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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. リアル 完全なる首長竜の日 要するにRPG、現実と虚構の交錯は黒沢清の長年のテーマ。どこまでうまくいっているかは微妙だとしても、一貫した作家性を感じる。明らかに作為的。[映画館(邦画)] 6点(2013-06-10 23:07:29) 2. リミッツ・オブ・コントロール 何も語らずただ点数を献上するのみ。そんな映画です。[DVD(字幕)] 8点(2011-09-02 01:06:52) 3. リリイ・シュシュのすべて 《ネタバレ》 二回鑑賞しました。新しいことにチャレンジする精神は褒め称えたいですが、それが成功しているかというと、非常に難しい。ネットの世界にリアルを見つけており、現実をリアルに近づけようとしている。果たしてそんな皮相的な観点でこの映画を評価してよいのか、非常に迷います。もしそのような短絡的視点であれば観るに値しません。しかし、冒頭でエーテルを持つのはリリイに限らないことが示唆されており、あくまで相対的な存在なのかもしれないと思いました。そしてラスト近く、蓮見のナイフはりんごに刺さっています。そして星のが倒れたときにもりんごが転がるのが見えます。青りんごが二つ? 非常に不思議です。りんごに刺さったナイフは、実は星野を刺していないという暗示でしょうか。でも血はしっかりついていました。りんごから流れ出た血、すなわち心の痛みという暗示なのかもしれません。星野という存在、青猫という存在が誰にとっても普遍的な心の痛みの根源であり、それをナイフで刺す、すなわち対決することによって人生を見つめていく、というような解釈に至りました。しかしまだまだ理解または解釈できる部分が多いような気がするので、保留の意味をこめて6点。[DVD(邦画)] 6点(2011-03-20 01:20:45) 4. リアリズムの宿 「間」がとにかく命。気まずさというものをかなり感じるんだけど、その中にほっと和む場面があったり、くすりと笑えるシーンがあったり、粋な映画です。 山下監督の自主製作である前二作品を観てからこれを観ると、作品の描く「範囲」というものが格段に広がったことを感じますし、それがリンダリンダリンダから始まる新たな山下ワールドへとつながっていくことになるんだなぁと感心しました。 外国人にこの間はわかるのかな?[映画館(邦画)] 6点(2009-06-02 00:19:44)《改行有》
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