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プロフィール
コメント数 497
性別 女性
ホームページ http://kuroneco.livedoor.biz/
年齢 59歳

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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21.  薄桜記 高田馬場の決闘に偶然出くわした事から狂ってゆく、丹下典膳(雷蔵)とその妻千春の運命を描いた忠臣蔵外伝。内容は(特に前半)かなりのメロドラマ調なので見ていて赤面してしまいます。老け顔の千春のカマトトぶりはヤリ過ぎ?出張中の典膳を思いながら雛人形に話しかけてるシーンなどちょっとヤバイ位です。ただ雪の中での壮絶且つ美しいラストシーンは見応えあります。ハツラツ勝新とどんより雷蔵の対比もイイッスね。【ボビー】様先に書いちゃってスミマセン。【紅蓮天国】様また二人部屋ですね、フフフ。おや、そんなに照れずとも・・誰も見てませんて。1/12追記:しまった、見つかったか。ヤボねぇ、ぐるぐるの旦那ァ~(笑)6点(2005-01-12 11:22:38)

22.  椿三十郎(1962) 痛快コメディ時代劇として見ました。映画全体の流れるような静と動の表現が素晴らしかったです。有名な対決シーン。にらみ合う二人に見ている方も思わず息を止めてしまいます。ムッ・・・・・・。あのタイミング!血しぶき噴射担当者は「その時が来たらGOだ」との指示しか受けていなかったそうですが、バッチリ合ってます。「気が満ちる」ってそう言う事なんでしょうね。室戸半兵衛の最期に自分の行く末を見ながらも、生き方を変えることはできない。去って行く三十郎の後ろ姿が切ないです。9点(2005-01-05 11:57:21)(良:1票)

23.  新・平家物語 溝口作品は「雨月物語」しか見た事がないので、STING大好き様の後にレビューするのは気が引けますね(笑)。現在上映中の「市川雷蔵祭」で本作を見ましたが、どこか荒涼としていて人間もちょっと獣じみているその世界は迫力ありました。また、俯瞰から撮った群衆の映像などは襖絵のようなスペクタクルがあって、昨今のハリウッド映画なんてチャチだなぁと思わせます。歌舞伎の時代物のような堅さは正直見ていてしんどい部分もありましが、それ故の充実感もあって大人の映画だなぁとしみじみ思いました。最近の幼児化したカルチャーを苦々しく思っている私としては、折角日本映画にはこんな良いお手本があるのだから、もうちょっと大人向けの映画を作ってくれないものか?などと思ったりして。この頃と比べるのは酷だとは思いますが。ところで驚いたのは終演後場内で拍手が沸き起こった事。客層は普段映画館ではあまり見かけない年輩の方が多かったのですが、ホントに雷蔵やこの頃の映画が好きで見に来て、良かったから素直に拍手したんでしょうね。なんだかとても嬉しくなりました。雷蔵ファンでよかった!8点(2004-12-24 14:47:36)(良:4票)

24.  ゴジラ(1954) ↓【パセリセージ】さんがおっしゃるように、この映画怒ってます。戦争を、原爆を、更なる恐怖としての水爆を。そして二度と国土が火の海になり人々が傷つく事など無いようにと言う決意と強さと祈りがあります。この怒りと祈り、忘れちゃなんねぇと思うぞ、小泉さんよ。7点(2004-11-19 16:32:48)

25.  狼よ落日を斬れ 幕末を舞台に時代に翻弄される男達のそれぞれの生き様を描いた作品。さすがにこれだけ長くて色々あると、最期は「よくここまで辿り着いたねぇ」としみじみしましたが、全体としてはあまり楽しめなかったです。個人的趣味で幕末・明治維新関係の話にあまり興味がもてない事もあるのですが、妙に現代的でドタバタしていてうわべだけな感じが好きになれません。それは役者のせいなのか?演出のせいなのか?はたまたどうしても気に入らないので遂に自分で書いてしまった三隅研次の脚本のせいなのか?三隅の映画は色々見て来たけど、セリフにない部分で語れる人だと思ってました。けど、この作品は語りすぎ。残念です。5点(2004-10-14 11:59:30)

