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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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変更日付順12

1.  ふくろう 見た目は、一幕一場ものの非常にシンプルな舞台劇。中盤までの繰り返しが少しクドいのと、どうしても映画的ダイナミズムに欠けてしまうのがマイナスですけど、それでも充分面白い。タイトル・バックのゾンビ演出がとにかくキャッチー(いきなり何が始まるのかと思った)。大竹しのぶとの二人芝居を強いられた伊藤歩には酷な感じもしましたが、超ベテラン監督はそんな彼女にも抜かり無く見せ場を用意していた。それが、物語上は全く必要ない彼女のオール・ヌード。もちろん観客へのサービスですけど、これは同時に伊藤歩本人へのサービスでもある。23歳の裸体の輝きが、大女優の名演技に匹敵する程の存在感を彼女に与え、映画にもバランスを与えた。これぞ名演出! この方、まだ終わってなかったんですね、7点献上。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-07 00:03:50)(良:1票)

2.  ブリスター! アクション・フィギュア・マニアやSF映画マニア等、サブ・カルチャーに命をかける登場人物達の青春群像をポップでクールな映像表現で描く、実はSF映画。従って映画自体も非常にマニアックな作りとなっており、特に「ヘルバンカー(地獄の銀行員)」の設定や世界観は驚くほど完成されている。この「ブリスター!」とはフィギュアのパッケージのことで、マニアにとってはそれを開けないことに価値がある。しかしブリスターこそが自らの殻であり、それを開けなければ新しい自分にはなれない。このタイトルは「殻を破れ!」というメッセージでもあるのです。これは面白かったです、7点献上。7点(2004-07-03 22:43:09)

3.  フラガール (少し長めにお邪魔します) 流行の昭和ノスタルジーに、やはり流行の女の子の爽やかスポ根要素を組み合わせた、イギリス映画風の「負け組」再生物語。感動的実話だし、松雪泰子を始めとした出演者は踊りも演技も上手かったし、特にダンス・シーンは、全てに於いて「バックダンサーズ!」なんかとは比べ物にならないほど良く出来てましたが、私的には背景描写の不足に不満が残りました。「ALWAYS/三丁目の夕日」では「建設中の東京タワー」という有無を言わせぬヴィジュアルがシンボリックに配置されてた訳ですが、本作では「建設中のハワイアンセンター」や建設作業員、そしてダンス係と椰子の木係(?)以外のセンター職員等が一切描写されない。たぶん推進派の人達は希望を持って仕事に従事し、反対派の人達はそれを苦々しい思いで眺めてたことでしょう。こういった町全体を象徴する背景の中でフラガール達の葛藤と努力を描いていけば、更に大きな感動が生まれた筈だし、富司純子が娘の為にセンターを受け入れる過程にも、もっと説得力を与えることが出来たでしょう(最後のトヨエツのスローモーションも意味なし!)。予算の関係だったんでしょうけど、やっぱり映画ならではのスケールにはちゃんと金をかけて貰いたい。それにしても、確かに何でこれを米アカデミー賞に持ってくかなぁ? 順当に考えれば本年度は断トツで「ゆれる」だと思うんですけど…、6点献上。[映画館(邦画)] 6点(2006-10-04 00:04:28)

4.  福耳 伝説の2時間ドラマ版「リング」を演出した瀧川治水の劇場用デヴュー作にして、俳優・宮藤官九郎の初主演映画は、老人マンションでバイトを始めたフリーター青年に、死んだ老人の霊が取り憑いてしまうというファンタジック・コメディ。老人達の色恋沙汰に巻き込まれながら、青年が自らの進む道を発見していく王道のストーリー展開。王道故に新しさはありませんが、ベテラン俳優達の楽しげな演技と、クドカンの情けないルックスを十二分に活かした設定で、老若男女、誰でも楽しめる佳作に仕上がってます。邦画で「誰でも楽しめる」というのも、最近では中々貴重ですヨ、6点献上。6点(2004-10-29 00:37:14)

