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1. 蛇にピアス
最近ジブリの鈴木敏夫がやっているラジオで、「オタクよりもヤンキーのほうが妄想や幻想の中に生きている」という話をしていました。それを聞いてからこの映画を観ていると、確かにそうかもな、と思わされました(彼らが「ヤンキー」なのかどうかはさておき)。自分の本名を隠し、ルイビトンやらアマデウスやら、特別な名前を欲しがったり。街ですれ違う親子連れを嫌悪したり。親は埼玉に住んでるっぽいし。そういう現実や生活臭から遠ざかろうとする様を観ていると、幻想の中に生きようとしていると確かに感じます。そこに共感できるかどうかで評価が分かれそうです。個人的には幻想がボロボロになっていく様は面白かったですけどね。映画全体は起伏がなく、吉高由里子の演技も一本調子で退屈でした。「やつれてるし顔色も悪い」ようにはとても見えなかったです。[DVD(邦画)] 5点(2013-03-26 11:38:57)
2. 兵隊やくざ
「悪名」と同じく、なんか根拠のない自信が沸いてくる映画(笑)。大宮が親指をしゃぶりながら寝ている姿が印象的でした。[DVD(邦画)] 7点(2006-04-30 00:09:52)
3. ペパーミント・キャンディー
う~ん。面白いっちゃあ面白い。ラストも「なるほどな」って思う。演出も巧い(犬の唸り声の真似なんて最高)。けどなんか物足りない・・・。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-09-19 14:37:09)
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