26.  青葉城の鬼 伊達藩のお家騒動を描いた時代劇。このお家騒動、実は外様大名の取り潰しを画策する幕府がウラで糸を引いていて、欲と名誉が複雑に絡みさまざまな陰謀が渦巻く話。とにかく美術が美しいんだなぁ。三隅研次のこだわりが感じられます。長谷川一夫はさすがに存在感あるんだけどちょっとオヤジ臭いって言うか、少なくとも入浴シーンは勘弁して欲しかったです。あと、見終わってみればそうでもないのですがちょっとエピソードが整理されてないので、途中で人間関係が混乱してしまいました。全体的には歌舞伎風の大仰さがあって私は結構好きですね。7点(2004-10-08 13:08:09)

27.  暗殺(1964) 映像は良い。あの暗さには惹かれるものがあります。けど、ストーリーがとっちらかっていて一本通るものがないので何か良くわからなかった。集中してみていられないのよ。あと、丹波演じる清川八郎にあまり魅力が感じられないのも残念。基本的に新撰組関連の話ってどうしても好きになれないんだけど。5点(2004-10-06 11:42:34)

28.  丹下左膳餘話 百萬兩の壺 噂通りセンスあるなぁと思いました。人間模様の中心である壺に対する重心の置き方とか、フリがあってオチがある会話の成り立ち方とか面白いです。あとなんと言っても大河内傳次郎がスゴイ!なんて表情豊かなんだ!片目でモノを見る仕草には息が止まるし、立ち回りや刀を抜く仕草にはドキドキワクワクします。ただ、ひとつひとつのシーンは印象的なんですが、全体の流れは少ししんどかったです。正直なところ。例えば小津安二郎の「生れてはみたけれど(1932)」は現代の感覚で見ても素直に面白いし笑えるしホロっとさせるけど、それに比べるとお勉強してるような気分で見てしまった自分もいました。7点(2004-09-08 14:25:47)

29.  眠狂四郎 魔性剣 シリーズ第6作。いつもひと言多い狂四郎のせいで自殺に追いやられた夜鷹。彼女に縁のある大工の孫鶴松を狂四郎が預かるんだけど、この鶴松は実はとある大名の妾腹の子で、この藩の世継ぎ争いに巻き込まれる話。更に狂四郎を兄の仇と狙うおりん(嵯峨三智子)も絡んで例によって色仕掛けで襲われたり、剣客に円月殺法を披露したりって話です。チャンバラシーンがわりと多く見られるのはグーだけど、今回の狂四郎はアホ。考えが浅過ぎる。それに自殺した女が持ってた能面を腰にぶら下げちゃってさ、会う人ごとに「オレのせいで彼女は・・」とか愚痴るなんざぁ男らしくなーい!エロシーンもソフトだしぃ・・って、それはいいんだって。見たくないんだって。そこんとこは本格時代劇っぽくていいんだが。どーもピンとこない作品でしたよ。4点(2004-08-31 15:09:50)(笑:1票)

30.  長靴をはいた猫(1969) 小学生の時学校の体育館で見たんだけど、大好きだ。その後TVで何度も見たし、最近ビデオも手に入れた。今見ると若干色が褪せて見えるんだけど、相変わらず楽しいしクライマックスの魔法がとけるシーンには感動しちゃう。あのシーンが後のカリオストロに繋がるんですかね。8点(2004-08-11 14:18:40)

31.  さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち う~ん、困った困った。どうしたもんかね、この映画は。公開当時はもぉハンパじゃなく好きだった。当時はビデオなんてないワケだから、ノベライズ本読んでサントラ聞いてセル画まで買っちゃって脳内で再生しまくったもんです。けど、何年か前にTVで見たら、つーか、見れたもんじゃなかった。あまりにもくだらなくて。子供の頃学校の体育館で見た「長靴をはいたネコ」なんか、今見ても感動する。他にも例えば「どろろ」とかTVアニメだけど、昔以上に今素晴らしいと思える。そう考えると、今見てこれ程までにダメなのはやっぱりイカンです。あえて思い出には背を向けて冷静な評価で3点。さらば宇宙戦艦ヤマト!もう見ることはないでしょう。3点(2004-08-11 14:04:21)

