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プロフィール
コメント数 914
性別 女性
ホームページ http://ameblo.jp/cluttered-talk/
自己紹介 After shutting down my former blog, I'm writing some boring stories at new site. Anyone who's interested in, come along if you'd like to.

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ハンサム★スーツ 《ネタバレ》 …谷原章介でも見て目の保養をしますか~。 やっぱりいいわ谷原。どの角度から見てもハンサム。…まあ塚地と比べるからよりいっそうそう見えるわけだけれども…。 脚本は鈴木おさむでそこそこできていると思うのですが、演出が残念な感じでした。「間」やテンポに問題があるかなあと。別の監督さんで見てみたかったですね。 あと…間宮兄弟なんかもそうでしたけれども、日本映画界はちょっと塚地に期待をしすぎです。 塚地はやっぱり俳優ではありませんので、何に出ようが演技というほどのことをしていないわけですけれども、塚地であるだけで意味があると、塚地を出すだけで数字が取れると、そういう出し方はどうかと思いますね。周囲の俳優さんたちと塚地の演技に差がありすぎます。 私の想像と逆のオチでしたけれども、ちょっと納得がいかないかなあと。 塚地×大島ではグッドエンディングにはならないと、そういうことですよね。 男がブサイクでもいいけれども女がブスだと「終われない」と。 それはないんじゃないでしょうか~。 全体的な質の低さに目をつぶれば、懐メロいっぱいで谷原章介の美しさを楽しめる作品です。[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-01-03 21:13:40)《改行有》

2.  花の生涯 梅蘭芳 《ネタバレ》 長くてつまらない。 「覇王別妃」と同じ監督さんとは、とても思えない。 なんじゃこりゃ、と考えるに、熱狂的な大ファンが、崇めるスターの伝記を書いたらこういう感じになるのではないかと思った。 チェン・カイコーは、梅蘭芳が「好きすぎる」んですね。 おそらく、生前の舞台を見たことがあるのではないでしょうか。 大ファンがお気に入りのスターのことを語る場合に、あまり名誉でない事柄についてどうしても無視できないとしたら、「サラッと」触れる感じになりますよね。 私が本当に知りたいのは、少年時代に有力者の寝室に呼ばれたのかどうかとか、義兄弟の契りを結んだチウとの男色関係はあったのか(心身ともに)どうかとか、愛人関係にあった小冬との間に、男形と女形との恋愛という特異さによる倒錯した感情は一切なかったのかとか、女形なのに何人も子供を作っているから性的にはけっこう絶倫だったりしたのかなあとか、そういう下世話なことである。 でも、「大ファン」はそういうことには触れない。 大ファンだから。 梅蘭芳は、刑死した叔父の遺言を無視し、恋愛も流行りの服装も映画もすべてあきらめて芸に精進し、そのうえ日本軍には協力しませんでした。彼に関わる人は、男も女も中国人も日本人も魅せられて虜になりました。すばらしい役者さんでした。おしまい。 こんなつまらない大作を世に出すのなら、いっそのこと関係者のインタビューとか記録映像でドキュメンタリーにしたほうが良かったと心から思う。「覇王別妃」のような傑作も作れる同じ人が、「ファン心理」でこれだけ目が眩んでしまうとは、よっぽど梅蘭芳のことが好きなのだなあ。[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-02-05 14:11:00)《改行有》

