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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  マスカレード・ホテル 《ネタバレ》 「お仕事もの」的な定番をちりばめた前半はそこそこ楽しかったものの、全体のテンポがすこぶる悪い。それはたぶん登場人物や物語を見せることよりも、それを演じている俳優を見せるためにこの映画が動いているからだと思う。この映画にとって大事なのはミステリーよりもお仕事ドラマよりも、芸能界というギョーカイを物語の背景において「ありがたみ」を押しつけることにある。このフジテレビらしいポリシーは、最後の犯人の顔を明らかになったときに全開になる。この映画の制作者は、犯人の背景にあるどんなドラマにも関心はなく、ただその顔を見せることで「どうです?すごいでしょ?ありがたいでしょ?」と押しつけてくる。ああ不快。そして最後のクレジットでの「明石家さんま(友情出演)」の文字。カメオは大スターなのに名前も出さずに出演することに意味があるんだよ。『フォースの覚醒』のクレジットの最後に「ダニエル・クレイグ」なんて不要だ。そして、長澤まさみにドレスを着せるという目的で撮ったとしか思えない最後の舞踏会のシーン・・からのダラダラ。それなりに真面目に役作りをして主役コンビを演じたキムタクと長澤まさみは本当に気の毒。この制作陣の志の低さ。いつまでこんなことを続けるつもりなのか。[インターネット(邦画)] 3点(2020-07-26 22:49:23)(良:2票)

2.  万引き家族 《ネタバレ》 疑似家族は「家族とは何か」を問うには格好の題材だし、個人的にもこの手の作品にはとにかく弱い。その設定だけで傑作認定したくなる本作でしたが、出来は期待以上でした。社会の見えない隅っこで、ギリギリのバランスで成立している疑似家族。この家族を成り立たせているのは嘘と打算とカネ。一見ノスタルジックな家族関係を描いているようで、実は互いを利用し合う疑似家族の怖い側面。でも、そのなかに一片だけれども存在する人間らしさ。だからこそ、一つ一つの場面で交わされる気持ちの交流が美しく心地よい。孫につい「慰謝料」と言ってしまう樹木希林とか、年金を持って帰ってきたおばあちゃんに嘘くさい優しい言葉を投げかけるリリー・フランキーとか、水着を買うシーンから安藤サクラの顔が変わるところとか、フランキーと安藤の情事のシーンとか、一つ一つのシーンに多義的で複雑なメッセージが込められていて見ていて全く飽きることがない(・・・というか、最近の是枝作品は情報過多で少し疲れるくらい)。工事現場でのリリーの大ケガやクリーニング店の「ワークシェア」など、この家族が生きていく基盤がいかに弱く脆いかが丁寧に描かれ、おばあちゃんの死(そして駄菓子やの店主の死)によって、そんなギリギリのバランスは脆く崩れ去る。それは、このような家族が生きることができる社会の「隙間」が、どんどん失われていることの象徴でもあり、終盤の警察官たちが繰り返す「正論」は、社会が完全に「余裕」を失ってしまったことを示しているのだ。でも、父親や母親はともかく、ショータやユリはその社会を生きていかなくてはいけない。そんな彼らの成長と危うさと強さとほんのちいさな希望を、この物語はきっちりと描いて幕を閉じた。そんな映画が、「余裕」のない人たちによって、わけのわからない論争に巻き込まれてしまったのは、本当に皮肉としか言いようがない。唯一、ちょっと残念だったのが、米国上映版を英語字幕付きで見たため、登場人物たちの言ってるか言ってないかわからないような台詞(浜辺のおばあちゃんとか、バスでのショータ君とか・・)にタイミング悪く「字幕」が出てしまって趣を台無しにしてしまったこと。両方とも名場面だっただけに・・・。[映画館(字幕)] 8点(2019-03-20 09:35:46)(良:2票)

3.  幕が上がる 《ネタバレ》 「アイドル」さんって、歌って踊ってる時は輝いているけど、映画の世界に入ると結構「地味」な顔立ちだったり、スタイルだったりが目立つことが多いように思います。なんというか、女優さんとは「輝き方」が違うというか。で、「ももクロ」さんに疎い私は、大変失礼ながら、劇中は「地味な子たちだなあ、これで本当にアイドルなのかな」と思いながら見てました。ただ、それでも5人のキャラとか関係性が見えてくると、だんだんいろいろ気にならなくなり、恋愛要素すらなしの超ストレートな青春映画として楽しめます。そして、ラストのタイトルどおりの「幕が上がる」ところで、突然「アイドル」性が開放され、(口パクで)歌って踊る5人を見れば、「ああ、この子たちは確かにアイドルだ!」と妙に納得。演技としては女優一歩手前というか、まさに「演劇部」という感じでしたが、瑞々しい演劇とアイドル性の両面性を門外漢なりに楽しむことができました。難点は、みなさん同様に、しょうもない小ネタとカメオ出演。ファンを公言する某局アナウンサーもそうですが、最悪はラスト付近で出てくる黒い人。ももクロと縁がある方のようですが、最後の盛り上がりに水を差す完全なる蛇足です。まあ、そのへんの文脈を読めないやつはお断り、ということなのかもしれませんが、映画自体は門外漢でも十分に楽しめる仕上がりだっただけに、そういう部分は本当に残念。[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-07-25 21:49:40)

4.  真夏の方程式 《ネタバレ》 夏休みの少年モノとして見れば、実験シーンをはじめ見るべきところはそれなりにある。夏らしい風景の切り取りもよい。けれど、それを台無しにする脚本と演出。多くの方が指摘する殺人の動機やミステリーとしての評価は、たぶん原作もそうなんだろうし、少年を犯罪に絡ませて後味の悪さを残すあたりは悪い意味で東野圭吾らしい。ただ、演出としては、たとえば工夫のない杏のダイビングの描写・・。同じアングルをただ繰り返すだけ。また、「家族愛」描写も杏の泣いてる顔を芸のないアップでだらだらと写すだけ。全体的に締まりがなく、登場人物の「感情」を描くシーンの多くが冗長で、こちらの感情を刺激するどころかかえって冷めてしまう。その意味では、変化に乏しい湯川先生を演じる福山雅治と眼力だけで乗り切った白竜以外の俳優みんなが下手くそに見えたのは、演出力や構成力の問題だと思う。ながら見するテレビではいいかもしれないけど、いちおう2時間これに集中するつもりで見ている映画では、このへんの出来が作品の評価を左右するのです。あ、あと前作もそうだけど、基本的にTV版の登場人物(警察側の2人)は完全に顔見せ以外の意味がない蛇足でした。[CS・衛星(邦画)] 3点(2016-02-07 14:34:26)

5.  マリー・アントワネット(2006) ソフィア・コッポラの映画はまあまあ面白いんだけど、決定的な何かが欠けている。『ロスト・イン・トランスレーション』で「日本」との接点をまったく描かなかったように、今作では「男」をまったく描いていない。頼りないルイ16世やら愛人を囲うルイ15世やらプレイボーイの北欧の貴族やら・・・。彼らは、マリーの孤独を際だたせるためだけに存在しているキャラで、それは『ロスト・・』での「日本」の役割とまったく同じだ。ぼくが気に入らないのは、ソフィア自身、それを確信犯でやっているっぽいところ。「日本のことなんてわからないけど、何か?」「男なんてわからないけど、何か?」という開き直った態度の上に彼女の映画は成り立っている。こんなガーリーで自己中な哲学はインディーでやってるぶんには新鮮で楽しいけど、もうそろそろ飽きてきました。[映画館(字幕)] 4点(2007-02-05 14:50:57)(良:2票)

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