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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 冷静と情熱のあいだ 過去の恋愛について、それがあたかも「運命の恋」だったと、いつまでもいつまでもウジウジ引きずってる主人公は全く好みじゃない(押し付けがましい篠原涼子もNG。ケリー・チャンは潔くて良い)。そういう個人的ハンデもあって、そんなには楽しめませんでしたが、それほど悪くもありません。イタリア・ロケや様々なセット等の背景描写については、近年の邦画の中では一番力が入ってたと思います。問題はやっぱり脚本と演出。特に、BGM的なエンヤの音楽はそれこそBGMにはぴったりでしたけど、契約したからには使わにゃ勿体ないとばかりに序盤からガンガンかけ過ぎ(こういうのは「ここぞ!」という所で使用してこそ活きてくる)。ほんのちょっと構成や演出を変えるだけで、もっとずっと良い映画になった筈です、5点献上。[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-10-26 00:02:58)(良:1票) 2. レイクサイド マーダーケース 青山真治らしい定点的カメラと、メジャー映画らしいクレーンの多用。らしくない比較的多めの台詞と、らしい不気味なアイコンとしての子供達。何を思って彼を起用したのか判りませんが、監督自身もまとめるのに苦慮した様子が伺え、演出的には中途半端な印象。それでも、出来る限り「一般向け」に仕上げようとした努力は買います。この内容でいつも通りの演出だったら、総スカン間違いなしだったでしょう。話的にはミステリーと言うより社会派作品としての意味合いが強い。それも、単に「お受験」を批判したものではなく、「親の本音」が語られてるのが興味深い。本作の親達は「どんなに努力しても子供を理解できない」と嘆く。「理解できない生き物を育てなければならない」ことこそ、本当の意味でのホラーです、6点献上。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-08-21 00:03:10) 3. 恋愛寫眞 Collage of our Life 凝った映像のミステリアス・ラヴ・ストーリーとして、極普通に物語を進めれば良いものを、巷の女共の広末涼子に対する怨念を一人で背負ったかの様な小池栄子を登場させて、終盤で全てをブチ壊してしまったって感じ。正に破壊的映画? それ以前に、最初から本作には、もっと素っ頓狂な「下妻物語」の1/100程の現実感もありませんでしたけどね。それにしてもヒロスエは良い! 圧倒的な存在感。松田龍平と二人で並ぶと、龍平君がその辺にいる唯の素人にしか見えなくて哀れにさえ思えてくる。今後、ジャン・レノ以外で彼女の相手役を探すのは一苦労ですね、4点献上。[DVD(字幕)] 4点(2005-06-05 00:09:20) 4. RED SHADOW 赤影 麻生久美子と奥菜恵は顔の作りから頭のでかさまでそっくり。それから…‥・って、これ以上レヴューする言葉も浮かばないので最後に一言、学芸会かっ、これはっっ!!!(本当に久しぶりに観た東映映画がこれかよ。こうなったら「修羅雪姫」でも観て口直しするか…) 甚八兄ィと篠原涼子ちゃんに1点づつ、2点献上。2点(2002-01-18 19:34:00) 5. レリック ピーター・ハイアムズ以前に、脚本がむちゃくちゃ。こういうお仕事を引き受けちゃいかんよ、ハイアムズ。ただのB級モンスター映画です。仕方ないので3点献上。3点(2001-08-02 10:11:21)
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