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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
181. ええじゃないか 河野洋平似の人は誰かなと思ったら本人だった。カラフルな着物や日常の雑多な営みは見た目にはエネルギッシュだが、中途半端でまとまりのない2時間半はちょっと退屈だった。[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-11-25 15:46:43) 182. 不毛地帯 唐沢主演連続ドラマは鑑賞済も原作未読で映画は初見。テレビドラマは毎回緊張感があってなかなかよかったが、今作も古いだけあってリアル感は十分。監督のイデオロギーが透けて見えてくるような一部の描写が気にならなくもないが、元陸軍エリート参謀のクールで熱い思いは伝わってくる。[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-11-24 19:58:13) 183. 鍵(1959) 《ネタバレ》 若さを保つために自らを嫉妬に狂うような状況に陥れるのはストレスを生むだけで逆効果でしょ、今ならドーパミンとかオキシトシン効果に走るのか?この作品が当時18禁だったことに驚く。京の街並みや京マチ子のメイク、市電に車にテレビ、文学風?セリフ回し、情交や女性の裸を連想させる機関車の連結や砂丘の映像、随所に印象的なシーンが出てくる。最後に娘の母への殺意は空振りとなり、婆やに婚約者を含む文学的家族はみんな殺されてしまう。しかし警察は夫人の残した日記から心中事件として婆やの自首に取り合わない。「マダムと泥棒」みたいなブラックコメディのラストは原作にはないようだが、これはこれで面白かった。[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-11-21 00:07:18)(良:1票) 184. 野火(1959) 現地人との会話(タガログ語?)シーンに字幕がほしい。肺病の主人公がタフ過ぎるが、痩せ細った体に伸び放題の爪や髭、負け戦の無気力感と究極の飢餓感が生々しい。サルの肉と偽りながら生き延びる。強烈な生存本能が平時の非常識を極限状態の常識とまでは言わないが選択肢の一つにしてしまう。実体験がないとなかなか理解し難いが。[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-11-19 23:01:12) 185. 闇の狩人 やたらとオッパイが出てくる。嫌いじゃないけど、そうそうたる顔ぶれが、男も女も次から次へと死んでいくグダグダの物語は退屈極まりない。原作とかけ離れているようだが、ストーリー軽視の映像映画か。[CS・衛星(邦画)] 3点(2015-11-17 15:03:53) 186. 夜叉 《ネタバレ》 一周忌を偲んでを立て続けに鑑賞した5本の中では比較的感情移入できた作品。足を洗って15年の現役漁師がいい女に懇願されて、自分の家族を顧みずにいい女のヒモを取り返しに行く。単身で乗り込んだのに夜叉は無傷で帰ってくる、さすがは高倉健。田中裕子、いしだあゆみ、ビートたけし、みんないい演技だった。[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-11-13 23:24:26) 187. 野性の証明 冒頭のハングライダーによるテロ集団殲滅シーンから違和感バリバリだったが、その後のオープニングクレジットの製作者の名前で納得。そのあとも違和感どころか見事なまでのリアリティ無視の中身に角川映画の凄さを実感。軽視程度にしてくれると少しは気持ちも入ったかも。それにしても健さんはピンからキリまでいろんな作品に出ていたんだね。[CS・衛星(邦画)] 2点(2015-11-12 23:40:33) 188. 海峡 時々目にする一部の子供向けドラマのような粗雑なシナリオに取ってつけたような演出。主人公は最後までエンジニアというより渡世人のようだった。健さんをはじめ豪華なキャスト陣や実際に施工に携わった人たちが可哀相。[CS・衛星(邦画)] 3点(2015-11-11 21:08:49) 189. 駅 STATION どうにもまわりくどい。倉本氏脚本の映画は自分には合わないようだ。[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-11-08 20:59:14) 190. 馬鹿が戦車(タンク)でやって来る バカバカしさの中にも人間の本性が見えてくる。製作後半世紀が過ぎているが、物質的には豊かになっても心は少しも変っていないかも。[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-11-08 20:57:42) 191. ザ・ヤクザ(1974) 高倉健とロバート・ミッチャム以外は存在感が希薄で寂しい。