったと思うけど。)・・三十数年前?このCMを見て私の母は「今でもかえらしなぁ(=若く美しく愛らしい)」と言っていた。
(私にとって永遠の処女なるイメージはこの高峰さんだったのですが、善三夫人ときいてショックを受けた覚えがあります。純だったなぁ。)
そのかえらしデコちゃんに木ノ恵&♪木ノ忠コンビなんてたまらんっ。鬼の目でさえも涙、涙ですね。
今日の正午になぜ高校野球を中断して黙祷するのかさえ知らなかったウチの子に「お母さんに大雨洪水警報発令~」とはやされる始末。自分の世代まではわかるのに、この子たちにはもはや通用しないのかなぁ? 子育てを反省し、責任を感じる本作でもあります。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-15 23:14:40)(良:1票) 《改行有》
2. 虹の女神 Rainbow Song
《ネタバレ》 あの’虹’の送り手、受け手のシチュエーション・・いかにもな男女の差でした(笑)。
彼にとってはあくまでも最後まで女友だちだった彼女の不器用さ、最後まで鈍感だった彼の若さ、、隅から隅まで共感できました。映研サークルにいた人ならなおさらかもしれませんね。ラストがあまりにも岩井俊二すぎたので減点。2007.07.07虹ということで7点(笑)。久々に心地よい青春映画に出会えました。
[映画館(邦画)] 7点(2007-07-07 23:48:57)《改行有》
3. 二十四の瞳(1987)
おしんがおーいしセんセやってます。でもね、か細いというか、病人みたいに弱々しいんですわ。どうしたんやろ。
木下版で高峰が見せた嬉し恥ずかし「オンナ」の可愛いおなご先生もここでは隠れてしまってます。美形の天本博士と武田鉄矢では同じようにいかないのか、、ジュリー使ったら・・うそうそ。えらいことになる(笑)。
なんか演出も音楽も揺さぶられるとこがないのですわ。
「先生の顔見にきたんー」という子どもの一言だけで泣ける木下版との差を見せつけられた気がします。こっちを先に観たらどうなのかな?
ま、とにかくあちらが1リットルの涙(←彦馬さん、勝手に使わせてもらいます、すんませんです。)なら、こちらはその100分の1も出ません(=何ccかって? ちょっとカタカナで乙女は言えないわ。爆)。
あ、また脱線、、えっと本作の良いところは、木下版にあった古い観念や表現(例:母親のいない赤子は死んだ方が幸せ、みたいなセリフ等)を改善・緩和し、文部省特選ものに仕上げたというところ、かな。学校鑑賞に向くようにわかりやすいナレーションを入れています。が、やっぱり泣けないのよ私ら、寅さんでは。(クスぅ)[ビデオ(字幕)] 3点(2005-11-26 14:58:01)《改行有》
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