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21. ハウス/HOUSE(1977) すっげえなあ・・・、この映画。もう全編通じてこれ唖然呆然感激感動大失笑の嵐。尾道三部作や「ねらわれた学園」、「異人たちとの夏」等で僕の青春時代の映画記憶に生涯消え去らぬ刻印(←いろんな意味でね)を残してくれた大林監督のルーツがここにある!「愛とは語り継がれていくものである」・・・って全然映画の内容とは関係ないやん! 大場久美子を起用したのは「ハウス」プリンのコマーシャルに出てたから・・・なんてふざけてるにも程がある!けどカワイかったから許す![DVD(吹替)] 7点(2005-10-24 11:02:58)(良:1票) 22. バトル・ロワイアル 特別編 奪う女は美しい!走り続ける女はカッコイイ!ただただ男に庇護されてるだけの女は・・・、分が悪い。[DVD(字幕)] 7点(2005-08-29 10:44:30) 23. 晩菊 浅草東宝のオールナイト成瀬巳喜男特集にて鑑賞。モノクロ映画のフィルムのほうが年月に耐えられるものだって事を改めて再認識。何がすごいかってコレ、内容も地味もいいトコだし、なんと言ってもキャストの面々、映画の全盛時代とはいえ杉村春子、望月優子、細川ちか子といったおよそ商売にならないような中年女優たちを主役に据え、しかも面白く仕上げてるって点に尽きます。かつては美しかったであろう芸者あがりの女性たち、彼女たちの後半生をかなり辛らつに、シニカルに見据える成瀬監督の冷徹な視点には瞠目しました。杉村春子の抑えた名演技、相変わらずの滑舌の良い台詞回しには感服です。主観的に面白いといっても、これあくまで大人の観客向けの映画なので万人にはお勧め出来ないかもしれません。[映画館(字幕)] 8点(2005-05-26 14:13:08) 24. バタアシ金魚 これかなり好きな映画でした。「泳ぐ 泳ぐ 俺たち~」の大合唱シーン、こんな風にたわいもない事で群れて、笑いあってた頃を思い出します。ちなみに自分は元歌の陸上部員だったんですけど。筒井道隆の若いくせして妙に野太い声が個人的にツボ。どうでもいいけど筒井君は相変わらずヌーボーとして今も昔も一向に変わらないっすね。高岡早紀も初々しい。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-04 17:10:32) 25. 挽歌(1957) 和製クールビューティの決定版(と自分は勝手に思っている)久我美子の代表作。今の世の中ならさほど珍しくもない、中年男を翻弄しまくる彼女の小悪魔的キャラクターは、当時としてはかなり斬新な女性像だったと思われる。脇を固める森雅之、高峰三枝子も貫禄の演技。最果て北海道の廃線跡でのロケーションが情感たっぷりで美しい。原節子は久我美子の持ち味を「特殊児童的演技」と評していたらしいが、その特徴が最も生かされた作品はこれ!7点(2004-10-23 14:15:55) 26. バーバー吉野 男の子のキャラクター造形が、何となく女の人が頭の中でこねくり回しただけって気がしました。そりゃHな本の収集とか親には内緒の隠れ家とかっていう素材はいいんだけど、何か違うんだよなあって違和感がずっと付きまとって乗れなかったです。あとはもたいまさこの独壇上、ただ彼女自身が持っているキャラクターあまりにそのまんまの役柄なので、安易に感じてしまったのも事実。5点(2004-05-08 14:36:29) 27. 配達されない三通の手紙 原作はエラリー・クイーンの「災厄の町」。昔、よくゴールデンタイムにテレビでやってたんで何回も観ました。出てる人が何気に豪華なのでお茶の間にぴったりって言ったらいいか。出演者の顔ぶれで何となく犯人がわかってしまう、わかりやすいサスペンス映画です。余談ですが自分はガキの頃、この映画と「郵便配達は二度ベルを鳴らす」のタイトルがなかなか区別がつきませんでした。6点(2004-02-26 18:05:44)
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