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プロフィール
コメント数 491
性別 男性
年齢 60歳
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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  バケモノの子 《ネタバレ》 この監督の作品は『時をかける少女』、『サマーウォーズ』と観たが、その中では“言わんとすることの分かりやすさ”という点で、これが一番まともな出来だったような気がする。 が、この監督の作品って、人の描き込みが浅いから、出てくる奴らがみんなちょっとおかしな変わり者に見えてしまうんだな。 今作の蓮も、何が気に食わなくて親族一同にあそこまで反抗してるんだかが分からない。9歳の子供が何もかも捨てて失踪するって、単なる反抗期で済まないだろ。w ……という設定のヌルさはあるが、話が始まってしまえば(その設定のヌルささえ許せれば)テンポ良く、判り易く話は進んでいく。 ただまあ、判り易いとは言っても、見てる側の推察による補足はかなり必要なんだけれど。w 九太が図書館で唐突にメルヴィルの白鯨を読み始める。……え? なんで白鯨??? 唐突すぎるだろ? いきなりすぎるだろ? 観ていくうちに「ああ、誰もが知ってて、『復讐』というキーワードを持つ、モンスター的な題材が欲しかったんだろうな」と分かっては来るのだが、それにしても違和感は残る。そして終盤、復讐に燃える一郎彦のクジラをモチーフにした襲撃。……なんか、イマイチ怖さが伝わってこないよね。w それにしても日本のマスコミは、やれ天才だの、やれカリスマだのと大仰な修辞が大好きで、マスコミに言わせると、この監督も天才アニメクリエイターなんだそうな。 でも……、天才が作ってこの程度なんじゃ世界に冠たるジャパニメーションも、もう長く無いんじゃないか?w[DVD(邦画)] 5点(2020-08-16 14:05:03)(良:1票) 《改行有》

2.  パプリカ(2006)  原作の枠の中でそれなりに遊んでみました、という感じ。原作を削るにあたって、登場人物の整理と再構築は必須となるわけだが、それが雑なために出てくる人間がみんな薄っぺらく、それに伴って話全体が薄っぺらになってしまった。  この映画を見る限りでは、パプリカ側の人間がそれほど彼女を慕う理由が分からないし、敦子と時田がくっつく理由が無い。Bar「ラジオ・クラブ」をヴァーチャルの世界にしてしまったのもイマイチ意味不明。さらに、終盤のパレードもジブリ映画から借りてきたような印象だし、「夢の中の物が現実化する」という描写が分かり難いために、夢と現実の混交という肝心の部分が希薄になってしまった。  もう少し脚本を練り上げれば、もっとマシな作品になったろうにねぇ。[DVD(邦画)] 4点(2010-09-12 16:44:16)《改行有》

3.  ハンサム★スーツ  展開もオチも途中で読めてしまうような、なんの捻りも無い話なのだが、それが逆に王道と言うか、観終わった後の印象は良い。  また内容的にも、如何にも…な話で深みが無く、鑑賞後に残るものは何も無いが、この手のコメディはそれで良いのかもしれない。とにかく気楽に観られて、勢いもある(いや、勢いのみって気もするけどw)。115分退屈せずに過ごせるのは確か。  だが、なんとなれば……、例えば來香もスーツの使用者である事が分かり、琢郎をスーツ着用のままいさせようと引き止めに掛かって、その狭間で揺らぐ……みたいな、もう一展開あった方が話には奥行きが出たかもしれない。[CS・衛星(邦画)] 5点(2009-11-19 16:04:47)《改行有》

4.  ハッピーフライト(2008) よく出来ていると思う。 一応、田辺誠一と綾瀬はるかが主人公なのか、ポスターなどでメインを飾っていたが、基本的には空港を舞台にした群像劇なので、登場人物それぞれにドラマがある。 また、普段は日の当たらない裏方さん達もしっかり描けていて好感が持てる。特に、若い整備作業員が失くしたスパナ一本を、全作業員総出で探し回るシークエンスは良く描けている。 そして、各部署いろいろありながらも、最後のサスペンス(?)に雪崩れ込む……。まぁ映画の性格上、大きな事故に到らない事は容易に想像はつくが、それでも笑い半分、緊張半分の見せ方は上手い。 登場人物が多く、ともすればトッ散らかりそうな設定を、きれいにまとめた脚本と演出は見事です。[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-09-24 21:18:39)(良:1票) 《改行有》

