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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. 白昼堂々 山田洋次作品以外の渥美清&倍賞千恵子コンビの映画を観るのはこれが初めてです。この二人が恋仲になるっていうのは、なんかなあ・・・ちょっと全身むず痒くくすぐったい感じがしないでもない。そう思ってしまうのは俺だけ?まるでこの作品での渥美さんの警察アレルギーのジンマシンみたい。しかもいつのまにやらお互い好き合ってるし。デパートの売り上げ金を白昼堂々強奪するっていう作戦がクライマックスですが、これが手造り感満点の計画でほほえましい事この上ない。今ならばセキュリティシステム解除がどうのこうのとややこしい展開になるところだけど。当時デパートの中で何と呉服売り場が一番繁盛していたっていうのも驚きですね。まあプログラムピクチャー二本立てとして観たら面白かっただろうなあって思うけど、出来としてはごくフツーの喜劇だと思います。もっと大胆不敵なスリの手口とかを伝授してもらいたかったかも・・・。なんてね。[DVD(邦画)] 6点(2008-01-20 11:21:49) 22. 配達されない三通の手紙 原作はエラリー・クイーンの「災厄の町」。昔、よくゴールデンタイムにテレビでやってたんで何回も観ました。出てる人が何気に豪華なのでお茶の間にぴったりって言ったらいいか。出演者の顔ぶれで何となく犯人がわかってしまう、わかりやすいサスペンス映画です。余談ですが自分はガキの頃、この映画と「郵便配達は二度ベルを鳴らす」のタイトルがなかなか区別がつきませんでした。6点(2004-02-26 18:05:44) 23. ハチミツとクローバー もちろん原作は未読ですが、これが今一番人気がある少女マンガという事なら画ズラは多少変わったとはいえ、自分が姉貴の「別マ」を隠れ読んでいた二十余年前(くらもちふさこや槇村さとるあたり)とあまり内容自体は進化していないような気がします。登場人物は全員なんだか「植物性乳酸菌」ぽい。原作じゃ多分一番魅力的に描かれてるキャラに違いない悪ぶってる伊勢谷先輩ですら、野獣化する事もなくいともご清潔な言動に終始。不思議系蒼井優も「大和」の方が数倍魅力的でした。男女のキレイな部分だけの上澄みを掬い取ったような感じ。原作ファンなら満足するかもしれないけど、映画ファンとしちゃちょっと物足りないです。それにしても美術大学の構内って毎日が文化祭の前の日みたいですね。何か楽しそうだなあ・・・。[映画館(邦画)] 5点(2006-08-11 11:42:36) 24. 博士の愛した数式 《ネタバレ》 真摯な製作態度のもとに作られた良心作には違いないかもしれないけど、なんとも起伏に 欠けるというか、挨拶に困ってしまうようなマジメ映画。ただひとつ言えるとしたら、寺尾聰の演技が作品の出来を上回っているという事くらい。深津絵里はいつもの彼女の枠を越えるほどではない。唯一、映画的に自分が興味を持てたのは未亡人浅丘ルリ子と寺尾との微妙な関係を描いた点だが、それも消化不良で喰い足らず。最近観た「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」(←これも数学者の話だけどこっちのがまだ面白い)と数式の単語がだぶってました。「僕は80分しか記憶が持たない」って言うのを宣伝文句にしてるなら、ふっと記憶が途切れた瞬間みたいなものを映像的に見せるのが普通じゃなのかなあ・・・・?[映画館(吹替)] 5点(2006-01-22 10:45:04)《改行有》 25. バーバー吉野 男の子のキャラクター造形が、何となく女の人が頭の中でこねくり回しただけって気がしました。そりゃHな本の収集とか親には内緒の隠れ家とかっていう素材はいいんだけど、何か違うんだよなあって違和感がずっと付きまとって乗れなかったです。あとはもたいまさこの独壇上、ただ彼女自身が持っているキャラクターあまりにそのまんまの役柄なので、安易に感じてしまったのも事実。5点(2004-05-08 14:36:29) 26. ハワイ・マレー沖海戦 中盤まではそれなりに観れたんですが、皆さん↓述べられてるように、キャストが充実している事もあるので・・・。後半からタイトルに偽りなし、主人公の少年すらそっちのけで戦闘シーンばかり。映画として形を成していないような気がします。なるほどこれが第二次大戦中の戦意高揚映画だったんだ、って感想を持っただけで貴重な文化資料的価値はあるかもしれないが、今全編観せられてもちょっと困る。(浅草東宝オールナイト山本嘉次郎特集にて→)[映画館(字幕)] 4点(2005-12-04 10:27:05) 27. 花より男子(1995) テレビドラマが流行ってた頃「そういや昔映画でもやってたよねぇ、内田有紀出てたヤツ・・・」ほんのちょっとだけ人の会話の端に上った映画。実は私も過去に観た事すら忘れてましたが。ボーイッシュが売りだった当時の内田有紀の、必要以上に元気キャラをいかにも演じてますっていう表情が垣間みえて痛々しかったです。[DVD(邦画)] 2点(2007-06-17 16:14:34)
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