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1. 乱れ雲
成瀬作品にいつも見られる、ハッとするような瞬間をあまり感じなかったかなぁと個人的には思います。旅館に救急車が来たりするのもちょっと直接的過ぎるし、ラストもらしくないような・・。見ながらついつい『乱れる』と比べてしまったので、どうなる事かと思いましたよ。ここでも加山雄三はパチンコ屋に行ってましたね(パチンコを座ってやるようになったのは何時からなんだろう?)。ただ、プロデューサーの藤本真澄が8ミリで撮影したこの作品のロケ風景を以前見たんですけど、それを思い出してなんだか切なくなりました。司葉子によると藤本は「これが最後の作品かもしれないから」と8ミリフィルムに収めたそうです。「そんな事言ったら怒られますよ。」とその時彼女は言ったらしいけど。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-22 14:31:06)(良:1票)
2. ミスター・ルーキー
私は関西生まれでありながら30年来の巨人ファンですが、神宮に阪神戦を見に行くこともあれば、月曜日はパリーグの試合中継も見ているし、毎朝出勤前にはメージャーの野球中継も見るという野球ファンです。なので実はこの映画ちょっと期待してたんですが・・。ホンモノの野球選手を使ってるところや、甲子園の雰囲気、対戦相手のユニフォームなど、プロ野球が好きなことは見てとれて好感持てますが、いかんせんストーリー、脚本、一茂ともにお粗末すぎる。もうすこし関西らしいテンポをベースに、落とすところは劇的に落とすという作りにした方がよかった気がしました。それにしてもバース。太りすぎ・・。3点(2003-08-26 12:58:18)
3. ミスター・ベースボール
TVでやっていたから見ましたけど、くだらなかったー。しかし、いかにもアメリカ人が考えている日本って感じが、かえっておかしかったです。この類の映画で一番辛いところは、どう見ても俳優が野球選手に見えないし、試合も全然野球やってるように見えないところですね。へなちょこ過ぎます。あと、日本人の英語を延々聞かされるのは苦痛でした。ただ、昔の球場や中日の応援歌は懐かしかったなー。2点(2002-04-22 12:10:26)
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