5.  花田少年史 幽霊と秘密のトンネル 《ネタバレ》 なんか残念な映画だねぇ。途中までは何とかギリギリ『花田少年史』として持ち堪えていたのに……。とくに、一路の体を借りて杉本哲太が運動会に現れる辺りは、原作の雰囲気があってホロリとさせられる中盤の(そして唯一の)見せ場になってる。 ところが、後半に舞台が時化の海に変わってからはもうグダグダ。まず海がどう観ても嵐の海ではなく、でっかいプールにしか見えないのはご愛嬌としても、お話が一路の関係の無い所でどんどんと進んで行き、結局は幽霊の親子喧嘩がおっ始まる。しかもこの幽霊対決、もたい演じる吉川のばあさんまで応援に駆けつけるのだが、元漁師で花田家に恩義のある哲太は来ないワケだ。w やっぱ見殺しにしたコト恨まれてんじゃねぇの?www  しかも、幽霊親子喧嘩の決着が着いて時化も収まり、花田親子は助けに来たボートに救われ、めでたしメデタシ……って、爺さんと医者どーしたんだよっ! また見殺しか?! この監督と脚本家は、よっぽど忘れっぽいのか、宙ぶらりんに投げっ放しのモノが多すぎる。 ところで、最後にもう一つ。この映画のタイトルだが、『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』って、たぶんハリ・ポタ辺りを真似て付けたんだろうが、べつにトンネルは秘密でもナンでも無いよね? この映画を観る限り「幽霊とトンネルの秘密」だと思うんだけど。[地上波(邦画)] 4点(2009-08-14 19:24:12)《改行有》

6.  バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 まあ、ホイチョイらしいと言えば、これほどホイチョイらしい映画も無いんだが……。それにしても君塚のホンが酷い。先の先、隅の隅まで読める展開、次のセリフが簡単に予想できる会話。セオリー通り。まるで昨日今日学校の脚本科を出たばかりの人間が描いたようなホン。まあさすがにあのラストは予想をはるかに超えてダメダメだったが。w 「大切なのは家族」と正道で纏めるかと思いきやあのバカ展開……orz それにしてもこの映画の制作者はアホですか?“好景気”と“狂乱景気”を一緒くたにして「浮かれて暮らすのも悪くないぞ」、「バブル最高!」などと言わせる無神経さには愕然とする。金儲けだけが目当ての暴力団が強引な地上げで一般市民を脅かし、サラリーマンや学生たちが好景気だ円高だと浮かれ騒ぐ裏では中小企業や町工場が次々と倒産し自殺者が続出。そんな時代が最高? 終わらせるな? 狂乱の裏面には一切目を瞑り、20年が過ぎて喉元を過ぎれば熱さも忘れましたってことですか? モロにテレビ屋が作った映画のいやらしさで溢れている。ともあれ、印象に残ったのは薄っぺらさばかり。とても大人の鑑賞に堪える映画ではなかった。[地上波(邦画)] 2点(2008-01-13 17:10:07)(良:1票)

7.  半落ち 最初に観た時に、どうもピンと来ずにレヴューを控えていたのだが、つい先日TVの2時間SPでドラマ化、その直後に映画のオンエアがあったので見比べると、なんとなく感想が固まった。作品としては両者一長一短だったのだが、原作の設定を整理し直して2時間にまとめたTVに比べて、映画は原作をそのまま映像化したために、映画作品は「梶はなぜ自殺を思い留まったのか?」という肝心な部分のピントがボケてしまったように感じる。あと一年は生きていたいと思う理由が、映画からは伝わってこないのだ。執行猶予の付かない理由も、あそこはフェードアウトではなくしっかりと読み上げなければ、メッセージ性としては弱い(TVはこの判決が出る部分はすっぱりとカット)。映画に関して言えば、弱い脚本を役者の演技で観せ切ったな、という感がある。その分、役者の演技は映画の方が1枚も2枚も上だった。[地上波(邦画)] 6点(2007-12-30 16:35:42)

8.  博士の愛した数式 《ネタバレ》 寺尾聰って、こういう淡々とした映画多いよね~。この映画も、事件らしい事件と言えば子供の怪我と一回クビになることぐらいで、目を奪う大きな展開は何も無い。おまけに登場人物がみんな優等生過ぎという声もあるが、それでも全体を包む穏やかな優しい雰囲気は心地良いし、場面展開の速さで退屈はせずに観ていられる。しかし、皆さん仰るように、それだけじゃやっぱり物足りないのも確か。博士の記憶が80分しかもたない、というせっかくの設定が活かされてない。毎回靴のサイズ訊いて、「ほう、君には子供がいるのか?」って……、『メメント』みたいに何かをしてる途中で「あれ? 俺何してるんだろう???」みたいな場面が無いと、アレじゃただのボケ老人だろ。ルートの講義は及第点。数学嫌いに数の面白さを教えるにはもう少し気の利いた話もあると思うが、授業&身の上話という設定だから仕方ないか。w それにしても吉岡秀隆って良い役者だと思う。まあ一回くらい彼の溌剌と明るい役も観てみたい気もするけどね。とにかく、なんかちょっと勿体無い映画という気はするんだけれど、最近の欲張って詰め込みすぎで何が言いたいんだか分からなくなってる映画よりは、観やすいし分かりやすくて好感が持てた。初老のおっさんがこんなにチャーミングに見えた映画は久しぶりだ。www[地上波(邦画)] 6点(2007-05-30 17:07:49)

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