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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ライク・サムワン・イン・ラブ 物語の主要な情報は、登場人物が知っている事のみしか観客にも伝わらない。彼らの抱えている想いは空洞状態でぼくらにもその空洞がどういう形状のものかは知りえない。そのドーナツのように真ん中に穴の開いた今作は、ぼくらを否応無く能動的にさせる。「彼にどんな過去が?」「この先どうなる?」「どうして彼女はこうなった?」「なぜ彼はそれを求める?」「どうして彼女は受け入れられない?」様々な憶測と、登場人物の気持ちを理解しようとする行為そのものが、まさにこの劇中で「真」に描かれようとしている“人が人に歩み寄る姿勢”そのものをメタ的に感じ得てしまっている。つまり、このぼくらの生きる世界と、劇中の世界を隔てているものが無くなる瞬間を捕えようとしている。何が真実で、何が嘘か。わかりはしないが、この作品を観ている時に自ずと歩み寄ろうとしている姿勢だけは、普遍的で日常的なぼくらの真実だ。[映画館(邦画)] 8点(2012-10-16 20:22:18) 2. ラブ★コン この映画を観た後、原作マンガも何冊か読んだのですが、かなり巧い脚本だったことがそこで気付きました。根本的に同じような内容が繰り返されるようなマンガではありますが、要点をしっかりつかみ、何を描き、何をテーマに描こうとしているかがはっきりしていて、とても内容がわかりやすく楽しんで見ることができました。映像的にも、とてもマンガチックではありましたが、それもまた巧く、この映画のらしさを引き立てる要素になっていました。主演の二人の演技もこれと言って突っ込むような点もないですし、多分、原作好きなら問題なく見れる筈です。ただ、一つ言うならば、最後のバスケシーンは最低でした。バスケ経験者としては、あのシーンは悲劇的です。よって7点ですね。あのシーンさえもっと別な何かで描いて頂けたらよかったのですが…残念です。[映画館(邦画)] 7点(2006-10-27 00:12:32)(良:1票) 3. Laundry ランドリー ここの評価ほどつまらない映画だとは思いません。むしろとても良い映画だと思います。不器用で、まさに半人前の男女が二人揃うことで、一人一人が一人前になれる。「人という字は、人と人が支えあって“人”になる」とテレビで髪の長い誰かが言っていたけど、この映画はまさにそんな感じです。人の温もりを感じます。結末ありきの過程と感じる人がいるようですが、それもまた個人差があるようです。僕はそんなふうにはまったく感じませんでした。むしろ結末よりも過程の方がよっぽど優れていると思います。脆く傷付きやすい人間の姿がとても共感でき、ガスタンクのように感動も膨らんでいきました。[DVD(字幕)] 7点(2005-11-22 18:19:37) 4. 羅生門(1950) 観終えた今の気持ちが、なんだかとてもずっしり重い・・・ 自分を正統化させようと嘘をつくのは、なんとなく理解できる。 でも、ここまで登場してくる人達の性格がドロドロしていると・・・ キツイ・・・人の本性というのはこういうものなのかな・・・!? ん~文学はむずかしい・・・ 7点(2004-05-22 20:03:13)《改行有》 5. ラスト サムライ 作りたくてもお金がない日本映画には到底描く事が出来ないこの迫力。正直驚きました。9点(2004-05-17 19:47:41) 6. Love Letter(1995) ほのぼのとした良い映画でした。日本映画はこういう作品を たくさん作って欲しい。7点(2004-04-25 22:01:35)《改行有》 7. ラヴァーズ・キス ん~ふつうだねぇ~。パッケージからしてふつうだったからなぁ~・・・ 平山さんに誘惑されてしまったって感じの作品。6点(2004-04-25 16:48:41)《改行有》
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