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1. ムーンライト・ジェリーフィッシュ
本作最大のネックは藤原竜也の演技が固すぎる上に、全くヤクザに見えないこと。それでも私は、所々で目が潤んでしまった。日の光を浴びることの出来ない弟の為に、共に日陰の道を歩むことを選んだ兄の生き様が切ない。昼の世界を劇中では「世間」と呼んでましたが、太陽が弟を拒んだ様に、世間もまたこの兄弟を受け入れてはくれない。色素性乾皮症を患ってはいなくとも、兄も日の光の下では生きられない体なのです。ややイメージ寄りでセンチメンタルな演出が鼻につきましたが、ニューウェーヴなヤクザ映画としては、渋谷系の「凶気の桜」よりもずっと良いと思います(因みにこちらは椎名林檎姫と同じ新宿系)。それにしても、色素性乾皮症が「題材として」新たな難病のトレンドになってるんでしょうか…、6点献上。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-06-09 00:00:47)
2. MOON CHILD
Gacktはまだ許せる。三輪明宏を思わせるルックスに、演技も上手くないけど下手じゃない。流行を取り入れたカオティックなアジアン・テイストの世界観も、まぁ良しとしよう。でも、HYDEは許せん。(もちろん甘いマスクだと思いますけど)中途半端なルックスの上、台詞回しが坂口拓より下手(この人に引っ張られて、トヨエツまでが投げやりな演技になってるし…)。二人の配役を逆にすれば、まだマシな映画になったと思う。こーゆー映画はアイドルをファンにカッコ良く見せること、そして彼らの音楽を聞かせることが目的の筈。これじゃファンも納得できないんじゃないですか、3点献上。3点(2004-10-29 00:36:15)
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