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プロフィール |
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617 |
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自己紹介 |
監督はスタンリー・キューブリック 俳優はジャック・ニコルソン 原作はスティーブン・キングが好きです。 要はシャイニングがドンズバなんです。
ホラーが一番好きだと思っていたんですが、自分の評価を見直すとどうも感動系が好きらしい。
9点以上は余程面白くないと付けません。 |
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1. 耳をすませば(1995)
《ネタバレ》 おはよう・またね・バイバイ・さよなら・おやすみ・・・日常的な挨拶が、妙に心地良く聞こえてくる映画でした。将来への不安や、周りと比較した時の劣等感など、今考えると、中学生くらいの時から影のように常に後ろにつきまとってくるんですよね。それまではただひたすらに楽しんで無邪気に暮してたのにね。聖司がバイオリンを弾き、雫が歌い、そこに3人のおじいさんが加わって音楽を楽しむシーンには、そういった不安や劣等感、また性差や年齢差も無く、ただただ楽しそうでいて、とても好きなシーンです。自分自身を確認し、成長していくピュアな雫を見てると、感動してしまい泣けてくるんですが、でも鑑賞後はスッキリしてて何だか勇気づけられたような感じでした。[DVD(邦画)] 10点(2009-12-01 19:54:09)
2. 未来予想図 ~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~
《ネタバレ》 以心伝心ということわざがあるけど、私はこのことわざが嫌いです。
自分が考えてる気持ちは、何らかの形に変換して相手に表現しないと伝わらないと思っています。
自分がどう思ってるかなんて、正直自分でさえもちゃんと把握するのが難しいのに、それを相手の力量に委ねるのは他力本願の極み。誤解の素です。日常でも、「ここ笑うところだからさぁ~」って言って笑えよって催促する人、あれも大嫌い。感情くらい自分の好きにさせてよっていう。そこが日本人は「個性が無い、YESマンばかりだ」とか言われる原因でしょう。慶太の夢実現を思って自爆テロ発言をする、さやか。客観的には(映画的には)かっこいい粋な計らいだけど、現実ではそれやっちゃダメです。かっこよくも何とも無いです。でもその後もお互いを想う気持ちの強さ、ここはとても素敵。ロマンチック。
慶太はスペインの街並みが良く似合ってました。でも頼りなさげに見えるのは、見た目の問題?それとも演技力の問題?でしょうか。松下奈緒はキャラにバッチリはまっていました。ベタな展開だったけど、逆に見ててホッと安心しました。いいじゃんベタでも。ベタで何が悪い。
泣けるシーン多数、基本前向き。自爆テロさえ真似しなければ、無害な映画です。[DVD(邦画)] 7点(2008-04-27 23:44:30)《改行有》
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