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21. his 《ネタバレ》 現代の「やさしさ」を拾っていく今泉監督。 本作でも、女性が強くなった時代の、「やさしい」男性を取り扱っている。 やさしいゲイカップルが子どもと過ごす時間を描いた映画は、意外とある。 「チョコレートドーナツ」とか、広くとれば「ハッシュ」もそう。 この映画の新しいところは、田舎にゲイが移住するということ。 あと、前の奥さんが、秘密を旦那のゲイパートナーに明かすこと。 子どものために、今は男二人、女一人で、子育てをするという意思の表明か・・ 今泉作品にはやさしい音楽がよく似合うね。[DVD(邦画)] 6点(2020-11-07 16:17:28)(良:1票) 《改行有》 22. 緋牡丹博徒 お竜参上 《ネタバレ》 藤純子と言えば、僕なんかは東山くんの「山桜」に出てた冨司純子のイメージが強い。僕らより前の人たちは、この緋牡丹シリーズなんだろうなぁ。どれから観ていいか分からないので、とある映画本に紹介された本作を鑑賞。まぁあの「山桜」の品のいいお母さんのイメージあるある。あぁ極道やっても、乱闘しても、品がいいんだなぁと感心。女は度胸。惚れ惚れします。[DVD(邦画)] 6点(2016-07-23 22:46:23) 23. ひとひらの雪 根岸監督、この頃は離婚を扱った作品を撮ってますよね。それから2010年の今、「ヴィヨンの妻」「透光の樹」で強い愛を描くようになりました。はかない愛から強い愛へ。監督自身、この長い間で色々経験されたんでしょうね。この映画では男に都合のいい愛を描いてて、主人公は結局一人になっちゃう。身勝手だもん。しょうがないよね。そんな役を演じている津川さん、実に役にマッチしてました。映画的に成功してるんじゃないでしょうか?秋吉久美子は「透光の樹」でも惜しげもなく絡みを演じてましたが、この作品「ひとひらの雪」があって、その「透光の樹」につながっている感じがしました。昭和の「愛」ははかなく、平成の「愛」は強いのだ!と何となく、勝手にうなずいた次第です。[ビデオ(邦画)] 5点(2010-11-13 04:15:14) 24. 人のセックスを笑うな 監督の「犬猫」は好きな映画だったけど、これはちょっときつかった。長かった。「腑抜けども」で見せた永作博美ちゃんの演技に一気にファンになったので、観たんですけど、抑え気味の演技でがっかりした。タイトルから、別の意味で期待しちゃったからかもしれない。蒼井優もいいねえ。バランス的には、永作博美ちゃんの魅力をもうちょっと引き出さないと、蒼井優に食われちゃってる気がした。[DVD(邦画)] 5点(2008-08-05 01:58:59)
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