3.  裸のランチ 《ネタバレ》 10年以上前の初回視聴時の感想はずばり「退屈」であっため、2度と見ない作品リスト入りしていたのだが、見る側の経年変化というものも考慮し「CSでやっているならちょっと」と見始めて見事ハマる。 「クラッシュ」でも書いたけどこの監督さんの作品を楽しんで見るためには「コント」という前提で見るのが正しいのでは。「あんまりマジメに考えない」で「相当ブラックでグロテスクなコント」を見ている感覚で、作り手の意図した「笑わせどころ」にちゃんとはまっていってあげるのが、楽しく見るコツなのではないだろうか。 松本仁志のコントをスケールを拡大し芸術性を高めて高尚にしたもの…ということであんまり間違っていないと思います。もちろん、バロウズの原作というものがあり、映画であるので、私の見たところでは1箇所「意図的にコント世界をはずれて現実世界を注入した」ところがあって、「ところでそろそろキミの創作活動と麻薬常習との関連性について聞こうじゃないか」と友人が言うんですね。 こういうマジメなセリフが、爛れた妄想世界の中で突如として発言され、そして「無視される」という展開。バロウズが誰か他人から現実に言われた言葉であろう、そして「最も言われたくない」が「最も無視できない」言葉。ちゃんと入れてきてます。 作品全般に「んなアホな」と突っ込みたくなるシーンが満載で、ピーター・ウェラー演じるウィリアム・リーは「突っ込み」担当なのですが、クローネンバーグの演出により繊細に計算された「限りなくノーリアクションに近いリアクション」芸を展開することでボケを際立たせています。かなりギリギリの芸です。 ラストも大変練られたもので、文学的でありかつコントとして成立しているというやはりギリギリ芸。 「作家であることを証明してみろ」と言われて「んじゃ、気は進まないがウィリアムテルごっこだ」「なるほど、確かにおまえは作家」てな、完全コントでなおかつバロウズの抱いていた根本的問題や苦悩を落としどころに幕引きしてみせた。 「クラッシュ」でも書いたがクローネンバーグが大笑いするネタというのは一般人の顔がひきつるレベル。 ゆえに「天才は孤独」なのだが、本作はバロウズというクロを上回る変態じゃなくて天才とのコラボでどちらかというとクロの変態度が小さく見えるほどである。怪作。[CS・衛星(字幕)] 9点(2008-10-08 13:35:07)《改行有》

4.  春の雪 《ネタバレ》 映画としては、充分及第点をつけられる作品だったと思う。監督の力量に安定感を感じる。 決定的な不満は残ったが…橋本治の三島由紀夫論によると、この話の白眉は第四部のラストにあるという。 数十年後、出家して門跡となった聡子を訪ねる本多が、「松枝など知らぬ」と言われることで、無常感極まるのだという。「豊饒の海」である。月のクレーター。不毛の地。 「春の雪」だけを映画にされてしまうと、一見「純愛」のように幕を閉じてしまう。やっぱり不満だ。 で、なにはともかく大正ロマンを満喫できる。大正ロマンとは何か。私は「富の錯覚」と評したい。 もともと日本は貧乏な国なのであり、今もそうで、日本史を振り返って見たところで、天皇になったって、将軍になったって、大した贅沢ができたわけでもなく、日本人は贅沢に慣れてないどころか本当の贅沢の意味も知らぬ。大正元年当時の日本人だってそうで、おそらく松枝侯爵のやっていることなど西洋の貴族から見たら「貧乏人のままごと」でしかないに違いない。プチ松枝侯爵がうようよ発生した時代、それが大正ロマンの時代と思う。 「春の雪」それは、男対女の純愛…などではない。なんたってあの三島由紀夫が考えた話だもの。 S男とM子が見事にめぐりあい、これ以上ないという絶好のシチュエーションで、〝プレー〟を楽しんでいる…そして、S男の脇には「友達」ではなく〝ホ〟で始まる美男子もセットされている…なんと三島好みの構成。それが「春の雪」だ。 映画「春の雪」を見ながら、行定監督の手腕よりも、原作者三島の意地悪さのほうに、「うーん、やるな」と唸ってしまう。 キャストについては、まず竹内結子に「首の短さ」という救いがたい難がある(そして意外に太い)。 なおかつ、聡子を演じるにあたって、おそらくは美智子皇后や紀子妃の立ち振る舞いを真似たと思われるのだが、これがいけなかった。常に前傾姿勢でいることによって、首の短さが強調され、着物も洋服も似合わない。…竹内には可哀想だが、私としては若い頃の鷲尾いさ子にやらせたかった(でも鷲尾はSの系統だ…)。 妻夫木はなかなか驚かせてくれた。人をアゴでこき使う性格の悪いお坊ちゃんを、よくここまで再現できたと思う。今は亡き岸田今日子はやはりすばらしい。宇多田のエンディング曲も良い。 最後に…及川光博はやはり決定的に軍服が似合わない。お願いだからもうやめて。[DVD(邦画)] 8点(2007-06-12 18:09:59)《改行有》

