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1. 真夜中の弥次さん喜多さん
クドカンって生粋のコメディー人だとばかり思っていたので、本作のブラックさにはちょっと驚いた。同じコメディー脚本家でも、三谷幸喜とはかなりベクトルを異にする作家なのだと改めて思い知らされたというか。もちろんクドカンらしく笑えるところは盛りだくさんなので、お笑いを期待して観ても損はないと思うが、私は観た後正直ちょっと凹んだ。[DVD(邦画)] 6点(2008-08-15 01:35:46)
2. 舞妓Haaaan!!!
《ネタバレ》 舞妓文化をテンポ良く分かりやすく紹介する構成は巧み。水田監督とクドカン脚本のコンビによるテンションの高い笑いは『ぼくの魔法使い』そのままで、大笑いできるジェットコースタームービーに仕上がっています。真矢みき、京野ことみら女性陣の存在感も凄い。しかし、アクセントとなるはずの人間ドラマにいまひとつ深みが足りない感アリ。私は「映画作品」として期待しすぎて行ったため、少々肩透かしを食らってしまいました。[映画館(邦画)] 6点(2007-07-07 10:27:35)
3. 魔女の宅急便(1989)
宮崎映画では『紅の豚』が最高傑作だと思っている僕と、異様なまでに『ラピュタ』人気の高いこのサイト。そして、『千と千尋』が観客動員最高という現実。間をとって、、、というわけではないですが、万人受けするのは魔女宅でしょうか。雰囲気もいいし、内容も明快。ラストの爽快感も良。音楽もお洒落。ほうきで宙を飛ぶ描写における絶妙な慣性感覚や、重力があるんだかないんだかよくわからない動きは妙にリアル。ともすればバランスを崩してしまいそうなその不安定さが多感な時期の女の子の危なっかしさと重なって、アニメ表現の素晴らしさを教えてくれます。あなたにとってのデッキブラシは何?宮崎氏の意図が素直に伝わる映画です。[地上波(字幕)] 7点(2005-11-01 23:13:18)
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