32.  眠狂四郎 炎情剣 シリーズ第5作。海賊を滅ぼした藤堂藩の江戸家老と、その海賊から没収したお宝を幕府に献上する仕事に携わっていた商人「鳴海屋」の悪巧みに狂四郎が巻き込まれる話し。監督は三隅研次なので映像がスタイリッシュ。狂四郎もガチガチにハードボイルドだし、虚無感垂れ流しで素敵なのよ!チャンバラシーンもいい感じに配置されていて満足です。鳴海屋を演じる西村晃のヌルっとした小悪党ぶりがまたいいんだよな~。相手役には中村玉緒が登場。色と欲の固まりみたいな女を熱演しているんだけど、終始ギンギンに目に力入れてるのがチト疲れますね。なんとなくロミー・シュナイダーを思い出したりして。ラストがまた渋いんだなぁ。ヒドイっちゃヒドイんだけど。なんせこの作品の惹句は「犯すもよし。殺すもよし。」だからねぇ、オイオイどこからもクレームつかなかったか?って感じです。8点(2004-08-06 16:38:57)

33.  眠狂四郎 人肌蜘蛛 シリーズ第11作。突っ込みどころ満載の本シリーズだが、中でもこれが一番突っ込み甲斐がありそのアホらしさがかえって清々しい作品。【鱗歌】様ご指摘通りまさにマカロニ時代劇!(渋いです、鱗歌様。何故あえてこの作品を(笑))エンニオ・モリコーネをBGMに早撃ちガンマンVS円月殺法でもなんら違和感の無い風景。緑摩子のイカレぶりがまたハマるのなんのって、すごーく時代を感じます。印象深いのは毒にやられた狂四郎が「これが俺の見る最後の空の色か」とつぶやいて意識を失うシーン。私が最後に見る空の色はどんなで、その時どんな気持ちになるんだろうか・・。5点(2004-07-22 18:17:19)

34.  眠狂四郎 多情剣 シリーズ第7作。第4作で狂四郎にコテンパにやられた将軍家の娘菊姫が、あの手この手で狂四郎を襲う。相変わらず女性の色仕掛けが満載で、狂四郎が色男ぶりを披露することには変わりないのだが、菊姫が狂四郎に対して抱く屈折してねじ曲がった狂おしい程の愛情の哀れさ。それを化け物とののしる狂四郎の目の奥にもしかし彼女と似通った狂気と屈折と暗さがあるのだ。そして、たまたま助けることになった少女「はる」に対して見せる優しさと憧憬。監督の井上昭が手がけたのはシリーズ中では今作だけだが、個人的にこの「多情剣」は好き嫌いは別として私のイメージするところの眠狂四郎に一番近い気がする。7点(2004-07-21 16:22:24)

35.  陸軍中野学校 これは雷蔵がスパイ養成所である陸軍中野学校にて訓練を受け、やがて実践で大切な人を犠牲にすることによって心を捨てて真のスパイとなる話。おもちゃみたいなスパイ道具とか使っててかなりショボい。おまけにベタすぎるストーリー。雷蔵ファンと言えども失笑を禁じえなかったス。随分昔に見たのでビデオを見直してからレビューしよと今までひっぱったんだけど、見つからないのよ。多分実家にあると思うから再見してもし感想が変わったら書き直します。って言っても別に誰も期待してないか・・。4点(2004-06-18 17:48:03)(笑:1票)

36.  眠狂四郎 女妖剣 シリーズ第4作。今回は頭がおかしくなっちゃった将軍の娘菊姫を中心に阿片、密貿易、切支丹などの思惑と欲望がからむ話。狂四郎の呪われた出生の秘密が明かされ、宿敵となる密貿易商「備前屋」の出現などシリーズの役者が出揃う。今回の目玉はズバリ「裸」。次々襲う刺客とかなぶりものにされる女とか、みんな淫乱なの!藤村志保まで脱いじゃってます。時代劇って言うより土曜ワイド劇場?ホラ、必ず女性のシャワーシーンがある、天知茂がやってた「明智小五郎シリーズ」みたいな感じ。正直言ってい私にゃ面白くないしちょっと呆れちゃうんだけど、これがシリーズ中で一番ヒットしたらしい。なんだかなー。5点(2004-06-18 11:35:19)