5.  パッチギ! 《ネタバレ》 北野武とか黒沢清の作品は「無国籍性」(外人が見てもけっこう楽しめる)があるのかもしれないが、「パッチギ」はもう、国内一本勝負。敬意を表します。間違っても外国で評価されることはないでしょうし、最初から狙ってないに違いない。今の若い奴は一回は見なさい。「そんなに日本がイヤなら来なければよかったじゃないですかー」とか言ってる子、実際に居るんだよ。「だから来たくて来たわけじゃないから」って言ってる私自身も情けないよ。井筒ものは初めてでしたが、感心しました。「問題解決のための暴力を持たない少年」が「別の方法」でなんとかしようと「他民族が祖国を慕う歌」をみんなの前で歌ってみせる。という、それだけならクサいストーリーなのですが。この康介少年の周りでは、ワーワーワーワー、皆が右往左往しているわけで、その中でぽつんと役立たずに見えた康介が、ラストで歌ってしまうことで意外な一石を投じるわけだ。歌にどれだけの力があるのか私には分からないし、「歌う」は「クサい」ことにはちがいない。「暴力がダメな男」康介にとっては、今の所これが自分にできることだったわけだ。井筒監督はケンカ上等だったらしいので、康介というのは「存在しなかったもう一人の自分」なのかもしれない。大人の男たちが情けなくて皆面白い。先生、オヤジ、笑えます。モトキの浪岡一喜が素晴らしい。オダギリが演技しているところをはじめて見たが、なんだかあやしいフェロモンが出ていた(でも坂崎幸之助だなんて美化しすぎ)。番長役の高岡蒼佑が、あまり雰囲気がなかったところが惜しい。ミスキャストと思う。朝高の番長がハンサムではダメ。[DVD(吹替)] 9点(2006-01-18 18:00:29)(良:2票)

6.  パーフェクト・カップル なかなか面白く見られた。キャシーベイツがレズビアンというのにたまげた。実生活のことはよく知らないけど。「アリ」なようで「やめてー」なようで、もはやこの世のものとは思われないそのりりしいゲイ姿。完全に主役より強烈になっちゃってた。そういえばこないだシュミットさんで彼女の胸を見てたまげたばかりだ。 トラボルタなんていつでもトラボルタだけど今回は「某大統領のフリしてます」なめずらしい役どころ。確かにあのドーナツ屋シーンは特筆モノ。ぼそぼそしゃべってるしさ。いつもまぶしそうな目だしさ。モノマネとしては下手だったけど、「それなりの《トラボルタがやってる》クリントン」ではあった。ところで「ビョーキ」の亭主を持ったらどのように生きていけばよいか、現在世界で最も含蓄のあるアドバイスができるのはヒラリーに間違いない。ぜひ聞いてみたい。べつに実生活には役立たないが。仁科明子と対談なんていかがでしょう。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-10 22:03:22)《改行有》

7.  バトル・ロワイアル 《ネタバレ》 なんでおもしろくなかっただろ、としみじみ考える。大好きな深作なのに。たけしだってよかったのにさ。そして分かった。有名子役(?)を何人も使ったから。藤原とか柴咲とか。だってTVで日常的に見てる子たちとかが、あーゆーことになっても、「私は今映画を見ている」としか思えないじゃん。全部無名の子にしなきゃダメ。有名な子をキャスティングしないと製作にこぎつけられないのだろうなあ。でもこの作品に限っては致命的。「蝿の王」なんて、もち外人の子役だから一人も知ってる子なんていないじゃん。だから入りこめたのよね。藤原は素晴らしく声が良いが、役者を続けるなら歯並びを治さないとダメ。[DVD(吹替)] 5点(2005-12-25 12:59:41)

8.  HANA-BI 《ネタバレ》 よかったです。デビュー作のテーマが、洗練された形で再構成された感じがする。 「その男」からたけしの「身体性」には驚いていたが、また驚かされた。この人運動選手じゃないし、スタントマンでもないし、いったいどうやってそうなったのかしら。コントで培ったのかなあ。驚異の「身体性」である。キオスクにとびこんじゃえと思いついたら、とびこんじゃうのである。50代男性の何人が、これできるかなあ。先日、黒沢明と同じ道を行ってもだめだから、別のところから登るんだ、と言っていた。それを考えついたことがすごいよ。「身体性」も高いが、「IQ]も人の倍くらい高そうな人である。たぶん、同じようなのは本作で打ち止めであろう。観客も満足だし。石を入れたら痛いからやめてね。[ビデオ(吹替)] 9点(2005-11-09 21:40:01)《改行有》

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