|
1. 虹の女神 Rainbow Song
《ネタバレ》 素直になれないあおいと鈍感な岸田君がリアルで良い。蒼井優の盲目の妹役なんてもう反則技みたいなもの。全体を包む空気感が非常にユーモラスで切なく心地良い。ラストの携帯が喪失感を非常にうまく表現している。「花とアリス」で蒼井優の母役を演じていた相田翔子が、歳をごまかしていたとはいえ岸田君の恋愛の対象にもなりえるところがある意味凄い。このシークエンスはかなり不評だが、個人的には相田翔子にもう少しましな役を与えて欲しいと思う。[DVD(邦画)] 8点(2010-08-28 00:11:17)
2. 二十四の瞳(1954)
《ネタバレ》 昔、ママチャリで小豆島をサイクリングしたことがある。岬の分教場から内海湾の反対側の町までは自転車で走るには程良い運動だが、小学校1年生が歩くには果てしない道のりです。失明しても唯一見える一枚の写真、苦労して先生を見舞いに行った思い出は、貧しさと悲惨な戦争を乗り越えて行くのに大きな支えとなったことでしょう。繰り返される唱歌が少しくどく感じた。[ビデオ(邦画)] 7点(2010-08-04 20:28:26)
3. 二代目はクリスチャン
《ネタバレ》 ふっきれた志穂美悦子と北大路欣也の死に様が好き。
「人を斬ったことがありますか。刀は3人も斬るとボロボロになって切れなくなります。突くようにするか、喉をかき切るようにしなさい。じっと目をすえ、腰をすえて、懐に飛び込むんです」志穂美の刀で自分の腹を切る北大路・・・カッコいい。台詞を暗記してしまうくらい見たシーン。
[ビデオ(邦画)] 7点(2010-07-18 10:07:33)《改行有》
|