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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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21.  腑抜けども、悲しみの愛を見せろ 《ネタバレ》 周囲のせいで“十分実力が発揮できない”スミカさん。田舎生まれのせいだし、仕送りが不十分のせいだし、困った妹のせいだし、自分が自分を発揮できなくさせる環境のせい、と思ってる。一方兄嫁のマチコさんは、自分が自分だけという状況をいやと言うほど味わってきて、やっと家族を得られた。この新しい環境を保持したい。尽くして尽くして笑顔を絶やさない。この和合家、家族がある不幸と家族がある幸福が、変に噛み合って同居してる、それは家族のせいにできる幸福と家族の鬱陶しさを知らない不幸でもあるのだけど。黙ってそれを観察してるのが妹のキヨミさんで、もしかすると一番性格が悪いのは彼女かもしれない。お姉ちゃんのいいとこを百コ歌いなさい、と命じられて歌いながらも、そういう姉を「面白い」と観察している眼がある。ラスト「これからが面白いんだから」とタンカを切ったことで、やっと姉も妹と同じレベルになったということか。また一人になったマチコさんの後ろ姿も気になるエンディング。この三人の、押したり引いたりの被害者合戦が見ものでした。サトエリはオーディションの場が一番良かったが、それが女優として喜ぶべきことなのかどうかは不明。[DVD(邦画)] 7点(2008-05-25 12:16:50)

22.  深い河 松村禎三の映画音楽って好きだった。黒木和雄と熊井啓の専属みたいな感じだったが、とりわけこの映画の場合、同じ遠藤周作原作によるオペラ「沈黙」を作った後の仕事だったので、気合いも入っていたのではないか。この人の映画音楽にはいくつかの似たパターンがあり、ずっと変奏をやってるみたいなところがある。熊井監督の『朝やけの詩』あたりで確認でき、黒木監督の『TOMORROW 明日』で一つの達成に至る、ゆったりとうねる感じの6拍子もの。本作では秋吉久美子がガンジス川で沐浴するヤマ場で、やはり6拍子の曲想がうねり、宗教的な気分を盛り立てるのに役立っていた。映像の記憶は薄く、秋吉久美子はまだ大学生役をやるのか、と思ったことと、三船敏郎体調悪そうだなあ、と思ったことを覚えている。たしかこれが三船の遺作。[映画館(邦画)] 6点(2008-03-31 12:21:57)

23.  フラガール 「スウィングガールズ」や「がんばっていきまっしょい」といった「シコふんじゃった」型の話だが、単なる部活とは違い事態ははるかに切迫している。選択の余地が少ない。ここを抜け出して夕張へ行くか、ここを変えるか。「馬鹿みたいに笑って踊る」のは“やればできる”の青春の1ページの話ではなく、“やらねばおしまい”の地域存亡の話なのだ。フラダンスってのどかなだけでなくけっこうハードで、事態の切迫と堂々と切り結ぶだけの力があった。ただ反対派が、頑固な守旧派といった類型なのが物足りない。新しいものに反対するのは、閉鎖的村社会の臆病さだけではなく、日本近代史でいつも新しいものに騙され続けてきた庶民の警戒感てのもあると思う。村おこしをしようとして失敗する事例はこの時代以後ゴマンと出てくるわけで、反対派をただの背景にとどめず対等に扱えたらば、映画はもっと広がっただろう。[DVD(邦画)] 6点(2007-12-02 12:27:19)

24.  武士の一分 《ネタバレ》 木村拓哉の、良く言えば反逆児的・悪く言えばふてくされ的キャラクターに合わせたのか、主人公は毒見役の仕事に我慢が出来ず、やめて道場をやりたがってる設定にしてある。虫に刺されながらお上の一言を待つ場でも、立場の馬鹿馬鹿しさに対する主人公の不快が強調された。でもこの馬鹿馬鹿しさに耐え諦めることが、この時代の武士の本来の姿だっただろう。扶持で生活する立場の不安定さが、加世の決断の重要な要素にもなっていたはずだ。その不安定さが前提にあって、親族の圧力や仇役の卑劣が際立つ。武士生活を軽蔑するキムタクが表面的にかっこいいぶん、話の厚みはやや減ってしまったような。[DVD(邦画)] 7点(2007-10-15 12:17:07)

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