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1. 思い出のマーニー
《ネタバレ》 ひと言でいえば秀才の作った映画だと感じました。天才的な突出した部分がなく、どこか型にはまっているような作風。努力では越えられない才能という壁を見せつけられたような気がします。あちこちで不自然な部分があるのはもちろん、脇役の魅力のなさや、割り振られた役割以上物語に絡んで来ないなど、こういう感覚的な物はやはり宮崎監督の才能なんでしょう。宮崎監督だったら太っちょメガネが大筋に絡んできて、ともにマーニーの謎を解明、仲直りという流れになったような気がします。ジブリでなくても他のスタジオでも作れそうな映画、あえてジブリで作る意味が感じられませんでした。[DVD(邦画)] 6点(2015-04-11 02:16:33)(良:1票)
2. 王立宇宙軍 オネアミスの翼
《ネタバレ》 精緻に作り込まれた世界観は素晴らしい。年月を経ても古びない名作といっても良いと思います。ただし、脚本は別。世界観とは裏腹にこなれていない脚本のせいで微妙な出来になってしまいました。まるで脚本の初心者用のテンプレートを使って作ったような出来。-どこか映研の素人が作ったように感じられるのはこの辺のせいでしょうか。脚本がもっと凝縮していれば文句のつけようがない名作映画だったと思うのですが。[DVD(邦画)] 6点(2015-02-15 21:44:03)
3. 音符と昆布
《ネタバレ》 前作cherry pieとまったく同様の評価。最後まで見るのが辛い。この企画を通した無謀な勇気に1点。それに乗っかった出資者の勇気に1点。PVとして短時間つまみ食いするには悪くないので1点の計3点が限界の映画でした。[地上波(邦画)] 3点(2010-01-06 15:14:09)
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