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プロフィール
コメント数 1016
性別 男性
ホームページ http://blog.livedoor.jp/gepper26/
年齢 37歳
自己紹介 いつまでもこどもでいたいから映画は感情で観る。その一方で、もうこどもではいられないから観終わったら映画を考える。その二分化された人間らしさがちゃんと伝わってくる映画が好き。

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  漫才ギャング 《ネタバレ》 この作品は、ふつうに観れば映画っぽく撮れていると思います。こちらに投稿されている皆さんが述べられている通り、様々な要素がそれっぽい姿はしています。まずアクションですが、スローモーションと早回しを多用する事で、今流行のスピード感あるハリウッドっぽいアクションに仕上げています。そのアクションそのものを演出しておられるのが日本屈指のアクション監督である諸鍛冶さんということもあってか、ぽいです。また、この作品のそれっぽさの根源は当然脚本にあるわけですが、問題は大量にあります。まず上地さん演じる鬼塚ですが、彼の変化の物語は佐藤さん演じる黒沢に誘われ、引き受けた時点で終わりを迎えています。というのも彼は自らの生き方を変えなければならない状況に置かれた人物だったわけですが、それに背を向けて突っ返す訳でもなく爽やかに引き受けている時点で彼は成長を遂げてしまっています。終盤に決断を迫られる流れはありますが、彼はそれを深く悩みもせず決断し、ラストカットでは漫才をやってます。葛藤があるっぽいだけでそこに感情の抑制は皆無です。つまり、彼は最初の決断以降その軽いノリのまま、最後まで平然と嬉しそうに漫才をやり切っているわけです。また、二人を筆頭にこの作品には“とある何かをしなければならないが、それをすると大切な何かを失う”といった抑制された状況にいる人間、思い悩む感情は存在しないのです。まぁ、正直そんなことはどうでも良いです。この品川という人は、彼の立場上最もやってはならないことを平然とやってのけているのです。それがあるから、葛藤どうこうは次元を超えてどうでもよくさせてくれます。それは「漫才をなめるな」という事です。黒沢はずぶの素人である鬼塚とコンビを組みますが(それ自体馬鹿じゃないか?と思いますがそれも良しとして)、なぜか初めての舞台から“笑い”を取る訳です。人を“笑わす”という事は簡単ではないと散々黒沢に言わせておきながら、簡単に“笑わせ”ているわけです。その後も人を“笑わす”事に一切苦難することなく“笑わせ”続けます。つまり「人を笑わせることなんて簡単!」という流れの作品になっているのです。そこから理解できるのは、この品川という人が表面、絵面ばっかり洒落込んで中身が伴わせることに興味がないことを具体的に表しているのです。映画だけでなく、漫才すらなめています。[DVD(邦画)] 0点(2012-01-11 18:25:11)

2.  マイ・バック・ページ 《ネタバレ》 赤軍も学生運動も、その出来事を日本の歴史の一部 としか捉えることのできないぼくにとっては、 この時代に何が起き、どうしてそうなったか、 という事実性はもちろんのこと、 それによって翻弄される社会がどういう 状態だったか、というのは とても新鮮な情報として ぼくは受け取ることができた。 映画はドキュメント的に、 多くの人に世界情勢や社会問題を 知ってもらうための媒体として 使われることもしばしばあり、 この作品に関して言えば、 学生運動に荒れるこの時代の 人間たちの姿というのは、 知っておく価値は十分にあった。 若松孝二監督の「実録連合赤軍」に 関しても、まずは何が起きていたのか、 という事実を知るにはもってこいの 作品だった。 ただ、事実を知るだけなら教科書で言い訳で、 せっかく映画を観るのなら、そこに映し出される人間たちを 通して、監督が何を描きたかったのかが、 見えてこなければ映画にはならない。 若きジャーナリズムに燃える青年と、 口の達者な運動家の青年を通して、 ぼくが感じたことは、 幼さに尽きる。 両者とも、至る所は後悔の淵で、 つまり後先考えず、衝動と流行りに 身を任せてしまった愚か者なのだと思う。 互いに言いたいこと、やりたいことは あったにせよ、 しかしながら劇中でも描かれているとおり、 論理が纏まっていないように思えた。 ようするに、流行りに流され、 自分の意思が固まる前に 衝動的に動き出してしまった あさはかな若者でしかないのだと。 さらには、連載誌も終わるまさに流行りの末期で、 若者の多くが抱える自分も何か時代に名を残したい、 という願望も合間っての愚かさだったに違いない。 そんな二人こそ、その時代の象徴なのだと感じた。 監督の同情ではないにしろ、 その時代を覆う大きな哀しみや痛みに対しての、 その肩にそっと手を添えるような 優しさは見えた気がした。 ただ、山下監督の「天然コケッコー」 以来の新作がこれ、というのは癪然としない。 人間の滑稽で愚かだけど、ユーモアに満ちた姿を 豊かに描ける山下監督が、 なぜこの作品を撮ったのか、 納得のいく回答をこの作品から見出せないのが残念だった。 [映画館(邦画)] 7点(2011-07-09 08:41:06)《改行有》

