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プロフィール |
コメント数 |
385 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
https://camuson.exblog.jp/ |
自己紹介 |
自分のブログに映画や本の感想文を書き溜めておりましたが、読まれることが絶無のため、こちらに出張しております。 もし興味がありましたら、弊過疎ブログにもお越しください。 |
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1. パッチギ!
《ネタバレ》 1968年の京都の朝鮮学校(高校)に通う朝鮮人(主に不良)と主人公の日本人高校生を含めた青春群像劇。高岡蒼甫は朝鮮学校の不良のリーダー役で、その妹が沢尻エリカで、その妹に主人公の塩谷瞬が惚れているというのが大枠です。前半、血の気の多い喧嘩シーンが延々と続き、泥臭さとコミカルな味付けなのですが、これがとにかく面白くなくてとても辛かったです。監督のアイデンティティというかこだわりの部分だと思われ、好き嫌いが別れるところでしょうね。後半は、それなりにドラマが展開されて、かなり持ち直しました。総じて、ふんだんに集めた若手の役者がきちんと演技をしていて好感が持てました。特に、劇中で高岡氏に孕まされる楊原京子(現:松永京子)は良かったですね。たぶん出演者の中ではもっとも美人なのですが、色々がんばっています。後で、テレビ朝日の深夜番組「虎の門」の「こちトラ自腹じゃ!」という井筒監督の映画批評のコーナーでフォロー役をしていた娘だと知り、懐かしく感じました。まだ、テレビが面白かった時代ですね。主人公の塩谷瞬はキュート。相手役の沢尻エリカは童顔で顔が小さくて、顔のつくりもちんちくりんなのですが、体がずんぐりと厚みがあって、そのアンバランスが面白くて魅力的ですね。いままで全然興味なかったですが。本作品は、在日朝鮮人社会を扱ってますが、作者らの懐かしき記憶、過去の風景をベースに、物語を膨らませたものであり、政治的な意味合いは希薄だと思います。時代設定が1968年となっていて、全共闘の学生運動も絡めていますが、熱病的な暴発も含めて人が持つエネルギーがテーマなのかなとは思いました。[DVD(字幕)] 5点(2024-04-14 17:30:49)
2. ハウス/HOUSE(1977)
《ネタバレ》 女子高校生役の池上季実子が、女子高校生仲間の大場久美子や神保美喜などを連れて伯母の家に遊びに行き、様々な怪奇現象に苛まれるというお話です。映画らしくない斬新な映像で、テンポがよく、面白いです。でもセットは安っぽくはなく意外としっかりとしています。池上季実子(当時18歳)の幼く甘ったるい女子高生役が、後年のちょっとキツイ感じのネーサン役になれていた身にはとても新鮮でした。終盤には妖艶な姿も見れて、そのギャップも良かったです。クンフー役もプリプリしていてよかったです(尻的な意味で)。[DVD(字幕)] 7点(2023-08-29 18:52:42)
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