日本人の描写にぎこちなさを感じるのはやむを得ないとしても、アメリカ人が「義理」を理解できないというのはどうなんだろう?欧米の映画でもそれに似た感情表現や行為を見かけるが。最後に自責の念から主役二人が自ら指を詰めるが、その行為を賛美しているかのような感性にも違和感を覚えてしまう。[CS・衛星(吹替)] 5点(2015-11-07 23:46:07) 192. 男はつらいよ ぼくの伯父さん 渥美清の体調の問題からということらしいが、シリーズも後半になると寅さんの出番も減ってきてちょっと寂しい。42作目ということで、中身の安定感と継続の凄さを実感。[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-10-31 20:53:42) 193. 若親分 《ネタバレ》 この若親分、殺された父親の跡を継いだ時から貫禄あり過ぎ。あっという間に片腕を切り落としてしまう父の仇と勘違いされた親分との一騎打ちはキマリ過ぎ。後で本当の仇と分かる悪玉親分との最初の勝負はカブにクッピンで博打強過ぎと思っていたらイカサマ上手過ぎだった。さらに若い先生と芸者のカップルを悪玉親分の魔の手から救おうと女の頭を丸めて収めてしまうが悪玉一家は舐められ過ぎ。決着付けるために若親分一人で悪玉一家をやっつけてしまうがハラハラドキドキ感なさ過ぎ。片付いてから味方の応援が駆けつけるがタイミング良過ぎ。最後にお上の裁きを受けに行く姿は遵法精神強過ぎ。爽快感十分だが面白過ぎるということはなかった。[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-10-20 22:57:48) 194. 恍惚の人 徘徊や汚物の悲惨さは伝わってくる。モノクロなのは緩和させるためか?献身的な嫁に口先だけの息子、いなくはないだろうが誇張し過ぎで嘘っぽい。今ならとっくに破綻している。介護問題が身近な人ほどボケ方や対処方法の描写に違和感を抱くだろうが、認知症がまだそれほど認知されていない時代の作品であることを考えると納得。[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-10-20 22:56:18) 195. 沈まぬ太陽 山場がいくつもある連続ドラマを見ているようで一気に見るとダラダラ感がしんどい。正義と悪に無理矢理色分けするようなあの手この手の演出や策略が薄っぺらい。社員の恵まれた待遇も一因といわれるナショナル・フラッグ・キャリアのJAL倒産が映画公開後すぐだったのも皮肉っぽい。[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-10-17 23:34:30) 196. のぼうの城 犬童監督には期待してなかったけど、2万の軍勢に対して5百とも3千ともいわれる小兵力で戦い最後まで城が落ちなかった史実にまずは興味がそそられる。コメディ調の今風過剰演技に戸惑うがVFX映像はまずまずだし脚色されたストーリーも慣れてくるとそれなりに面白い。勝者が歴史を書きかえてしまうのが世の常だがこの戦の細かい記録が残っていないのが残念。[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-10-17 23:32:56) 197. 許されざる者(2013) 主人公をはじめ登場人物の行動原理がまったく伝わってこない。熱演しているキャスト陣の表情、セリフ、仕草から残虐シーンまでが嘘っぽく映る。[CS・衛星(邦画)] 3点(2015-10-16 23:29:51) 198. 金環蝕(1975) 登場人物が腹黒男と空っぽ女に簡素化されてしまっているので実話ベースなのにちっとも生々しくない。[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-10-14 23:28:49) 199. 図書館戦争 アクションはよかったけど・・・真実を知ることや表現の自由が制限されるのは大きなストレスだけど寓話のような正義と悪の戦争ごっこで表現されてもねぇ・・・[地上波(邦画)] 5点(2015-10-10 22:23:00) 200. フィッシュストーリー 一見バラバラ風のいくつものエピソードが一つの物語に繋がっていく表現スタイルをよく見かけるが、なるほどと思えるストーリーはなかなか面白い。最後の種明かしを知らないのでミステリアスな展開も結構楽しめる。よく出来たお伽話だが、時空を超えた繋がりで地球を救う割にはタイトルにもなっているフィッシュストーリーとの関わりがイマイチでちょっと物足りない。[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-10-09 18:30:04)
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