3.  Mayu -ココロの星- 《ネタバレ》 乳がん治療のディテール描写は申し分なく、知識としてはとても多くのことを知ることができ、メッセージ性はとてもある作品だと思います。しかし、この作品は感情の描写の殆どがナレーションによるものなので、どうも感情が説明的で押し付けがましく、彼女に感情移入することは出来なかった。主人公にはこれ以上は無いって程の心身ともに大きな苦しみを感じていますが、それは闘病ものの作品では当たり前でそれ以外の感情は抱けなかった。押し付けがましく、強要されているかのような感情の描写や治療の描写が、この作品が本当に訴えたいものを曖昧にしてしまっている気がして、乳がんの話をやりたいのなら24時間テレビのあの枠の中でやればいいと思う。1500円払ってまでこのような作品は観たくない。この作品の主人公は、僕の目から見て最初と最後で大して変化しているように見えない。この主人公は物語が始まった時点で命の大切さや尊さに気付いており、観ているぼくとしても変化の少ない彼女を見ているのは退屈だった。[映画館(邦画)] 6点(2007-11-13 01:19:23)

4.  松ヶ根乱射事件 《ネタバレ》 やっぱり素晴らしいです。山下監督。ふつうの演技をしてしまうであろう役者さんたちを、一体どういった方法であのように自然にしてしまうのだろう。まるで演技をしていないかのような演技。沈黙や台詞の掛け合いの一瞬の間にうまれるあの微妙な空気は、凄すぎます。ふつうの監督とはまったく違う観点。映画ならば次こうなるだろう、という僕らの予想、当たり前だと思う感情をことごとく裏切ってくれます。現在の日本で、独特の世界観をここまで強く持っておられる監督は山下監督とあと数えるほどしかおられないと思います。乱射事件というタイトルから完全にこっちは勝手に考えを膨らませ思い込む。そこがきっと山下監督の狙いなのでしょう。凄いです。あの裏切られた感。嬉しくて仕方ありません。あと、新井さん。あの人は作品が変われば人が変わりますね。それが演技なのですが、それが出来ない役者さん、あるいはそれを求めていないプロデューサーが多すぎます。この作品は新井さん以外の若手の役者さんには絶対できないと思いました。二枚目ではないけど、不細工でもない。地味ではないけど派手でもない。中途半端ではなく、完全なオリジナル。素晴らしいです。この作品もまた、中途半端でも平凡でもなく、とにかくオリジナル。異常なまでのリアルの積み重ねで出来上がったリアルの結晶。これぞダメ人間の作品。バカで、中途半端で、なんだそれって行動ばかり取る。あぁ、人間を見たな、とつくづく思う作品。[映画館(邦画)] 8点(2007-03-12 00:47:01)(良:2票)

5.  魔女の宅急便(1989) 小さい頃は神様がいて 不思議に夢を叶えてくれた 優しい気持ちで目覚めた朝は 大人になっても奇蹟は起こるよ カーテンを開いて 静かな木漏れ日の 優しさに包まれたならきっと 目にうつる全ての事はメッセージ 小さい頃は神様がいて 毎日愛を届けてくれた 心の奥にしまい忘れた 大切な箱開く時は今 雨上がりの庭で 梔子の香り 優しさに包まれたらきっと 目にうつる全ての事はメッセージ カーテンを開いて 静かな木漏れ日の 優しさに包まれたならきっと 目にうつる全ての事はメッセージ 『ちぇっ!ちぇっ!気取ってやんの!』泣9点(2004-02-13 18:11:46)《改行有》

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