5.  ぷりてぃ・ウーマン 主人公が婆さん達であるということを除けば、泣かせ所は満載ながら、演出にも全く冒険の無い至極オーソドックスなストーリー展開(本作は「実話」じゃなくって、実在する劇団をモデルにしただけのフィクションです)。しかもこの婆さん達はオープニングから矍鑠として、凄くイキイキしています。そして、この騒動に影響を受けて変化するのも婆さん達ではなく、帰郷してきた孫娘の方。そう、本作は老人の老人による老人の為の映画ではなく、昭和勝ち「逃げ」組の元気な老人から、平成負け組の若者への応援歌として作られている。本作の真の主人公は西田尚美なのです、6点献上。6点(2004-09-21 00:09:48)

6.  フランケンシュタイン(1994) クリーチャーの復讐はこれ以上ないほど効果的。フランケンシュタインが彼女を絶対蘇生させることが判っていたからこその恋人の殺害、そして蘇生した彼女を待つ更なる悲劇(この時、フランケンシュタインとクリーチャーは同じ思いを共有した)。愛の前では理性は無力になる。ケネス・ブラナーにしてはいい方の映画なので6点献上。[ビデオ(字幕)] 6点(2001-08-15 16:18:41)

7.  ブラック・レイン 【☆】さんへ。日本ではロケーションでの規制が厳しく、ろくな映像が撮れなかったので、こだわりのリドリー・スコットとしては更に大阪のセットを作って撮ったらしいですよ。その辺にお金がかかったんじゃないでしょうか(想像ですけど)。意見的には【ジョニー・B・グッド】さんに諸手を上げて賛成。でも日本を舞台にした映画としてはがんばってる方なので6点献上。6点(2001-08-01 18:04:20)

8.  武士の一分 「隠し剣鬼の爪」は「たそがれ清兵衛」の二番煎じでしかなかったので、キムタクを迎え、これまでと多少路線を変えた本作こそが真価を問う作品になると思いますが、今回は山田洋次の目指してる(らしい)「リアリティ」を感じられない仕上がりになってます。美術や下級武士の生活・所作等はこれまでの水準にありますが、キムタクは三村新之丞ではなく完全にキムタクのまま。そして、盲目の剣士が果し合いに臨むという設定以上にリアルさを感じられないのが、脚本から「めくら」という言葉がスッポリと抜け落ちている点。これは「リアリズム」よりも「地上波放送」を優先した為に他ならない。山田監督レベルの「巨匠」でも、こんな大人の事情に抗えない邦画界が情けない。やはり「たそがれ~」は奇跡的な作品でした、5点献上。[映画館(邦画)] 5点(2007-01-04 00:05:15)(良:1票)

9.  船を降りたら彼女の島 一種の産業誘致として、また観光資源化をも目論んで最近流行となっている、地方都市が町を挙げてロケ隊を誘致する「ご当地映画」の一本(大河ドラマの舞台になるのを待つよりは効率がいいか)。その場合、国の補助金が下りるのかどうかは知りませんが、本作も文化庁の映画芸術振興事業になっているようです。物語の方は、東京に出ていた娘が帰郷、両親に結婚報告するついでに郷愁に浸るというだけ。大して面白い映画ではないですけど、劇中で取り上げられてたファイティング・プリンセス鶴姫の伝説が印象的。いっそこれを戦国合戦モノとして映画化して欲しい、5点献上。5点(2004-12-18 02:44:33)

10.  BLOOD THE LAST VAMPIRE 背景を一切語らないままハンターと吸血鬼の死闘を描いていく、通産省(当時)からの補助金まで出ているのに、やけに血生臭いデジタル・アニメーション。もしかしたら全ての設定に意味があるのかもしれませんが、私にはことごとく意味不明。この物語と反戦的メッセージは全く繋がらないにも関わらず、時代背景が何故ベトナム戦争当時で、何故横田基地のアメリカン・スクールが舞台なの?(こういう所に潔さが感じられないんだよなぁ) しかし映像的にはその表現方法や構図のカッコ良さ等、デジタルの威力を遺憾なく発揮していました。デジタルの実験という意義に対し、5点献上。5点(2004-07-09 16:10:07)

