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コメント数 258
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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

1.  ツィゴイネルワイゼン 言葉による一切の解説を拒むかのような映画。どんな映画かと人に問われたら説明する自信はない。悪い夢を見ていたような144分だった。10点(2004-12-23 17:53:30)

2.  春の日は過ぎゆく 《ネタバレ》 この映画はずるい女の逃避が主題だと思う。心の深い部分でつながっていた(多分)、夫と離婚し、それでも平気だと思って次の恋愛へ。軽い気持ちで「一緒のお墓に入れたらいいね」などと甘えたりしてみたものの、いざ現実に結婚の気配がすると過去の失敗という恐れが顔を出す。結果、表面的なスカした男との浅い楽しい付き合いに逃げる。別れ話を切り出した時「僕を愛してる?」と男に聞かれて「愛してない」とはっきり言えない。言えるわけがない。終盤、腕を払って花を返すシーンは、男が成長したのではなくやせ我慢で拒絶した感じで、そこがまたいい。多分あの女性は人生において幸せになることを放棄してしまったのだろう。ラストの、男の幸せそうな顔に救われる。10点(2004-05-23 01:12:18)

3.  ドグラ・マグラ(1988) 《ネタバレ》 原作は数年前に必死で読み終えたきり触ってもないですが、異常で危険な雰囲気はとても良く出ていたと思う。特に正常と気違いの境界線は考えてみれば曖昧なものだ、という演説はほぼ作品の肝と言ってもいい。原作が狂人の書いた小説を軸にしているとしたら、映画は狂人の見た夢という感じ。軸は決して外してない。よくここまで映画化したものだ。終わり方が予想外に綺麗だった。9点(2004-06-05 00:15:29)(良:1票)

4.  裸のランチ 幻覚を見るジャンキーの映画、ではなくジャンキーが脳内で作った世界を映画化したものだと思う。何でもあり。他人から見れば不条理でも、本人の脳内では一応のルールがありそれにしたがって世界が動いている。それをそのまま肯定した感じ。楽しんでのめりこめた。9点(2004-05-29 01:16:24)

5.  晩春 《ネタバレ》 いい年して嫁に行かないのも困るが、いざ行くとなると寂しい、複雑な親父心。その父親の寂しさを、最後の最後までとっておいてラストでドカン。泣いてしまったじゃないか。9点(2004-05-23 01:55:46)

6.  戦場のメリークリスマス たけしと坂本龍一のセリフが聞き取りにくくて弱った。アメリカの戦争映画にありがちな、何か違う日本軍像を日本の監督がやってるとこが面白い。暴力シーンでカメラがさっぱり動かないのも好き。話全体で見れば特に大きな出来事もない地味な話だけど、厳しい戦時中に兵士たちが見た一時の夢、という感じで見ればとても良い話だ。ラストはなぜか涙があふれてしまった。9点(2004-05-13 01:22:34)

7.  用心棒 駆け引きが満載の屋外密室劇という感じ。とにかく面白かった。人がここ一番でとる行動の理由は、やはり損得抜きの情なのだな、と。優しくて不器用な三十郎に男を見た。9点(2004-05-13 00:43:45)

8.  ナイト・オン・ザ・プラネット 普段あまりタクシーには乗らないのでわからないけど、客と運転手ってあんなに話すものなのだろうか。それはともかく、ニューヨーク、パリ、ヘルシンキのエピソードがとても良い。ウィノナ・ライダーだけが何か無理してるように見えたのと、地球儀がショボいのが残念。9点(2004-04-07 16:55:20)

9.  クライング・ゲーム 細やかな人情あふれる傑作。セリフも特に哲学的な話はしていないのに、妙に深い。多分、情に訴える部分が多いからだろう。例の秘密は確かに驚いたものの、秘密ってこれだけ?というあっけなさも。オープニングとエンデイングの歌の対比も面白いし、つま先まで目を配った演出が素晴らしい。9点(2004-03-29 01:50:12)

10.  生きる 人の苦しみや絶望は、他者と関わることで癒されることもあるけれども完璧ではない。やはり経験している本人にしか分からない部分が必ずあり、またその部分が一番苦しいところである。それを癒すには、究極の自己満足が必要。社会的にどう評価されようと、何と思われようと自分のために必死になる。後半から終盤にかけては、身内も含めた他人の理解の限界を示している。シビアな現実をこれでもかと示している。そして、そんな闇のような世の中で孤独にさいなまれても、必死に生きていかなくてはならない。「生きる」とはそういうものだという厳しい決意を受け取った。9点(2004-03-14 02:00:07)

11.  仁義なき戦い 極道の人間関係に、社会そのものがある。一般社会との違いは制裁方法だけ。子供のようにカッとなる男たちに比べて、登場時間の短い女たちにむしろ男気を感じた。ソリッドな文太さん、懐の深い梅宮アニキ、ギラギラした松方親分が光りまくっている。9点(2004-03-14 01:33:59)

