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1. ぼくんち
原作と若干違うのは仕方ないとしても・・・これはねえ。このテンポの悪さは何?原作読みながら観ようかと思ったくらい、ダラダラしている。そして何より、一番の問題は、原作独特の「ほのぼのとした悲惨さ」を実写化したら、ひとこと「悲惨」としか言えなくなってしまった。ひたすらしみったれた街。みんなひたすら貧乏。夢なんか何もない。この映画からは、それしか読みとれない。原作の雰囲気のままのキャラ出しに成功していたのは、鉄じいだけかな。こういちくんのキャラ付けは納得いかん。それでも、頑張っていた子役達と、鉄じいの「ワシ、貧乏なんです。」に4点。4点(2004-03-16 19:46:06)
2. ほしをつぐもの
ジャケットとビートたけし主演に惹かれてビデオ借りたけど、一言でいってド素人映画。カット割カメラワーク脚本から時代考証に至るまで、「俺が監督、脚本、演出した方がまだ良い物が作れる」と心の底から、本気で思った。役者陣も、たけしと田中邦衛以外はグダグダ。意外にもたけしが自然な演技をしていた。それに反比例するかの如くたけしと行動を共にする子役達が最低。学芸会やってんじゃねえんだよ!この十二年間で邦画は随分と進歩したんだな、と思うと同時に、こういう映画があったがために、今も日本映画が2段くらい低く見られているのが腹立たしい。1点(2002-11-11 13:43:26)
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