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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 真夏のオリオン 「ローレライ」がかなり派手な印象があった作品だったのに対し、この作品はとにかく地味。ただひたすら潜水艦と駆逐艦の戦いを描いている。公式な文章にもあったけど、「眼下の敵」のリメイクをしたかったのだろう。50年前ではあのシンプルな内容でも重厚な演出で1時間半突っ走れたわけだけど、さすがに現代では無理と判断したかオリオン座や淡い恋愛描写をスパイスとして混ぜている。それはそれで構わないと思うんだけど、その結果として戦争映画なのにも関わらず緊張感や悲愴感がやや薄れてしまった印象は拭えない。更に登場人物がみな性善説をもとに行動するので、悪人が一人も登場せず対立構造を描いていないのも緊張感を削ぐ原因だと思う。ただまあ、こういうのもたまにはいいかもしれない。あまたある戦争映画の中でもこういったファンタジー要素を全面に推し進めた映画があっても私は良いと思うし、この映画が訴えかけたかった「戦争は人を狂わせる。が、敵も味方も人間であることに変わりはない」というテーマは充分に感じられた。見せ場の戦闘シーンも地味だがなかなか迫力のあるものだったと思う。考証に関してのアラや保守的な人からは批判されること請け合いだろうが、こういうのもたまには良いんじゃないか。[映画館(邦画)] 7点(2009-07-17 23:33:52) 2. マリと子犬の物語 久々に泣かされた。全編ベタだらけで子供向けで捻りとか一切無いんだけど、地上にマリを泣く泣く置き去りにしてヘリで飛び立つシーンに、主題歌のインストなんか被せてスクリーンから流されたら、涙腺の弱い人じゃなくても感極まるに決まってる。泣きたいときに見るには持って来い。もう一つ、地震の特撮シーンは東宝特撮陣の腕の見せ所。地震の恐怖を助長させる描写は、地震国日本だからこそ描けた技術の結晶。[DVD(邦画)] 8点(2008-08-12 22:55:20) 3. 魔女の宅急便(1989) 小さい頃から繰り返し見た大好きな映画。今でも、友人とこの映画について盛り上がれるぐらい大切な作品。あえて好きなところを挙げるとするなら、おソノさんの出演シーンかな。[地上波(邦画)] 10点(2007-05-20 22:56:41) 4. まだまだあぶない刑事 《ネタバレ》 「あぶない刑事」自体はこれが初めてだったが、細かいところはよくわからなかったけど、そこそこ楽しめた。まぁ、主役二人のキャラクターはなかなか良い。ただそれにしても、何も劇場で見ることはなかったかなぁ。TVスペシャルで充分。唯一映画らしかったのは、ラスト近くの夜空の大爆発シーンぐらい。[映画館(邦画)] 5点(2007-02-21 14:59:01) 5. 真夜中の弥次さん喜多さん 私は何が面白いのか理解に苦しんだが、多分好き嫌いの問題だと思う。クドカンの作品はどうしても私の肌に合わないので、楽しめなかったのもそれ故だと思う。まぁ、点数で切り捨てるのは簡単なので、フォローすればこんなカンジ。[DVD(邦画)] 3点(2007-02-09 23:15:08)
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