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1. 麻雀放浪記2020
《ネタバレ》 ウーム!わたしが現代日本映画界(?)のなかで、1歩も2歩もリードしていると認識している映画人(?)斎藤工!そいつが、現代の麻雀放浪記に主演するということで、喜びいさんで劇場に向かったわけだが、、、うーむ、、、、、ちょっとこれは、、評価しずらいというか、、、というのは、いくつかのシーンで解釈がわかりずらいところがあったなあ。内容は、なかなか社会的に深い問題を内包しており、b級感あふれる、ちょいブスヒロインやそのおっかけ。竹中もいつもどおりだが、なんか突き抜けた役回り。そしてゲスの極み感プンプンのAI美女、ベッキーちゃん!!いずれも興味深い役回り。他の役者、人選も芝居も、なかなかシブイ! また、とっても安っぽいが、場末感、下町感、近未来感ただよう、現代東京の街並み。(ただ、印象に残る綺麗な風景などがひとつもなかったのが、残念)そしてそして、ラストの勝負シーンはすばらしかったなあ!ラスト、タイムスリップした主人公が、現代において、紆余曲折を経て、昔の仲間と再会し(?)、再勝負に至る!このラストはよかった!ラストで全体の印象を上げました。まあでも、作品の全体の印象は、3歩すすんで2歩さがる、、、てな具合か!6点マイナス1の5点で!(キネ旬なんかだと、結構いいとこいくんじゃないか、、、これは、、、、、?いや!キネ旬年間ベスト5内!予想)[映画館(邦画)] 5点(2019-04-08 21:41:49)
2. マイ・バック・ページ
《ネタバレ》 最初に”わたしはキチンと泣ける男が好き!”って、訳のわかんない、超ハクチ的なセリフを、変な女に言わせておいて、そんで、ラストでホンマに、何の脈絡もなく、妻夫木に泣かせるとこなんか、馬鹿らしくって、ああ、みてられねえ!!!なんか、俺はすぐに”ジョゼ”を思い出しちまって、なんじゃこりゃ?アホじゃねえの??!!??と、怒り心頭でした。
また、やはり、みんな言っていることだけど、脇を固める、大勢の、あまり有名でない”俳優たち”のなんと現実味を帯びて、そして渋くて、イイ感じなこと!!だからこそ、すごい汚点は、やはり、超クソ俳優”三浦友和!!!”なんじゃあれは??監督、キャメラほんとにまわしてたの??クソ寒くなるほどのクソ芝居でした。彼が出た一瞬、スクリーンが腐りました。まあ、松ケン含めて、最後まで非常におしいなあ!という感じのデキなんだけど、最後、ほんと、妻夫木が泣くので、わたし的には”ドッチラケ!!”でした。なんか、地に足が付いていない感じ。やっぱり、こういう内容の作品なので、皆さん、カッコつけたいのかなあ??という感じにみえました。[映画館(邦画)] 5点(2011-06-01 21:14:44)《改行有》
3. マザーウォーター
《ネタバレ》 わたしは”かもめ食堂”が好きなので、恐らく、同路線、同キャストのこれを観にいきました。新しい驚き!と気持イイー!を求めて。イヤーはっきり言って醜い。”観客”批評”(あ!これはレヴューか?ま、いっか!)はと勝手なもので、(勝手に書きますが)悪く書きます。わたしは、コロッケも豆腐もあつあげもたいやきも買って、フツーにその場で食べますし、家ふろがあるのにわざわざ銭湯にも行きますし、うまいコーヒーを淹れる儀式も毎日、一応行ってますし、シングルモルトも銀座のバーでかっこつけてフツーに飲みに行くし、自分ちの簡易バーで、映画とそっくりそのままの事(氷ころがして)をやってるので、その、日常のある人間の行動(ファッションね!)を”ねっ?カッチョイーデしょ!オトナでしょ!”と言われても 、”アホ!パー!”としか言わざるを得んのですよ。これ映画ですから、当然、出演女優たちは普段ああいう生活してないわけで、だから薄っぺらい以外の何物でもない。(はりぼてです)そして、そして、なんと、この作品は、”それがすべて!”なので、もうオシマイだな。と思いました。肝心なことは、”かもめ食堂”は間違いなく優れていて、まねようがないのです。素敵なんです!これはまあ、あれですよ、本屋さんのインテリア、料理、生活、裁縫、コーナーかな。なんとか弥太郎って奴ね。超カッコつけたんでしょうけど、超カッコワリーと思う。ただ、”映画製作”っていう人間の営みは、ただそれだけで、誰がやっても、非常にカッチョイイことなんだけどね。しかし、どうしてこうもセンス悪リー映画創っちゃったかなあ。キャメラに1点。あと、なぜか出演女優陣みな、”マザー”のイメージとは正反対のお人たち!(それから、モルトウイスキー、普通、氷で割らんよ!良いウイスキーなら特にね!!)そうそう!氷のカランカラン!は宮崎あおいちゃんの”ウメシュ”で十分!!(ていうか最高)
[映画館(邦画)] 1点(2010-11-11 23:33:48)《改行有》
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