37.  怪談(1964) 怪談なんだけど怖いと言うより悲しい話だった。肉体は滅びても尚、あまりに強い情念から地上にとどまり続ける魂は崇高でさえある。この映画を見ていると日本と言う国が作品中に出てくる古い時代の延長上にあることをすんなり感じる事ができる。時代劇であってもハリウッド風の今の日本映画とは全然違う。制作年の65年と言えば私が生まれた年で東京オリンピックの翌年なんだけどこの頃の日本人の感性はまだ日本らしかったのかなぁ、我々は何かとっても大事なモノを経済発展と引き替えに失ったんじゃないかなぁなんて思いながら見た。ところで「耳なし芳一」だけど、耳、お経書いてないのメチャ目立ってるじゃん。誰か気付けよ!と思わず突っ込んだが、良く考えれば「こんなでっかい誤植!どーして印刷しちゃうまで誰も気づかないのさ?」って事があるんだなぁ私の仕事でも。うんうん、分かるよなんて変なとこに同情したりして・・。8点(2004-06-16 14:00:45)

38.  眠狂四郎 円月斬り シリーズ第3作。今回の相手は次期将軍の座を狙って陰謀を巡らす将軍の庶子片桐高之。こいつは刀マニアで、集めた刀でボロ橋の下に住む貧しい人々を試し斬りする悪党。その現場に居合わせたのが、何やらいつもトラブルを探して江戸の町をウロついている(としか思えない)狂四郎と言うワケ。今回私が一番好きなセリフは高之とその取り巻きに狂四郎が呼び出さるシーン。取り巻きが思わず刀に手をかけた時の狂四郎の静かなひとこと「・・・・やるのか」。いや~ん、カッコイイ!(え?どこがって?見りゃわかりますがな)。ラストは炎上する橋の上での立ち回り。ハリウッドの派手な映像と比べればそりゃショボイかもしれないけど、この作り物っぽさが私は好き。別にリアルである必要は無いんだもの。ところでこの映画の惹句がすごい。「女も頂く、命も貰う!愛を知らず、冴えて冷酷、円月殺法!」ときた。レイプ魔狂四郎、あんたも人でなしだよ。この話で一番カッコイイのは狂四郎がレイプした片桐の婚約者小波じゃん。覚悟を決めた女ほど恐ろしいものはないのだ。7点(2004-05-24 13:55:51)(良:1票)

39.  たそがれ清兵衛 藤沢周平の作品は読んでいると風景が目に浮かぶ。ストーリーも面白いので読み出すと一気に読んでしまう。けど、例えば池波作品のように「そー来たか!」みたいなガツーン!とブン殴られるような衝撃ってあまり無いように感じる。あくまでも緩やかに、日常から遠く離れることなく、「生活」と言う「のろくさい」部分を常に意識し続けることから独特の作風が生まれるのかも。それを映画と言う短い時間で表現するのは難しい。「生活」を描けば地味で退屈になってしまうし、さりとてそれを端折ってしまえば藤沢作品のもつ味を損なってしまう。この映画はそこんとこギリギリ上手く表現出来ていると思うけど、ちょっとまとまりすぎてて「まんまやないけ」と言うもの足りなさも無きにしもあらず。活字を映像にする時、何かひと工夫が欲しい。それが何かは私には分からないけど。それにしても真田広之は女心をくすぐる。私が世話したいゾ!6点(2004-05-18 12:20:11)(良:2票)

40.  大殺陣 雄呂血 阪妻版を残念ながら見ていないですけど、雷蔵ファンでサイレントのチャンバラ映画を殆ど見たことない私は、最初雷蔵の初期作品なのかと思いました。彼の顔付きもちょっと違うしチャンバラシーンが昔っぽかったので。版妻版がどんな感じだったか想像つくような気がします。いやそれにしてもクライマックスの千人斬り?(1万人斬り?)は見応えありますねぇ。食べても食べてももやしが減らない味噌ラーメンみたいでしたよ。雷蔵ってこういう影のあるナイーブな男の役が凄く似合うんだけど、一方で「弁天小僧(58)」の爽やかな色男、「影を斬る(63)」の飄々とした色男も違和感無く演じてしまう。実に不思議な俳優です。7点(2004-05-11 11:58:35)(笑:2票)

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