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プロフィール |
コメント数 |
1459 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
投稿にあたっては ①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。 ②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。
※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28) |
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1. ピカレスカ ~Novela Picaresca~
《ネタバレ》 たまたま知り合った小説家の男の言葉を信じ(少なからず憧れも背中を押しているかも)、ずっとなりたかった「悪い子」になるためにバスジャックを実行しようとするヒロイン。突拍子もない物語なのに不思議とスッと入ってくる感じ。
ヒロイン・ヨーコを演じる広澤草さんの自然体の演技が好感です。更に脇を固める俳優さんたち、看護師さん(ド派手な変装の時の可愛さが印象的)、韓国人留学生、小説家、バスの運転手、皆さんいい雰囲気を醸し出してる。邦画コメディにありがちな力業的演出もなく、さりげなくクスっとさせてくれるコメディ具合も好みです。
ショートフィルムはあっという間に終わって余韻の中で考えさせられることが多い、と言うかそれが楽しみのなのですが、本作については「もう少し続きが観たいな」という感覚で終わりました。何かを変えたい、でも何も変わらない。それでも変わらない中で何かが生まれる。ホンワリとした温かみのある良作だと思います。[インターネット(邦画)] 8点(2024-06-05 15:06:07)《改行有》
2. 美女缶
予備知識なし。当然セルフリメイクのTV版と漫画版も未見のままで観ました。ネタバレしてはいけない作品だと思いますので、ネタバレなしのレビューに努めます。
個人的にストライクゾーンど真ん中の作品。約1時間という尺で非常に上手く纏められていて、予想に反する大どんでん返しには正直驚きました。金魚が象徴的ですね。公開当時に幾つか受賞したことやTVリメイク版が製作されたことにも大いに頷けます。
主役の彼に今ひとつ感情移入出来ないままに終盤を迎えましたが、どんでん返しを食らった後には妙に納得。観終わった後、哀愁に浸れました。
とは言え7点献上に留めたのは、隣人の暮らしぶりに美女缶そのものの存在に関わるような矛盾を感じてしまうこと。そこはもうひと頑張りして欲しかったです。
関係ありませんが、納豆カレーは私も好物です。[インターネット(邦画)] 7点(2023-01-18 12:20:06)《改行有》
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