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プロフィール |
コメント数 |
363 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
とにかく毎日忙しい、とか言ってなかなか映画を観ないと、観たい映画リストがどんどん長くなっていく。 このまんまじゃ死ぬまでに間に合わなくなっちゃうから、とにかくどんどん観ようっと。 |
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1. パッチギ!
《ネタバレ》 この映画、間違いなく娯楽作品ですよね。
社会性はあったとしても政治的主張なんて、私はまったく感じられませんでした。
主人公はただ純粋にヒロイン(沢尻エリカが実に可憐)に恋をして、自分の思いを伝えたくて、彼女の国の言葉と歌を覚えただけ。例えばそれがタガログ語であっても、またスワヒリ語であったとしても一生懸命覚えたんでしょう、彼は。
そんな切ない純愛に影を落とす、日朝の間にも流れる「イムジン河」。
そんな川なんか、ずぶ濡れになっても乗り越えて行こうよ、と。メッセージがあるとすればそれだけじゃないかと。どっちがいいとか、実はこうだとか、一言も言っていなくて。
ゆえに、それぞれの青春にどっしり横たわる問題は、何一つ解決されていないまま、新しい命に一縷の希望が託されるという放り投げっぱなしみたいな結末(唯一キチンと解決したのはモトキの仮性包茎だけか?)も当然のことなわけで、だからこそ、ラストのクロスカッティングは、ほんとにベタだなぁ~と思いつつも胸が熱くなる。
それにしても陰惨ではなく、むしろ爽快な暴力シーンはなかなかの迫力。ビー玉を口に入れるあのシーン、私がかつて聞いたハナシでは折った割り箸やつまようじが使われたとか…イタタタタ。
[DVD(邦画)] 9点(2007-09-16 15:09:54)《改行有》
2. ハチ公物語(1987)
これは反則だ。どう転んでも誰が観ても泣くに違いない。実際地上波で放送された時の娘の号泣ぶりには、家族全員が心配した。映画としての冷静な評価などどうでもよい。犬は実に愛情深い人間の友人だ。ところで私は山城シンゴが嫌いだ。6点(2003-06-06 14:33:56)
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