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1. ミンボーの女
《ネタバレ》 暴力団のゆすりの手口の数々とそれにどう対処すべきかを娯楽性豊かに描いた痛快作。キャスティングが絶妙で、とりわけ支配人を駆けゴルフに誘いスキャンダルの罠を仕掛ける伊東四郎が印象的。監督の伊丹十三が襲撃されるほど暴力団を本気で怒らせたヤバくてためにもなる作品。伊丹十三監督作の中でも最も好き。[地上波(邦画)] 8点(2010-09-18 16:41:29)
2. 乱れ雲
《ネタバレ》 舞台を青森へ移してから、どうも女将を演じる女優が知っている人のはずだけど誰だったか想い出せなかった。そうか森光子!この人を映画で見るのはたぶん初めて。どじょうすくいの芸をしたりして、このころからこういうキャラだったんですね。加山雄三が本音をぶつけてから、司葉子のわだかまりが氷解していく心境の変化のとらえ方は、さすが成瀬巳喜男の手腕だと思います。ラストは予想したほどは乱れませんでした。[DVD(邦画)] 6点(2010-08-05 22:43:21)
3. 乱れる
ストーリーはただのメロドラマなのに、この作品にはとても惹きつけられる何かがある。それが何なのかは自分でもよくわからない。強いて言えば、幸司の一途な気持ちと、礼子の揺れ動く女心が痛いほど伝わってくるからなのかもしれません。フランス映画を思わせるようなラストが印象的。[DVD(邦画)] 9点(2010-07-17 11:08:51)
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