11.  ブルークリスマス 《ネタバレ》 UFO目撃者の血液は青色に変化するというアイデア一本で、いくつものエピソードを同時進行させる倉本聰のオリジナル脚本を、岡本喜八がダイナミックに演出した現代の(と言っても四半世紀以上も前の)魔女狩りを描くSFサスペンス。本作のテーマは未知への畏怖ではなく人心の恐怖だったらしく、UFOや青い血、そして「X-ファイル」ばりの陰謀にまつわる説明は一切無し。従って不気味さはありますが、今一つ説得力の無い仕上がりとなっていたように記憶してます。降り積もった白い雪の上を流れる竹下景子の青い血が、勝野洋の赤い血と混ざり合う美しくも悲壮なラストシーンで、倉本聰は人種融和のメッセージを伝えたかったのだと思いますが、当時は多少がっかりして映画館を後にしました、5点献上。5点(2004-05-25 23:11:37)

12.  冬の幽霊たち/ウインターゴースト 「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2004」に因み、夕張市を舞台にWAHAHA本舗が総力を結集して製作したファンタジック・コメディ。行政区画としての夕張市内に忽然と現れた幽霊達と町の人々の交流を、ショート・ストーリーを積み重ねる様に描いてます(作りや設定は少し「黄泉がえり」風)。大した事件も起こらず、終始、淡々とほんわかムードで映画は進むので、私的には少し退屈でした。たぶん本作は物語を見せると言うより、そこに住む人達も含めた夕張という町を紹介する目的で作られたのでしょう。しかし本作の甲斐もなく、「夕張ファンタ」が無くなるどころか、財政再建団体へと転落した「市」自体が「幽霊」みたいな存在になってしまうとは…。今やこの映画は、かなり皮肉な作品になってしまいましたね、4点献上。[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-10-26 00:03:54)

13.  Bridget[ブリジット] この監督と主演女優コンビの前作「ファストフード・ファストウーマン」とほとんど同じ印象、てか、ストーリーの根幹自体が全く同じです。社会の底辺でもがいてる女に、突然、金持ちの遺産が降ってきて幸せになるという現代のおとぎ話。しかし脇役の魅力や語り口は、とても「ファストフード~」には及ばない。ショッキングな展開とアンナ・トムソンの人工的なヌードでキャッチーな導入部にはなってますけど、かなりまとまりが悪く、アンナの人となりや事の成り行きは良く判らない。中盤の「冒険」も如何にもインディ臭い演出で、全く盛り上がりに欠ける。使い古されたおとぎ話的展開を全くアレンジすることなく、そのまま流用してる為、私は前作も気に入らなかったんですけど、今回は更に印象が悪いです。そんなことで、4点献上。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-08-07 00:25:57)

14.  ブレイブストーリー もの凄く簡単な上、最初から最後まで以前プレーしたことのある様な、全く意外性が無くつまらない亜流RPG。たぶん原作では、それなりにテーマや世界観の書き込みが為されてるんでしょうけど、脚本が非常にお粗末だった為、何もかもが唐突で、既存のRPGから設定を拝借して切り貼りしただけという印象で終わってます(原作自体も、こんなにパクリっぽい仕上がりなんでしょうか?)。「銀色の髪のアギト」よりは随分マシだし、作画レベルも高度でしたけど、キャラクターや「ヴィジョン」の魅力も乏しく、アクション・シーンでさえ余り楽しめません。「ロード・オブ・ザ・リング」を経験し、「ファイナル・ファンタジー」も「XII」というご時勢に、いくら子供向けとは言え、こんなRPGゴッコでは誰も満足しないんじゃないですか、4点献上。[映画館(邦画)] 4点(2006-06-15 00:05:01)(良:1票)

15.  不撓不屈 映像、音楽、脚本、演技と、全てに於いて凄く古臭い雰囲気を漂わせる、昭和38年に起こった国税庁による飯塚毅税理士弾圧事件、通称「飯塚事件」を描いた高杉良原作の実録映画。高度経済成長から置き去りにされつつある「負け組」の視点や、「内部告発」等といった題材は現在との共通点が感じられますが(正にこれこそが本作の製作意図だと思う)、如何せん、映画の作りが前述の通り甚だ古臭く、まるで視覚障害者向けの多重音声みたいな江守徹のナレーションも白ける。「不撓不屈」の精神で国家権力に挑んだ飯塚税理士の如き「誠実」な映画であるとは思いますし、「初恋」なんかと比べれば遥かに時代を再現できてますけど、はっきり言って仕上がりは三流です。ということで、「誠実さ」に+1点して、4点献上。[試写会(邦画)] 4点(2006-06-09 00:04:57)

