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1. 裸のランチ
なんだか訳の分からない話だと評判を聞いていたけど、見てみたら以外と伏線が張られて後で消化されたり、思ったより話がつながってた。
なんだか妄想めいたことが沢山おこりだしたと思ったら、インターゾーンっていう謎めいた裏世界の存在をほのめかして、見る側を話に引き込むあたりはビデオドロームに共通するものがあったと思う。あと話が分かりそうで結局よく分からないあたりも一緒。
無理に理解しようとせず、妄想めいたクローネンバーグ節を楽しもうと思えば、まずまずの作品って印象かな。[DVD(字幕)] 6点(2012-11-04 02:20:17)《改行有》
2. ハチミツとクローバー
うーん、青春とはうまくいかないもんだ。でも青春に限らず理花さんや花本先生たちも寂しげなわけから、大人だってうまくいかないもんなのかもね。それでもあきらめきれず、前へ進む努力をするしかなくて、その先に何が待っているのか、もしかすると何も待ってない可能性が高いのに、それでもそうするしか出来ない人たちの姿が良かったです。[DVD(邦画)] 6点(2011-05-09 22:16:59)
3. 8月のクリスマス(2005)
韓国版未見で評価します。とにかく切なかった。エピソードの一つ一つが丁寧に描かれているので登場人物たちの心情がよく伝わってきます。また死に向かう厳しい現実とは対照的に、出てくる人々は暖かく、映される街並みの風景は少しノスタルジックで美しいです。あまりに悲しいラストですが店頭に飾られた写真で少しだけ救われた気持ちになりました。あとさすがに山崎まさよしの音楽の使い方は抜群にいいです。[DVD(邦画)] 9点(2010-05-22 15:09:15)
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