12.  どですかでん これほど男の悪い面を厳しく描いた作品は初めて見た。登場する男たちは、その脆弱な精神から妄想や酒に逃げている。原因は何の根拠も無い虚しいプライド。そんなろくでもない男たちに、それでも愛されたいと願い従う子供たちが哀れで仕方ない。他にも同じ酒飲みやうだつのあがらない亭主たちも何人か出てくるけれど、働いている点でろくでなしとは一線を画していて、実際家庭内の雰囲気も決して悪くはない。人を不幸にするのはプライドが高く理屈ばかりこねるくせに何もしない男。そのくせ現実に直面するとガクガクと震えて逃げ出す男。高すぎるプライドは人を妄想へ逃げ込ませ、行動は狂人のそれと類似してくる。しかし決定的に違うのは無垢な精神か否か。冒頭とラストで幸福そうに一日の仕事を終える無垢な狂人でんしゃばかが輝いている。9点(2004-03-08 17:35:14)(笑:1票) (良:2票)

13.  椿三十郎(1962) 殺陣が意外と少なくて驚いた。その分頭脳的な駆け引きが話の中心になっていて、じっくりと楽しめる。三船敏郎は立ってるだけで絵になる稀有な役者さんですね。9点(2004-03-03 18:05:41)

14.  ジョゼと虎と魚たち(2003) 《ネタバレ》 既存の恋愛モノを想定して行ったので、裏切られた感じで嬉しい映画。ほぼ満点だったのですが、最後の妻夫木の涙。あれは必要か?あれだけが惜しい。あんなことしたら、精神的に女性上位で終わるのが鉄則の既存の恋愛モノと一緒じゃないですか。非常に惜しい。恋愛映画のターゲットが女性だからなのか、脚本家の女としてのプライドか。どうせなら女性特有のプライドとかいうものまで否定して欲しかった。それでマイナス1点。それ以外は最高です。9点(2004-01-22 00:56:37)

15.  機動警察パトレイバー2 the Movie やはり第一作と同じく、頭が切れすぎる人間の神の視点からの犯罪。特にパトレイバーである必要は無い。目の前にある欺瞞を見抜き、本質を見据え、すべてを飲み込んだ上で自分の仕事をがんばる、という大人の考えが痛いほど伝わった。厳しい。8点(2004-05-29 01:31:56)

16.  機動警察パトレイバー 頭が良すぎて神の視点に立ってしまった男の孤独な犯罪。後藤隊長という捜査する側に意外な理解者が現れ、帆場は幸せだったろう。かなり手の込んだストーリーで完成度は高いが、キャラ設定のために登場人物の内面を固定せざるを得ないアニメ独特のやり方が、映画としては深みが無いという弱点と限界を露呈している。8点(2004-05-29 01:25:06)

17.  キル・ビル Vol.1(日本版) 監督の趣味はよく分からないのですが、多分現在の自分が好きなこと、やりたい事を全部ぶちこんだのだろうな、ということは分かった。見てるだけで痛くなるような残酷シーン(アニメ含む)は不愉快だったものの、一網打尽の作戦でも練るのかなと思った青葉屋の戦いを全て腕だけで戦い抜いたところに感動した。8点(2004-04-26 01:17:40)

18.  スモーク(1995) 男の繊細な面に焦点を当てた傑作。これと言った大きな事件も起きず、淡々と流れる日常生活。その中で生まれる、男たちの細やかな部分の感情の揺れ。一つ一つのエピソードがいいのはもちろん、作品全体に流れる空気に身をゆだねたい。8点(2004-03-21 23:23:33)

19.  家族ゲーム かなり笑える。松田優作の無表情が良い。笑いに必要な、対象を冷ややかに突き放す視線は十分に感じましたが、温かさは全然無い。現実的なのか悲観的なのか。頭が切れすぎる監督の冷酷さを感じた。8点(2004-03-11 18:35:07)

20.  APPLESEED アップルシード RPGのポリゴンムービーイベントシーンで一本映画作ったような感じで、序盤はかなり不安になった。でも乳は良かった。キャラクターの人柄が定着しないまま話がどんどん進んでしまうので、終盤の展開についていけないところも少々。でも乳は良かった。プライドの高い軍人の考え、未来に絶望した老人の考え、情で動く若者達の考えと、立場の違う三者の分かりあえなさはとても良く伝わった。希望あるハッピー・エンドや泣かせどころも実にすがすがしいストレート勝負で、たまにはひねくれたところのない映画を見るのもいいな、と爽やかな気分になった。それにしてもいい乳だった。7点(2004-05-14 18:09:43)

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