16.  ブラックキス ごまんといる「中途半端なハーフのモデル」の世界で発生する猟奇連続殺人事件を描いたホラー映画。物語はオーソドックスに進んで行きますが、クライマックスには手塚眞らしいトンデモ映画に変貌します。それなりに怪しい人間を主人公の周囲に散りばめてありますけど、誰も彼も描き方が浅い(つーか、思いつきで台詞を喋らせてるだけに見える)のでミステリーも薄味(鈴木一真は一体何の役だったんだ?)。唯、特殊メイクは比較的頑張ってたと思います。また、メディアに疎い私は橋本麗香というモデルを初めて知りましたが、彼女の演技は中々良かったと思います、4点献上。[試写会(字幕)] 4点(2005-12-28 00:04:45)

17.  フライ,ダディ,フライ 娘が被害を受けた傷害事件をきっかけに一念発起し、家族の信頼と自らの尊厳を回復していくサラリーマンの姿を描くスポ根ファンタジー映画(?)。「GO」の金城一紀がオリジナル脚本を手掛けている所為か、岡田准一君の役が意味も無く在日という設定になってますけど、彼はもの凄くカッコ良く撮れてるのでアイドル映画としては成功してると思う。しかし、物語の流れや設定がもの凄くチープなので、肝心の堤真一の物語は白けてしまう。ありがちな特訓や、悪役が代議士の息子だったりする陳腐な設定以上に、主人公の日常を全く描いていないことが最大の失敗だと思う。だから彼の変化が全然伝わってこない。そもそも、何で彼は警察に被害届を出さないのか? ファンタジーには確たる現実感が必要なのです、4点献上。4点(2005-03-12 00:11:17)

18.  梟の城 たぶん昔の人には現在の大作映画を撮るのは不可能なんだろうと思う。本作は完全に娯楽アクション時代劇の筈なのに、娯楽としても、アクション映画としても、時代劇としてもホントに冴えない仕上がり。では、時代に翻弄される人間達の哀愁が表現されているかと言えば、さにあらず。その上、2時間18分の冗長さ。ラストの石川五右衛門の釜茹でシーンに至っては、本気か冗談かも計りかねます…。そんなに「巨匠!」って感じの人でもありませんが、本作と「スパイ・ゾルゲ」で自らのキャリアに泥を塗ってから引退するのには、何か特別な意図でもあったんでしょうか? 4点献上。4点(2005-02-26 00:09:11)

19.  フラッド この洪水はどうやって撮影したんでしょうか。ま、当然セットに水を張ったんでしょうけど、それにしてもこの水浸しの巨大なセットは大変だったでしょうね。俳優さん達(おっと、ここにもいたかミニー・ドライバー)も全編濡鼠で、乾く暇も無かったんじゃないでしょうか。映画としては災害パニック物じゃないので迫力という点では物足りないし、「ダイ・ハード」型のストーリーとしては町全体が舞台なのと相手が単なる強盗なので緊迫感も薄い。着想は良かったのかもしれませんが、中途半端で終ってしまったのは残念です。という訳で、4点献上。4点(2003-09-28 06:42:02)

20.  震える舌 【さかQ】さんならずとも、ホラー映画かと思いきや親子の壮絶なる闘病記だったとは、当時は相当裏切られました。カーテンを閉め切った真っ暗な部屋でただひたすら娘の回復を願う無力な両親。これはその経過を描く映画なので、ラスト、目が点になる程あっさり終わってしまうのは、ちょっと映画の雰囲気を壊しているような気がしました(でも子供の回復って結構ケロッとしてるから、こんなもんかな)。ということで、4点献上。4点(2002-01-07 20:24:17)

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