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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. [Focus]/フォーカス(1996) 緊迫感をはりめぐらした特異な演出が見事だった。気持ちのいい話ではないけど、最後まで集中を切らせなかった。浅野忠信をはじめとする役者陣の演技が秀逸。7点(2003-07-02 18:37:54) 2. ファンシイダンス あんな寺があったら嫌だけど、面白かった。「シコふんじゃった」に通じるところが存分にあった。5点(2003-06-30 17:15:15) 3. BROTHER 今までの北野映画における暴力性と叙情的な感性をバランスよく兼ね備えた傑作。更にセンスを増した映像美と監督の「間」に美しい音楽が流れ込む。完成度の高さは北野映画の中でも随一だと思う。残念だったのは、劇場に今作を観に行った時、ラストのオマー・エプスが「F*CK」を連呼するシーンで観客の数人がその意図を理解せずに笑っていたこと。あまりの感性の低さに同じ日本人として恥ずかしく、腹が立った。9点(2003-06-05 15:09:28) 4. フラッド この映画はかない公開が延びて満を持して観に行ったんだけど、出来はイマイチだった。もっと災害オンリーで押してくれるのかと思ったら中途半端な悪役とかとも対決しなくてはならず、結果的に全体が中途半場になっている。5点(2003-06-04 15:14:09) 5. ブラック・レイン 久しぶりに観てこの映画の面白さを再発見することができた。衛星放送で流れていたので何気なく観始めたら強烈に引き込まれてしまった。どうやらずうっと前の初見時にはこの映画の素晴らしさをいまひとつ把握できていなかったらしい。まず日本の舞台に大阪を選んだことが見事だ。あの乱雑で多国籍感を漂わせつつ、一目で日本だと分からせる場所は大阪をおいて他にないだろう。そしてそこで繰り広げられる男たちの戦いとドラマを生み出す役者陣が揃いも揃って渋い。日米それぞれの役者が実に深みのある男臭さを演じ出している。特に松田優作は文字通り命を賭して日本の俳優魂を見せつけてくれている。9点(2003-05-29 01:25:49)(良:1票) 6. フランケンシュタイン(1994) 正直、とても怖かったけど、同時にとても切なく悲しい話だった。全体の殺伐感と焦燥感がこの話の雰囲気をよくあらわしている。7点(2003-05-26 19:27:30)
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